沖縄の離島の一つ、「波照間島(はてるまじま)」をご存知でしょうか?
「波照間島」は、日本で最も南にある有人島。”日本でいちばん星空に近い島”と言われ、空いっぱいに広がる天然のプラネタリウムを楽しむことができます。
実は石垣島から1時間程度で行くことができ、最南端といえど、意外と簡単に足を運ぶことができるんです。
今回は、一生に一度は見ておきたい「波照間島」の圧巻の星空についてご紹介します。
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日本でいちばん星空に近い島
波照間島にはその満天の星空を楽しむための「星空観察タワー」という施設があります。天体観測の障害となる気流の影響が少なく大気が安定しているため、星がくっきりと見えるのだそう。
また、波照間島では、12月~6月末に「南十字星」という星座を見ることができます。「南十字星」は、南の空の水平線ぎりぎりにある星座で、日本ではなかなか見ることができない珍しい星座です。
天の川は一年を通してみることができ、月の見えない時期には星本来の輝きを存分に楽しむことができます。星空観測タワーと星空写真提供:竹富町観光協会
また、昼間の”ハテルマブルー”と呼ばれるグラデーションの海も必見。白い砂浜とサンゴ礁が点在する青い海の神秘的な光景を楽しめます。
夜は星、昼間は海と一日中楽しめるのも魅力です。ニシハマ突堤からの景色写真提供:竹富町観光協会
ニシハマ写真提供:竹富町観光協会
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観光協会の方に聞いた、星をきれいにみるためのコツ
竹富町観光協会の方に聞いたところ、波照間島できれいな星を観察するポイントは下の2つ。
◆晴天(雲のない)、新月もしくは新月に近い日
◆気候的に、7月~9月は比較的晴天が多い傾向
自然のことなので、時期的な確約は難しいそうですが、ぜひ参考にして星空ウォッチに挑戦してみてください。星空観測タワーと天の川写真提供:竹富町観光協会
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波照間島への行き方・アクセスは?
<島への行き方>
石垣港離島ターミナル→高速船→波照間港
所要時間:1時間~1時間30分程度
料金:3150円/片道 ※1日3便
▶高速船の予約はこちらから一生忘れられない星空に会いに行こう!写真提供:竹富町観光協会