JINGUMAE COMICHI全店はしご! ミシュラン獲得店、大衆酒場…北海道から沖縄まで旅気分を味わえる新グルメスポットをレポート


2020.09.11

OMOHARAREAL

  2020年9月11日(金)、原宿駅近くにオープンする「JINGUMAE COMICHI(じんぐうまえこみち)」は、“食”をテーマにした商業施設だ。「はしご」をコンセプトに、外の道をイメージした施設内の通路、5~20坪程度のコンパクトな店内、リーズナブルな価格帯など、施設内を食べ飲み歩きできるようになっている。     館内には、「街の人たちが普段使いできる大人向けのグルメスポット」として全国から選りすぐりの18店舗を集約。オープン前に全貌を紹介するべく2020年8月31日に開催された内覧会へ訪問し全店舗はしごしてきた! どのお店でも店主が食材や料理について熱く語ってくださり、またすぐにでも訪れたい場所となった「JINGUMAE COMICHI」。ミシュラン獲得店の注目店舗、肉、魚、麺などカテゴリー別にご紹介。 =ミシュラン&ビブグルマン獲得店の注目店舗=   1.予約のとれない名店の新業態「Sincere BLUE(シンシアブルー)」     「Sincere BLUE(シンシアブルー)」は、ミシュランガイド東京で一つ星を獲得した北参道のフレンチ「Sincere(シンシア)」の新業態。予約の取れないレストランとしても有名なこの店が提案するのは、サステナブルシーフードを多用したテーブル提供のビュッフェ(¥4,980)。鯛焼きのような見た目の「サステナブルなたい焼き」はスズキのパイ包み。可愛らしい見た目とは裏腹に本格的なフレンチの味を楽しめる。     2.フランスの郷土料理をさらに美味しくアレンジ「La colere(ラ・コレール)」     「La colere(ラ・コレール)」は、ミシュランガイド東京で一つ星を獲得した外苑前のフレンチ「L'orgueil(オルグイユ)」の新業態。ここでは「タルト・フランベ」(¥900)というフランスのアルザス地方で100年以上食べられている郷土料理にアレンジを加え提供する。しっかり焼いたパリパリの生地に、フランスから輸入したフロマージュ、薄くスライスした玉ねぎとベーコンをのせた一品だ。白ワインと一緒に食べたらベストマッチ間違いなし!   3.ビブグルマン獲得店の姉妹店「小籠包マニア」     「小籠包マニア」は、ミシュランガイド東京ビブグルマン「ギョウザマニア」の新業態。オーダーが入ってから皮を伸ばし小籠包を作り、それぞれの卓上に埋め込まれたセイロで蒸すため、出来たてをいただける。中国古伝の自家製天然酵母である貴重な「老面(ラオミェン)」を使用した薄皮、7時間鶏を煮込んだスープなど手間をかけた小籠包は必食。 =美容にもGOOD!ヘルシー店舗= 4.伝統的な日本茶を手軽に飲める「USAGIYA」     昭和20年創業の北海道にある「吉川園」を起源とした専門性をベースにしたお茶専門店。伝統的な日本茶からミントや柚子など新ジャンルの日本茶まで15種類も展開。このお店の特徴は、ボトルにティーバッグを淹れて飲む新しい日本茶のスタイル。また30日間何度でも楽しめる1,500円のサブスクも。手軽にお茶を毎日取り入れられるから、街の人にも重宝されそうだ。     5.有機野菜と石垣牛の素材の美味しさに驚く「FROM FARM」     「FROM FARM」は、「ALL NATURAL from FARM」をテーマにした有機野菜と石垣牛のお店。野菜は、食品安全、労働環境、環境保全に配慮した農家に与えられる「GLOBAL G.A.P 認証」を保持した会津の農家が生産する有機野菜が中心。グリルでじっくり焼いた石垣牛は柔らかく、新鮮な野菜は驚くほど甘い! 素材の美味しさを存分に味わおう。     6.アパレルメーカーが手掛ける初の飲食店「ikuru」     「ikuru」は、アパレルメーカーであるダディアンドサン初の飲食店。旬な食材を使った焼売などの蒸し料理やおばんざいが自慢。“女性も集まりやすい立ち飲み屋”という隠れテーマがあるそうで、赤ずきんちゃんが狼を倒しているイラストがプリントされたコップなど遊び心も詰まったグッズも販売している。 7.美容&健康がコンセプト!「美食中華 蓮花」     「美食中華 蓮花」は、「健康・美容」をコンセプトに、国産食材をメインに使用し、健康に気を使った“油少なめ”の調理法で老若男女誰でも食べやすい中華料理を提供。四川を代表する痺れる辛さが特徴の中国花山椒が効いた「伊勢海老入り陳麻婆豆腐」(¥1,980)は、人気メニューの一つ。 =ビーフ、ポーク、チキンお好きな肉を!肉自慢店= 8.幻のカレーパンやA5和牛が堪能できるトラットリア「MOTOMU’S BY KAPPA」     1日に約2,000本を完売し「幻のカレーパン」として人気沸騰中の「もとむのカレーパン」がトラットリアとして東京に初出店。ランチは最高級国産黒毛和牛がふんだんに入ったパスタやスープカレーを提供し、幻のカレーパンも数量限定で購入可能。ディナーはA5ランク黒毛和牛を使ったグリルなどワインに合う上質なイタリア料理をいただける。 9.黒豚×温泉水を使用した鹿児島の人気店「黒豚地鶏ダイニング SATSUMA」     鹿児島の観光スポット「かごっまふるさと屋台村」で一番人気の「SATSUMA」が東京進出。鹿児島の食材である黒豚と焼酎を中心に、昼はとんかつ、夜は温泉水しゃぶしゃぶを提供。鹿児島育ちの店主は、温泉を生活水として育ったこともあり、温泉水を使用した料理にこだわっている。甘みのある黒豚を自家製の温泉水ドレッシングにつけて食べれば本場の味を体験できる。 10.本場九州グルメを堪能「博多やまや 餃子と焼き鳥」     博多の明太子メーカーやまやが、博多の名物料理である一口餃子、とり皮、焼き鳥をメインに提供。九州では豚や牛でも“焼き鳥”として並ぶため豚バラ焼きなども用意。ランチには高菜や明太子がお変わり自由な唐揚げ定食などを楽しめる。九州グルメ好きにはたまらないお店だ。 =北海道から鹿児島まで!魚が自慢のお店=   11.鹿児島の新鮮な魚を500円で!「パーラー じゃりンこ」     「新鮮・安い」がモットーの鹿児島の魚料理屋「パーラー じゃりンこ」。自社の漁船で釣った魚など鹿児島の素材を豊富に取り揃えている。写真の「じゃりンこ盛り(鮮魚の盛り合わせ)」はなんと500円! またこのメニューはお客さんの雰囲気に合わせて器を変えて提供するから、行った際にはどんな器が来るのかもお楽しみに。     12.圧倒的鮮度のネタで勝負「立食い寿司 根室花まる」     「立食い寿司 根室花まる」は北海道の人気寿司店。オホーツク海の恵みと「魚の本当の味」を感じられる圧倒的な鮮度が魅力。この日の五貫セットは、根室の赤ほや、紅鮭筋子醤油漬け、二階建て生ほたて、炙りえんがわ焦がし醤油、鮭のめふん軍艦(1,010円)。見た目や味も独創的で目でも舌でも楽しめる。 13.札幌の老舗が原宿に!「魚貝と野菜 札幌さんど。」     「魚貝と野菜 札幌さんど。」は、札幌・ススキノで20年営業している「肉とろばたさんど。」の2号店。昼は道産野菜のランチ弁当、夜は産地直送の魚貝など素材の味を活かした料理を提供。道産小麦「ゆめちから」を使用したメロンパンもテイクアウト可。低温調理した和牛に北海道産のうにといくらをのせた贅沢な一品は、利き酒師がセレクトしたこだわりの道産酒と合わせていただこう。 =はしごの〆にぴったり!麺料理のお店=     14.体に染みる東京のラーメン「Noodle Stand Tokyo」     エシカル&ラーメンがコンセプトの「Noodle Stand Tokyo」。看板メニュー「TOKYO 中華そば」を中心に、動物性食材、化学調味料一切不使用の「世界一おいしいヴィーガンラーメン」など食材や産地の見える化で、安全安心なメニューを提供。たれは千葉県の江戸時代から続く「宮醤油」の天然醸造「たまさ」を軸にブレンドした味わい深いラーメンは必食! 15.このボリュームは幸せすぎる!「ローマ軒」     「おなかいっぱいの幸せ」をコンセプトにした焼きスパゲッティ屋「ローマ軒」。昼は焼きスパゲッティ、夜はカジュアルな多国籍バルに変身するこのお店。2.2㎝のオリジナル極太麺に特製ソースを鉄板で絡めた焼きスパゲティはボリューム満点。各テーブルにサーバーが設置され、ビールを自分で注いで飲むことができる飲み放題は酒飲みにはたまらないシステム。 =大衆酒場&ビアスタンド=   16.創業40年の安くて旨い老舗「大衆酒場 ジャンプ」     代々木上原で40年続く老舗居酒屋「大衆酒場 ジャンプ」。特殊天然飼料と地下天然水・ノンストレス長期飼育で育った鳥取県産の大山鶏を使用した焼き鳥は、ジューシーなだけでなく1本100円〜とリーズナブル。その他、ハムカツ、冷奴、揚げギョーザ、クリームコロッケなどの200円メニューも。この豊富なメニューと価格帯…何時間でも居れそうな予感!     17.泡盛片手に“カリー!”「嘉例酒場 ワンダーキッチン」   「嘉例酒場 ワンダーキッチン」は、地元に愛されてきた沖縄料理専門店。もずくなどが入った沖縄おでんや蜂蜜をつけた紅芋スティックなどをオリジナルメニューを提供。泡盛は100種類以上もあり、ぜひ沖縄の方言の“カリー(乾杯)”と言ってから飲んでほしい。写真の奥では店主がウクレレを弾いていた。もしかしたら、飲みながら沖縄民謡に合わせてカチャーシーを踊ることもできるかも? 18.ビール天国のポートランドから直輸入「BEER CELLAR SAPPORO」     「BEER CELLAR SAPPORO」は、アメリカ・ポートランドから直輸入した高品質のクラフトビールがメインのスタンディングタップルーム。常時8タップあり、気軽に様々なビールを試すことができる。今話題のりんごのお酒「ハードサイダー」も提供中。スモークナッツやエゾシカのスモークジャーキーをおつまみに、好きなビールを見つけてみよう。 施設内の小道を歩きながら連なるお店をはしごできる「JINGUMAE COMICHI」。実際に全店舗を訪れてみると、北海道から沖縄まで人気のお店が集まっているため日本全国を旅した気分に。地方から出店しているお店では、その地方出身のスタッフさんの方言にも癒され、旅気分も高まった。   こだわりの詰まった料理はもちろん、コンパクトな作りなため、スタッフさんや他のお客さんとの会話が生まれやすい空間も魅力。この毎日通っても楽しめるグルメスポットは、多くの街の人たちの行きつけになることだろう。 ■概要JINGUMAE COMICHI(じんぐうまえ こみち)オープン日:2020年9月11日(金)住所:東京都渋谷区神宮前1-23-26営業時間:11:00~23:00(予定。テナントにより異なる)       Text.Ayaka Minoda  

read-more

この記事を含むまとめ記事はこちら