アドリアナ・オリバーの日本初個展「ORDINARY PEOPLE」がGALLERY TARGETにて開催


2019.11.27

OMOHARAREAL

バルセロナ在住のペインター・Adriana Oliver(アドリアナ・オリバー)の日本初個展となる「ORDINARY PEOPLE」が、GALLERY TARGETにて2019年12月3日より開催される。写真家としてキャリアをスタートさせた同氏が描く作品は、大胆でカラフルな作風が特徴。その中にもフェミニストの視点を追加し、シンボルを観察、反映できる最小限のニュートラルな形に分解することで、ジェンダーの役割とステレオタイプを表現している。この度の展示で披露される絵画は、50年代・60年代の古き良き日常の雰囲気を感じさせる人々。カジュアルでフラットな表現で描く、表情を持たないポートレートは、男性からはダンディズムを、女性からは豊麗な印象を感じさせる。オリジナル作品はフィルム写真作品、またはシネマトグラフィーのような仕上がりで、見る者を魅了する。これまでアメリカ、ヨーロッパなどで展覧会を開催するなど、世界的に活躍する彼女の作品を間近で見ることができる機会。ぜひお見逃しなく。《アーティストコメント》アーティスティックな家族に囲まれ、幼い頃から自己表現は日常的な事であり、今までの経験は全て幼少時代の芸術的なインキュベーターのクリエイティビティと絡み合っていました。私は人生を芸術と切り離せないものとして見つめて育ちました。それは、その即時性と反射的な形で世界を捉える能力のために最初に写真の媒体に惹かれました。私の写真作品は、ポップアートの歴史から影響を受け始め、ペイントに移行しました。画家としての私の現在の仕事により、視覚的にボールドで大胆な表現ができ、写真よりもニュアンスのある物語を作成できるようになりました。キャンバス上の原色の帯では、物語や動きを暗示する形や線を表現的に使用することで、絵を最も強力で本質的な形に分解します。私の主題は、50年代と60年代の映画の写真、多文化主義の研究、ジェンダー研究の影響を受けています。私は、伝統的な性別の構成を表す記号表現と文字を分解することにより、女性らしさと男らしさを探求します。意図的にレイヤーやシェイプを最小限に使用してあまり多くを明らかにしないことで、私の絵画は、観客が中立的な空間でこれらの象徴的なシンボルを観察し、反映するための空間を作り出します。■概要“ORDINARY PEOPLE” by ADRIANA OLIVER▪︎開催期間:2019年12月3日(火)~19日(木)▪︎入場料:無料▪︎会場:GALLERY TARGET(東京都渋谷区神宮前2-32-10)オープニングレセプション▪︎開催日時:12月3日(火) 18:00~20:00▪︎会場:GALLERY TARGET>>EDITOR’S VOICEこちらのギャラリーが位置する神宮前2丁目エリアは、通称“カレーの聖地”とも呼ばれ、多くの名店が立ち並びます。ぜひこちらのページから、お店をチェックして、足を運んでみてください!Text:mae kakizaki  

read-more
GALLERY TARGET(ギャラリー ターゲット)
place
東京都渋谷区神宮前 2-32-10
phone
0334024575
すべて表示arrow
no image

この記事を含むまとめ記事はこちら