神頼みで第一志望へ!?学問の神様・菅原道真を祀る湯島天満宮


2015.06.30

NAVITIME TRAVEL EDITOR

古来から江戸・東京に代表的な天満宮で、学問の神様として知られる菅原道真を祀っています。受験シーズンには多数の受験生で賑わうほか、修学旅行でも人気のスポットです。天神様と縁のあるものが多数あり、歴史を感じられる神社でもあります。

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    湯島天満宮の宝物殿

    宝物殿には拝観料を納めれば見学することが可能です。本社お神輿や町内お神輿に加え、横山大観や伊東深水らが描いた梅の日本画などをその目で見ることができます。普段はじっくり見ることのできない貴重な宝物。この機会に見てみるのはいかがでしょうか。

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    男坂と女坂の間に咲く梅

    天神様といえば、梅にまつわる伝承が有名です。2月上旬~3月上旬頃になると、白梅などが咲き乱れ、「梅まつり」が開催されます。満開の梅は見もの。催し物もたくさん開催されるので、ぜひ一度訪れてみることをおすすめします。
    梅の木を抜けた先には「男坂」と「女坂」があります。ゆるやかな石段坂を女坂、急な石段坂を男坂と呼び、かつては男性が男坂を、女性や子どもが女坂を登って参拝したことに由来しています。登り比べをしてみるのも面白いかもしれませんね。

    photo By yukishana from flickr

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    撫で牛にまつわる伝承

    天神様の使いとも言われる牛。二つは切っても切れない関係にあり、さまざまな伝承が残されています。神社の境内・手水舎の横には石造りの臥牛があり、牛の角を撫でたり、手を合わせたりする参拝客が大勢います。体の悪いところを撫でるとその部分がよくなるという風習があり、「撫で牛」として信仰されているんです。

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    総檜造りの社殿は必見

    平成7年に造営された社殿は、木造建築の許可を得て作られた純木造です。樹齢二百五十年といわれる木曽檜を使用しています。正面屋根の大きな三角部分が特徴です。

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    表鳥居は銅製の鋳造の鳥居

    江戸時代から建つ表鳥居は都内に遺存する鋳造の鳥居としては時代も古く、製作も優秀なもので、昭和45年に東京都指定有形文化財に指定されています。お参りの際は、ぜひじっくりと眺めてみてください。

    photo By pelican CC-BY-SA-2.0 from Wikimedia Commons

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