テラリウムの中に入れる⁉︎ 原宿の雨水で育成された植物が会場をジャック


2020.08.02

OMOHARAREAL

2020年7月19日(日)〜8月8日(土)、神宮前の複合型スペース「BLOCK HOUSE」4Fにて、コウイチハシグチ氏と渡邊慎二郎氏の二人展をキュレーターの石毛健太氏を迎え開催する。 コウイチハシグチ氏は、東京を拠点に活動するフラワーアーティスト。 ストリートカルチャーからインスパイアされた彼の作品は、エネルギッシュでエッジが効いている。渡邊慎二郎氏は、植物と人間性をテーマに作品を発表してきた美術作家。近作では特に都市の中に生きる植物をモチーフに作品を制作している。石毛健太氏は、1994年生まれの若手インディペンデントキュレーター。多摩美術大学卒業後、東京藝術大学大学院修了し現在は、美術家、キュレーター、DJなどマルチに活躍している。 コウイチハシグチ氏は、本展で会場自体を1つのテラリウム(ガラスケースの中で生き物を育てる方法)とし、さらにその中に観賞用のテラリウムを制作。この2つのテラリウムは、原宿近くの会場に溜まる雨水を利用し生育させている。テラリウム内でテラリウムを見るという設定は、会場の建築そのものへのアプローチをすると共に、都市の中で我々が自覚できないまま循環していく水という自然を再発見させる。渡邊慎二郎氏は、本展で植物の運搬をテーマに作品を複数発表。都市の中で植物に対し、可動性を与えることであらゆる価値を転覆させようと試みている。本展では渡邊慎二郎氏が運搬した植物がコウイチハシグチ氏のテラリウムの中で生体として展示される。 テラリウムの中でテラリウムを鑑賞することができる独特なこの展示。テラリウムは、植物から蒸発した水分が、ガラスの表面で結露し、水滴が土に還り植物に利用されるという仕組みになっている。そんな循環を体感しに是非足を運んでみて。 ■概要開催期間:2020年7月19日(日)〜8月8日(土)開催時間:13:00〜20:00定休日:月開催場所:BLOCK HOUSE 4F住所:東京都渋谷区神宮前6-12-9入場料:500円(学生無料) ■クレジットPHOTO:竹久直樹企画:GRIDIN’ (https://gridin.info/) >>EDITOR’S VOICEBLOCK HOUSEで水の循環を鑑賞した後は、GYRE4Fにある「循環」がテーマのグルメスポット「GYRE.FOOD」に訪れてみては。フロア全体の床も壁も土によって覆われていて、“全ては土から生まれ土に還っていく”ということを表現している。レストランでは、野菜の根っこなどメインには使用できない部分で作られたスープやサブレも提供する。そんな循環を感じられるスポットを巡ってみるのも面白いだろう。     Text:Ayaka Minoda  

BLOCK HOUSE
place
東京都渋谷区神宮前 6-12-9
phone
0363182003
no image

この記事を含むまとめ記事はこちら