古代より、島そのものが神として信仰されてきた厳島(宮島)。
厳島に鎮座する「厳島神社」は、その信仰のため創建されたと言われる歴史ある場所です。神秘的なスポットも多い「厳島神社」の知っておきたい見どころやお役立ち情報をご紹介します!
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潮の満ち引きで趣が変わる、それが大鳥居です!
宮島のシンボルである大鳥居、現在建っている物は造営から8代目のものです。その魅力は何といっても干満の差によって変わる趣でしょう。
潮が引いているときは下から見上げる迫力が!満ちているときは海面に浮かぶように立つ大鳥居が非常に絵になります!photo By Jakub Hałun CC-BY-SA 4.0-3.0-2.5-2.0-1.0 from Wikimedia Commons
俗信からか大鳥居の亀裂に小銭が差し込まれているときがありますが、これは柱の老朽化に拍車をかける行為。真似しないように注意しましょう。
photo By Jakub Hałun CC-BY-SA 4.0-3.0-2.5-2.0-1.0 from Wikimedia Commons
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神が住む宮島を汚さぬよう、主に海上に建てられたのが厳島神社です
主要な社殿は大鳥居同様海上に浮かぶように建てられています。よって潮の満ち引きに寄ってその眺めが変わります。
特に高潮で満潮時には足元すぐまで水面が上がってきますので、その光景は迫力よりも畏怖さえ感じられるほど!ご祭神たる3柱とも水に関わる神様と言うのも納得できる光景です。photo By Marufish from flickr
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内部の造りにも注目!
厳島神社の基礎が確立したのは平安の頃で、寝殿造りと呼ばれる様式で建てられています。華やかでありながら、自然と共存できるよう工夫されたその造りは訪れる者を感嘆させてくれます!
中でもオススメしたいのは275mにもわたる回廊で、鮮やかに塗られた朱色の柱が並ぶ様と海の蒼色のマッチングが実に綺麗です!photo By Norio NAKAYAMA from flickr
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拝観時間を過ぎてもまだまだ見どころが!
厳島神社の拝観時間は時期にもよりますが、概ね18時まで。しかしまだ観光は終わりません。
日没30分後位~23時頃まで、大鳥居や社殿などのライトアップが行われます!各船舶会社がナイトクルーズを行っておりますので、ご確認下さい。photo By Dai Fujihara from flickr
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アクセスの仕方はさまざま。プランを組んで行きましょう!
厳島神社がある宮島の入り口は宮島桟橋という乗船場になります。
宮島桟橋まで行くのに一番近く、メジャーなのは対岸の宮島口です。しかし、他にも広島港(宮島桟橋まで高速船で約22分)や平和公園元安橋桟橋(宮島桟橋まで高速船で約50分)、大野桟橋(宮島桟橋まで遊覧船で約25分)、マリーナホップ(宮島桟橋まで高速船で約25分)からの直通航路もあります。
知っておくとフットワークが軽くなり、世界遺産から世界遺産への移動も楽になりますよ。
詳細は公式ウェブサイト(http://miyajima-wch.jp/jp/access/)をチェックしましょう!