Spiral Garden/アートに出会う都会の公園


2020.09.24

OMOHARAREAL

246沿いに建つメタリックなビル、Spiralの1階に「Spiral Garden」はある。ここを目印に待ち合わせする人が沢山いるのは、表参道駅の目の前という立地に加え、槇文彦氏による印象的な建築、そして街に開かれた明るい雰囲気のせいかも。 「Spiral Garden」は、いわゆるホワイトキューブ(真っ白い展示室)からかけ離れた展示空間だ。カフェを囲むギャラリー、らせん状スロープのあるアトリウム、街に面したガラス張りの大階段、といった表情豊かな空間で構成され、自然光によって作品の印象は刻一刻と変化する。見る側だけでなく、ここで展覧会を企画するアーティストもさぞ愉しいだろう……と想像してしまう。 ギャラリー併設の商業施設は他にもあれど、Spiralはアートを中心に据えた複合文化施設。“生活とアートの融合” をコンセプトに、ショップやサロンなど、様々な切り口で街ゆく人とアートの接点を作り出している。その象徴的な場所である「Spiral Garden」では、現代美術を中心とした良質なコンテンツに基本的に無料で触れることができるのだ。他にも企画内容はダンスパフォーマンス、VR作品まで多岐にわたる。 Gardenの名前が示す通り、その大らかさは公園と似ているかもしれない。何気なくふらっと訪れて、アートの間を散歩し、内面を少し豊かにして明日に繋げる。時にはこの都会の公園で、ゆっくり深呼吸してみては? ※写真は、菅木志雄展「放たれた景空」(主催 : 小山登美夫ギャラリー)(2020年8月19日-27日) Text:Mika Kosugi  

Spiral Garden(スパイラル ガーデン)
place
東京都港区南青山5-6-23 spiral 1F
phone
0334981171
no image

この記事を含むまとめ記事はこちら