晴明神社は、平安時代中期の陰陽師である安倍晴明をお祀りした神社です。
ドラマや映画で「陰陽師」という職業を耳にしたことがある人も多いはず。最近ではフィギュアスケートの羽生結弦選手が訪れたことで注目を浴びました。
興味を抱いたなら、ぜひ一度足を延ばしてみてください。独特の世界で陰陽師のパワーを受け取りましょう!
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一の鳥居をくぐる前に、鳥居の額をチェック!
一の鳥居をくぐる前に、ちょっと顔を上げて鳥居の額を見てみてください。「晴明桔梗」という五芒星の社紋が金色に輝いています。
「晴明桔梗」は、晴明公が陰陽道に用いていた祈祷呪符のひとつ。晴明公をお祀りした神社であることからすれば、何の違和感もないかもしれません。
しかし実は、鳥居の額には、通常、神社名やお祀りしている神様の名前を掲げることが多いので、これは珍しいものだと言われているんですよ。 -
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陰陽好きにはたまらない!? 独特の世界に誘われる
一の鳥居を過ぎてしばらく行くと、参道脇に「日月柱(にちげつちゅう)」が凛と建っているのがお分かりいただけるでしょう。南に丸い形をした「日」、北に「三日月」を配したこの配置は、まさに陰陽を表しており、雰囲気が出ています。ぜひご自身の目でチェックしてみて!
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03
1000年以上も流れ続ける、奇跡の水!?
二の鳥居すぐのところに、「晴明井」と呼ばれる井戸があります。
この井戸から湧き出る“晴明水”は、今でも飲むことができ、病気平癒のご利益があるとされています。晴明公の神通力によって湧き出たといわれ、さまざまな奇跡を起こしたと伝えられるこの水。かつて、千利休がこの井戸から汲んだ水を沸かして茶会の茶の湯として利用したとも伝えられています。なんともご利益がありそうですね。photo By Keisuke Mutoh from flickr
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厄除桃で邪気を払う!
桃は古くから厄除けの果実であると言われています。
晴明神社にも「厄除桃」と呼ばれる桃の像があり、多くの人が撫でていくそう。身体に悪いところがある人は、その部分を撫でてから桃に触ると症状が良くなるのだとか。photo By iichangm Mutoh from flickr
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明治38年に再建された本殿
本殿は境内の奥にあります。
「魔除け」「厄除け」の神社ですので、お祈りをすると、日常生活の悩みがスッと解決できるかもしれません。また、本殿の左手には、安倍晴明公の肖像画を元に作成された像があります。穏やかなその表情を見ていると心が安らいでくるのではないでしょうか。 -
06
なかなか思いどおりにならない日々をお過ごしなら…
せっかく京都屈指のパワースポットに訪れたのなら、お守りも手に入れたいですね。「晴明神社」のお守りはデザインが凝っていて、五芒星の描かれたものが目立ちます。なんだか最近うまくいかないなぁとお悩みの方は、お悩みに応じたお守りを選んで手に入れましょう!
ご参拝の記念品をお求めの場合には、境内にある桔梗庵をご覧ください。晴明神社公認の唯一のお店ですので、お気に入りの商品をきっと見つけられるはずです。photo By Keisuke Mutoh from flickr
photo By Keisuke Mutoh from flickr
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アクセス情報
バスをご利用の場合…
・JR 京都駅より 9番「一条戻橋・晴明神社前」下車 徒歩約2分
・阪急 烏丸駅、地下鉄 四条駅より 12番「一条戻橋・晴明神社前」下車 徒歩約2分
・京阪 三条駅より 59番「堀川今出川」下車 徒歩約2分
電車(地下鉄)をご利用の場合…
・今出川駅より徒歩約12分
タクシーをご利用の場合…
・京都駅から約20分