【佐賀】“日本茶の里”嬉野で見つけた茶じぇらーと&プチ土産


2017.12.27

NAVITIME TRAVEL EDITOR

佐賀県の湯処・嬉野温泉。日本三大美肌の湯とも称される名湯は、佐賀を訪れた際には必ず立ち寄りたいスポット。でも嬉野の魅力はそれだけにとどまりません。お茶の里でもある嬉野ならではのお茶スイーツや、お茶に合う和菓子などおいしい嬉野おやつとの出会いも楽しんで♡

  • 01

    茶舗プロデュースカフェ「茶家 六地蔵」

    ちかごろ、巷では日本茶ブームが到来。都内でも続々とお茶専門店が増えています。あまり知られていませんが、実は佐賀県は日本のお茶栽培発祥の地!今から820年も前、栄西という僧侶が佐賀の吉野ケ里町に中国から持ち帰ったお茶の種を撒いたのが始まりと言われています。

    時は経ち、ある陶工が中国から持ち込んだ釜による製法を伝えたことで、嬉野式「釜炒り茶」の歴史が始まりました。以来、嬉野市から長崎県東彼杵町にかける地域で生産されるお茶は“嬉野茶”として呼ばれ、多くの人に親しまれてきました。

    嬉野温泉街の一角に佇む「中島美香園」は、直営の茶園をもつ創業100余年の嬉野茶の老舗。店内には、嬉野茶スイーツが楽しめる「茶家 六地蔵」というカフェも併設していています。

    中島美香園 「茶家 六地蔵」

    中島美香園 「茶家 六地蔵」

    坪庭を眺められるカウンター席。

    坪庭を眺められるカウンター席。

    スタッフさん一押しは、厳選された茶葉を贅沢に使った手作りの「嬉野茶じぇらーと」。嬉野茶の特徴でもある華やかな風味はそのままに、抹茶ほど濃厚すぎないさっぱりした甘さがほどよいおいしさ。写真のように、玉露や抹茶とのセットにもできるので、ぜひお茶とのマッチングも試してみて♪

    嬉野茶じぇらーと(シングル300円、ダブル400円) 温泉でほぐれた身体にしみる~。

    嬉野茶じぇらーと(シングル300円、ダブル400円) 温泉でほぐれた身体にしみる~。

  • 02

    自宅でも嬉野茶を淹れてみよう!

    うれしの土産の代表格といってもよい嬉野茶。中島美香園では、おうちでもゆったりティータイムを楽しめるお茶グッズが多数販売されています。自分で淹れてみることで、嬉野茶の香りや旨味が注ぐたびに変化するのが感じられておもしろいですよ。

    おみやげに人気なのは、目を引く和柄パッケージがかわいいティーバッグ。緑茶のほかにもほうじ茶や紅茶など、好みに合わせて選べます。一袋たっぷり10パック入り。ホットでもアイスでも楽しめます。

    これぞパケ買い必至。

    これぞパケ買い必至。

    購入してみたのは、緑茶とほうじ茶。開けてみると、中袋もかわいい柄!チャックも付いているので保存にも便利です♡袋を開けると、濃厚なお茶の香りが広がり癒される~。
    こちらのお茶は、スプリングジャパンの機内でも提供されていて、一口飲んでファンになってしまう人がいるとか。香りの華やかさと、まろやかな口あたりとさっぱりした後味で、ほっこりタイムにはもちろん食事にもおやつにも合いますよ。

    嬉野茶ティーバッグ 各種500円

    嬉野茶ティーバッグ 各種500円

    中島美香園
    place
    佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙2199
    phone
    0954420372
    opening-hour
    10:00-18:00[6jizou茶家]10:00…
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  • 03

    嬉野の発信基地でおみやげハント!

    周囲を旅館に囲まれた嬉野温泉商店街。老舗から新しいお店まで、新旧様々な個店が入り乱れる中、意外とまとまったお土産を販売するお店がなかった嬉野。でも2016年、そんな温泉街にちょっとワクワクする町の発信基地「嬉野交流センター」ができました。

    嬉野交流センターは人気のうつわショップ「224Porcelain」のお隣。

    嬉野交流センターは人気のうつわショップ「224Porcelain」のお隣。

    店内には嬉野茶や伝統和菓子、普段使いにぴったりな嬉野の焼き物「肥前吉田焼」、地元の人がつくったハンドメイド雑貨など、嬉野生まれの品々が豊富に並び、おみやげ探しが楽しめます。温泉だけではない嬉野ならではの文化や魅力と出会える場所なので、街歩きの最初に訪れてみると新しい発見があるかも!

    見ているだけで楽しい店内。

    見ているだけで楽しい店内。

    セルフで嬉野茶を楽しめる小さなカフェスペースも。お買い物後はのんびり休憩していこう♪

  • 04

    嬉野茶に合わせたいプチ和スイーツ3選

    店内の銘菓コーナーは、嬉野温泉街のさまざまな個店のお菓子がセレクトされていて、1つから購入できたりオリジナルの詰め合わせができるのが魅力。編集スタッフが独断と偏見でセレクトした3つのプチスイーツをご紹介します。

    一つ目は嬉野の老舗・末廣屋菓子舗がつくる「ひき茶ふりあん」。嬉野を代表する銘菓です。包みを開けると、鼻に抜けるさわやかなお茶の香り。端はさっくり、中はしっとりのフィナンシェのような食感。内側まできれいな嬉野茶の緑色は、材料バランスや焼き加減など細かく調整され、試行錯誤を続けた20年間の賜物だそう。

    中央には嬉野のシンボルマークの焼き印。1個130円。

    中央には嬉野のシンボルマークの焼き印。1個130円。

    続いては、嬉野でも最も古いお菓子屋さんのひとつ「御歌屋菓子補」がつくる新商品「DORADORAゆっつらくん」。ゆっつらくんは嬉野温泉公式のゆるキャラ。ずんぐりむっくりな体形に癒されます。

    ゆっつらくんは「湯けむり」の妖精らしい。 1個130円。

    ゆっつらくんは「湯けむり」の妖精らしい。 1個130円。

    ふっくらとした生地の中には粒あんがぎっっしり。アクセントでバターが入っており、シンプルながら老舗の底力を見せつけらるおいしさです。
    尾崎豊ファンのご主人が作る「15(イチゴ)の夜」や「17歳のチーズまんじゅう」など、曲名にかけたユニークなお菓子も注目してみて♪

    ボリューミーで満足感たっぷり。

    ボリューミーで満足感たっぷり。

    最後は、楠田製菓本舗がつくる世にも不思議な「逸口香(いっこうこう)」。手のひらの半分くらいのサイズ感。一見どら焼きのようですが、持ってみると硬いです。ー般的には丸い形をしていますが、ふっくらしたハート型は楠田製菓本舗のオリジナルだそう。ぱくっと食べてみると・・・

    袋詰めにも手作業のぬくもりが伝わる。 1個80円。

    袋詰めにも手作業のぬくもりが伝わる。 1個80円。

    そして中を見るとびっくり!・・・・空っぽ!でもよく見ると生地の内側は黒糖でコーティングされていて、これが香ばしくておいしいんです♡生地はボーロを思わせるほのかな甘みと口どけで、昔懐かしいお味。初めて食べると結構衝撃的なので、お土産にしたら話題になること間違いなしですよ。

    すっからかん!!

    すっからかん!!

    嬉野市 嬉野交流センター
    place
    佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙908-1
    phone
    0954431860
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    no image

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