学問の神様として有名な菅原道真公を祀り、福岡の太宰府天満宮と並び受験生の信仰を集めている「北野天満宮」。もともと北野は「天のエネルギーが満ちる聖地」といわれ、さらに道真公がまつられ霊験が増したということです。そのパワーはぜひ分けて頂いておきたいところです!
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ご利益はもちろん学問成就、だけではありません!
菅原道真公といえば学問の神様。ですがそれ以外にも冤罪をかけられた後に晴らされた事より、無実の罪に泣く者を救ってくれるとする信仰。北野天満宮では数多くの芸能の催しが行われてきた事より芸能の信仰など、主には7つのご神徳があるのです。
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ご利益は持ち帰りたいもの。受験合格の願いを込めた「学業鉛筆」6本入り800円は人気のお守りです。
photo By KATSURA Roen CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons
また、北極星が真上に輝く天のエネルギーの働く聖地にちなんだ「星まもり」も5色、各1000円にそれぞれ違う幸運が授けられています。
北野天満宮に来たら、そのパワーはお守りで持ち帰りたいところです。 -
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「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな」
これは菅原道真公が大宰府に左遷された時に読んだ句です。こうして歌うように梅との結びつきが深かった道真公を祀る北野天満宮の境内には梅苑があり、見ごろを迎える2月上旬から3月下旬までは大勢の観梅者でにぎわいます。
また菅原道真公の、祥月命日にあたる2月25日には「梅花祭」が行われ芸舞妓さん達による野点がおこなわれます。photo By Kyoto-Picture from flickr
photo By Nils R. Barth from Wikimedia Commons
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天満宮の神使は牛!
天満宮における神様の使いは牛とされていますが、その理由は諸説あり正しいものは解っておりません。「丑年生まれであった」「亡くなられた日が丑の月丑の日だった」「大宰府へ向かう際に牛車に乗っていた」など…それらの故事に由来して境内には臥牛(伏せた牛)の像や彫刻が数多くあります。
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紅葉の時期にはライトアップ!
梅が有名な北野天満宮ですが、紅葉の時期には「もみじ苑」が公開されます。入苑料の700円にはお茶とお菓子が付いていて、週末ともなれば様々なイベントも開催されます。
11月の中旬には日没から紅葉のライトアップが鑑賞できる夜間特別拝観も実施されます。photo By Norio NAKAYAMA from flickr
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北野天満宮へのアクセスは
電車とバスの乗り継ぎでアクセスするのが一般的な北野天満宮へ行き方です。せっかくなら二条城を見学して、そこから市バス55系統で「わら天神前」へ向かうのがおすすめです。
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