【南軽井沢】「軽井沢タリアセン」でノスタルジックなスロー旅行を


2017.08.23

NAVITIME TRAVEL EDITOR

避暑地として人気の軽井沢。趣ある建物や豊かな自然、おいしい食事など、一言では語りつくせないほどの魅力にあふれた土地です。そんな軽井沢の中でも、格別の自然と価値ある建築物、そしてアートに触れられる“南軽井沢”エリアの人気スポット「軽井沢タリアセン」をご紹介します!

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    アートなスポットが点在!南軽井沢ってこんなとこ

    “塩沢エリア”と呼ばれることもある南軽井沢エリア。スポーツ公園や塩沢湖を中心に、植物園や美術館、文学館が数多く立ち並ぶ、軽井沢きっての文化ゾーンとして人気のエリアです。
    特に風光明媚な観光ポイントとして人気なのが今回ご紹介する「軽井沢タリアセン」。南軽井沢を訪れた際には絶対に行きたい観光拠点です!

    「軽井沢タリアセン」入り口

    「軽井沢タリアセン」入り口

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    まずはアクセス方法を把握!

    「軽井沢タリアセン」はJR軽井沢駅から車で8~10分ほど。軽井沢町内循環バスを利用すれば30分ほどで着きます。バス最寄駅は「風越公園」バス停、もしくは「塩沢湖」バス停です。
    夏季には軽井沢駅北口から塩沢湖間を直行バスが運行しているので、期間内に訪れた人はうまく利用しましょう!

    ◆直行バス情報◆
    西武観光バス「急行塩沢湖線」
    停車バス停「軽井沢4番乗り場」「軽井沢千住博美術館」「塩沢」「塩沢湖」(タリアセン)「絵本の森美術館・エルツおもちゃ博物館」「風越公園」
    2017年夏の運行期間:7月15日(土)~9月24日(日)
    【参考】公式ホームページ
    http://www.seibubus.co.jp/

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    湖畔に佇む芸術の森「軽井沢タリアセン」

    塩沢湖をぐるりと囲む広大な敷地内に美術館・庭園・レストラン・遊戯施設などが点在する「軽井沢タリアセン」は、軽井沢の魅力がギュギュっと詰め込んだ一大リゾート施設です。
    芸術や文学、歴史的建築物を鑑賞して楽しんでもよし、豊富なアクティビティ施設を利用してリフレッシュするもよし。友人連れでも家族連れでもカップルでも、もちろん一人で訪れても楽しめるスポットなんです!

    湖畔にはカモの姿が。塩沢湖の鯉には餌をあげることもできます。

    湖畔にはカモの姿が。塩沢湖の鯉には餌をあげることもできます。

  • 04

    軽井沢タリアセンの楽しみ方①別荘建築美を堪能!

    「軽井沢タリアセン」敷地内の建物の多くは、軽井沢ゆかりの歴史的建造物を移築して利用しており、中には国の登録有形文化財に指定されたものも!
    その中でも必見の「ペイネ美術館」と「睡鳩荘」をご紹介します。

    フランスの画家レイモン・ペイネの原画やリトグラフを数多く展示している「ペイネ美術館」の建物は、日本建築に大きな影響を与えたチェコ出身の建築家、アントニン・レーモンドが、昭和8年に建てた「軽井沢・夏の家」と呼ばれるアトリエ兼別荘を移築したもの。軽井沢の貴重な文化遺産のひとつです。

    「ペイネ美術館」外観

    「ペイネ美術館」外観

    その建築美もさることながら、ペイネの描いた詩的かつ愛にあふれた世界観に魅せられる人があとを絶ちません。美術館内にはここでしか買えないグッズも多数販売しています。

    お土産にぴったりなペイネグッズも

    お土産にぴったりなペイネグッズも

    「睡鳩荘」は、昭和6年にW.M.ヴォーリズの設計により建てられ、フランス文学者・翻訳者として有名な朝吹登水子が夏場を過ごすための別荘として使用した建物。軽井沢別荘建築史の中でも最上質のものといわれ、多くの文化人や上流社会の人々が集った高級感ある雰囲気を今に残しています。

    「睡鳩荘」外観は軽井沢タリアセンを象徴する景観

    「睡鳩荘」外観は軽井沢タリアセンを象徴する景観

    一階の居間部分は一般公開されており、軽井沢タリアセンの入園券で入場できます。また、二階では定期的に特別展や催事が開催されており、何度訪れても楽しめるのが魅力!(特別展示は入館料が別途必要)

    「睡鳩荘」一階の居間

    「睡鳩荘」一階の居間

  • 05

    軽井沢タリアセンの楽しみ方②静かで美しい自然の中を散策

    園内左手に広がるイングリッシュローズ・ガーデンは、イングリッシュローズを中心に約200種、1800株のバラが咲き誇る庭。赤、ピンク、黄色、白など多彩なカラーと、かぐわしい香りが周囲を包み込みます。

    イングリッシュローズ・ガーデンのバラ

    イングリッシュローズ・ガーデンのバラ

    見ごろは6月中旬〜7月上旬で、この時期には美しいバラの姿をカメラに収めたり、バラを背景に記念撮影をしたりする人々の姿で賑わうエリアです。

    バラを背にして写真を撮る人も姿も

    バラを背にして写真を撮る人も姿も

  • 06

    軽井沢タリアセンの楽しみ方③選べるランチスポット

    軽井沢タリアセンには好みに応じて選べるさまざまなランチスポットがあります。
    家族連れにおすすめなのはオープンテラススタイルでメニュー豊富な「レストラン湖水」、仲良しグループならBBQハウス「山里野」、とにかくお肉が好き!という人なら信州産黒毛和牛を使用した「軽井沢バーガーカンパニー」が人気。
    その中でも「軽井沢らしさ」を求めるならここがおすすめ!

    懐かしくも可愛らしいミントグリーンの洋館

    懐かしくも可愛らしいミントグリーンの洋館

    明治44年に建てられた軽井沢郵便局を移築して一階の一部をレストラン「ソネット」として開放しています。
    季節の食材を使った本格パスタが食べられるお店で、スープとサラダがつくランチセットが人気!

    ランチセット1,300円(冷製パスタは+200円)

    ランチセット1,300円(冷製パスタは+200円)

    二階は「深沢紅子野の花美術館」として開館しています。食事のあとは、ちょっと特別な午後のひとときを過ごしてみて。

    野の花や女性を柔らかく描いた絵画が中心

    野の花や女性を柔らかく描いた絵画が中心

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    軽井沢タリアセンの楽しみ方④穴場かも?お土産スポット

    「軽井沢タリアセン」ではスーベニアショップも魅力のひとつ。定番のスイーツ類はもちろん、かわいい雑貨も豊富に扱っています。

    スーベニアショップ内観

    スーベニアショップ内観

    これは長野を拠点に活躍するアーティスト・越ちひろさんの作品。感度の高い女性を中心に人気を集めているアイテムだそう。

    人気のマグカップ1,500円

    人気のマグカップ1,500円

    自分のためのちょっと特別なお土産や、一緒に訪れた人とお揃いで持ってもすてきですね。

    【施設名称】軽井沢タリアセン
    【住所】長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉217
    【電話番号】0267-46-6161
    【営業時間】9-17時(季節により変動あり)
    【定休日】冬季不定休、美術館展示替え休館あり
    【駐車場】有り(有料)
    【料金】入園800円(ペイネ美術館・深沢紅子野の花美術館・軽井沢高原文庫とのセット券は1500円)
    【URL】http://www.karuizawataliesin.com/

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