必ず会いたい人に似た仏像に会えると伝えられた場所、「三十三間堂」。京都にはいくつも神社仏閣がありますが、1000体もの仏像整然と並ぶ三十三間堂は一度は見ておきたい場所です。
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堂内は、さながら“仏像の森”その姿は圧巻!
1000体の仏像が並び、その荘厳なる雰囲気に圧倒されるされるでしょう。中央には像高が3m余りの国宝「千手観音坐像」が安置されています。さらに、国宝の「風神・雷神と二十八部衆」も千体観音像の前に安置されています。その数がいかに多いかは、建造物の長さに表れています。
本堂は土足厳禁なので、冬場は足元が冷えないように厚手の靴下を履いて見学することをおすすめします。photo By tataquax from flickr
photo By Richard, enjoy my life! from flickr
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02
ご利益は「頭痛封じ」
後白河上皇は頭痛に悩まされており、その快癒を願ってお堂を建てたところ、悩まされていた頭痛が治った事から『頭痛山 平癒寺』として親しまれるようになったのだそうです。三十三間堂には『頭痛封じのお守り』が売られており、頭痛に悩まされている方は買ってみてはいかがでしょうか?
photo By Chi King from flickr
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03
赤ちゃんが生まれたお母さんは「夜泣き封じのお地蔵さん」へ
三十三間堂の境内には「夜泣泉」と書かれた看板と隣にお地蔵様が祭られています。昔この泉が流れる音が夜泣きのように聞こえ、いつしかその隣にお地蔵様が祀られるようになり、お地蔵様の前掛けを持って帰って子どもの枕の下に敷けば、夜泣きが治るといわれるようになったのです。
photo By Richard, enjoy my life! from flickr
実際には、お地蔵様の前掛けを持ち帰るのではなく「夜泣き封じ前掛け祈願」をしていただけます。
photo By Megumi from flickr
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京都駅近くの訪れやすい立地です。
京都駅から徒歩でも行けない場所ではないですが、バスの206系統に乗って『博物館三十三間堂前』にて下車後すぐ着きます。タクシーでも混雑がなければ1000円程度で到着します。
photo By Ryosuke Hosoi from flickr
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三十三間堂の混雑は…
三十三間堂は、メインが屋内ですので雨の日でも観光客が多い場所です。また、毎年1月には『通し矢』や『楊枝の加持』が行われ、その際は多くの人で賑わいます。