沖縄の北部地域・名護にある美しいスポット「フンガー滝」を知っていますか?
別名「普久川滝(ふくがわたき)」とも呼ばれていて、地元でも知る人ぞ知る秘境の癒ししスポット。
迫力のある滝壺、澄んだ空気、緑溢れる景色がたのしめるうえに、滝に辿り着くまでに20分ほどの軽いトレッキングをすることができます。
海以外の自然スポットをお探しの方におすすめ。道が分かりづらく、いくつか注意点もあるので、今回の記事では「アクセス方法と気をつけたいこと」を中心にご紹介します。
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フンガー滝へのアクセスは「真喜屋(まきや)ダム」を目指す!
フンガー滝があるのは、沖縄でも北部地域に分類される名護市内。
名護へは那覇空港から沖縄自動車道を利用すれば車で約1時間半ほど。沖縄自動車道を利用せずに下道(国道58号線)で行く場合は約2時間15分ほどかかります。
今回は、沖縄自動車道を利用するアクセス方法を解説します。沖縄自動車道
沖縄自動車道の終点となる許田IC(インターチェンジ)を降りたら「真喜屋(まきや)ダム管理事務所」を最初の目的地として目指します。(住所:沖縄県名護市仲尾次1397-1)
フンガー滝自体の住所はないので、このダムを目指して山の中に入っていくというイメージ。
初めて行く方はちょっと不安かもしれませんが、目印と合わせて細かく案内していきますのでご安心ください。許田ICから真喜屋ダムを目指す道のり(グーグルマップ)
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滝に着く前にトイレはコンビニで済ませて!
フンガー滝周辺にはトイレがありません。高速を降りたら、周辺のコンビニでトイレを済ませることをおすすめします。
この日はファミリーマート名護田井等店に立ち寄りました。必要であれば水なども調達しておくといいでしょう。ファミリーマート名護田井等店
しばらく進むと二つに分かれる道が見えてくるので右に進みます。
この分かれ道で右へ
「千と千尋の神隠し」に出てきそうなトンネルを直進。
目印のトンネル
途中このような看板が見えてきますがまっすぐ進みます。
まっすぐ進みます
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小さな祠(ほこら)が見えたら右に進む
しばらく進むと石でできた祠(ほこら)が見えますので、右に進みます。
結構急な曲がり道なのでわかりやすいとは思いますが、見逃さないように注意してください。祠が見えたら右へ
祠を超えたら、あとは山道をひたすら直進!
かなり山の中へ入っていきます
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通行止めをしていたら左へ回り道(2022年11月時点)
そのまま直進すれば滝の入り口に辿り着くのですが、この道路は通行止めにより通れないことが多いです。取材日の2022年11月時点でも通行止めの看板がありました。この場合は左から回り道をして滝へと進みます。
通行止めの看板があれば左へ進む
通行止めの看板の左手にはビニールハウスがあります。もし通行止めがなくて道がわからなくなった人は、ビニールハウスを目印に左へ進んでください。
ビニールハウスが見えたら左へ
突き当たりを右へ。滝はもうすぐです。
突き当たりを右へ
しばらく進むとまたビニールハウスが見えてくるので右へ進みます。
ビニールハウスを右へ
進むと、さきほど通行止めだった道路につながります。
もし通行止めが解除されていたら、先ほど左に迂回した道をまっすぐ進めばここにつながるとイメージしてください。先ほど通行止めだった道に戻ります
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黄色の警告看板が目印!
ここまできたら滝はもうすぐ!最後の目印は黄色の警告看板。
右手に回るイメージでフンガー滝の入り口を見つけましょう。右手にフンガー滝の入り口が見えてきます
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駐車場はないので、迷惑にならないように路駐しましょう
フンガー滝には駐車場はありません。既に停めている人、これから来る人のことを考えて駐車しましょう。
この日は既に2台の車が停まっていました。フンガー滝入り口
入り口の右側には芝生が広がっていてこのような感じです。
フンガー滝入り口付近
入り口には付近の駐車禁止や注意事項を呼びかける張り紙がありますが、侵入禁止ではないのでご安心ください。気をつけて進みましょう!
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約20分のトレッキング!滑りにくい靴、水を忘れずに
フンガー滝までは、ここから20分ほど歩いて向かいます。
前日に雨が降っていたりすると道がぬかるんで滑りやすいので、トレッキング向けのシューズなどがおすすめ。
道中は小さな岩も多いので、つまづかないように注意してくださいね。
また、涼しい山道でも熱中症や脱水には注意!水分補給もしっかり行ってください。マイナスイオン溢れる山道をトレッキング
途中、大きな2本の「タビビトノキ」や木の橋、休憩所が見えてきます。写真を撮ったり、休憩をはさみながら進んでくださいね。
大きな2本のタビビトノキ
途中にある橋
休憩スペース
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最後の階段を突破すると「フンガー滝」が見えてくる!
最後の階段を終えると、滝の打つ音とともに迫力満点の「フンガー滝」が見えてきます。
この日の沖縄(11月)はまだ滝に打たれたり滝の下で泳ぐことが可能な気温。
外国人の方が数人、滝の中で大自然をたのしんでいました。滝壺が見えてきた!
わたしたちはレジャーシート を持参して、しばらくの間滝を眺めながらリフレッシュ時間を過ごしました。
整備が行き届いていない分アクセスは少し大変ですが、人が少なく、思い思いの楽しみ方で滝を満喫できるのが「フンガー滝」の魅力。
足元と体調に気をつけながら、ぜひ挑戦してみてくださいね。名護の秘境「フンガー滝」