京都と共に、古き良き時代を感じさせる古都の一つ、鎌倉。広い境内を歩いたらお抹茶や、甘味で一休みしたくなりますよね。今回は、ご紹介するのはお寺の中にあるカフェ。お寺ならではの厳かな雰囲気や、美しい竹林、枯山水の涼し気な庭など見ながら寺カフェで過ごすひと時は、あなたの鎌倉観光に特別な思い出を残してくれるはず。お抹茶をいただきながら、忘れがちな和の心を感じてみませんか?
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(金沢街道二街道エリア)「浄妙寺 喜泉庵」で枯山水のお庭を見ながらお抹茶を
鎌倉五山の第五位の禅宗のお寺「浄妙寺」は、鎌倉街道沿いにある手入れの行届いた美しいお寺です。派手ではなくひっそりとした雰囲気のある浄妙寺の見所は、枯山水の庭です。
浄妙寺 本堂
境内の「喜泉庵」では、枯山水庭園を眺めながらお抹茶と、干菓子もしくは、美鈴の季節の生菓子をいただくことができます。
お年寄りや、外国人のお客様にも負担がかからないよう椅子とテーブルでお抹茶をいただける席も用意されています。喜泉庵
お抹茶と生菓子 1000円
枯山水庭園
椅子とテーブルの席もあります
周辺の予約制駐車場
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(金沢街道二街道エリア)「報国寺 休耕庵」で竹林の庭を見ながらお抹茶を
竹の寺とも呼ばれるほど、竹林の美しさが有名な「報告寺」。その中にひっそりとたたずむ「休耕庵」は、竹林を見ながら抹茶をいただけるということで、大変な人気スポットです。混雑する日には制限もあるので、時間に余裕をもって訪れるのがポイントです。
報国寺の美しい竹林
お抹茶お干菓子付き 500円
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(北鎌倉)「円覚寺 安寧」は美味しいあんみつで、ほっと一休み
北鎌倉駅からすぐのところにある「円覚寺」は、臨済宗円覚寺派の大本山であり、鎌倉五山第二位の格式高いお寺です。
境内は鎌倉独特の谷戸(やと)といわれる丘陵地が侵食されて出来た谷にそって立てられていて、有名な山門から、ゆるやかな坂道を上がっていくと「安寧(あんねい)」がある「如意庵」に到着します。円覚寺 山門
安寧は、水、木、金、と第2土曜日のみの営業と限られた時間しか訪れることができないお茶室で、第2土曜のみ限定で提供されるランチ「花むすび膳」は数ヶ月先まで予約が埋まっているほどの人気です。
営業日が限られているからこそ、丁寧な接客と、白玉から湯気が出るほど作るたてを提供していただける「あんみつ」など、安寧という名前が本当にしっくりくる安らぎのひと時を過ごせる茶房です。お庭を眺めながら、冬も暖かく過ごせる安寧のテラス
あんみつ 1000円
ほうじ茶をポットでサービスしていただけます
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(北鎌倉)「明月院 月笑軒」でアジサイと一緒にお抹茶を
明月院のアジサイといえば、見頃になると毎年多くの人が花を愛でようと集まるオススメスポットの1つ。歩くのに疲れた時には「月笑軒」で抹茶を飲みながら休憩しつつ、窓の外に見えるアジサイを楽しむのも楽しみ方のひとつ。落ち着いた雰囲気の店内で味わう抹茶とそよ風に揺れるアジサイのセットは格別。
紫陽花が咲く、明月院ブルー
抹茶と和菓子700円の他、コーヒーとクッキーや各種ジュースなどがいただけます。
月笑軒
月笑軒 お抹茶
周辺の予約制駐車場
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(北鎌倉)「東慶寺 白蓮舎」6月だけ開く茶室で菖蒲を見ながらお抹茶を
花の寺と呼ばれる「東慶寺」は2月の梅、3月は木蓮…と様々な花が咲き来る人を楽しませてくれます。中でも6月に見ごろを迎える菖蒲は紫の花が美しく、紫陽花と共に人気となっています。その6月だけ白蓮舎でお抹茶と生菓子が楽しめることはご存知でしたか。1年間に何日も開かない茶房でお抹茶をいただけたら幸せですね。
東慶寺
菖蒲(ショウブ)の花
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(長谷・由比ヶ浜)「長谷寺 海光庵」から一望できる由比ヶ浜は圧巻のパノラマ!
有名な長谷寺の観音様を拝見した後は、見晴らし台で販売されている「大吉だんご」をいただきましょう。
境内にある「海光庵」というレストランでも団子を食べることが出来ますし、ゆっくりお食事もいただけます。こちらで提供している「お寺のカレー」や「お寺のパスタ」などは精進料理の教えを元に作られたメニューです。長谷寺
由比ガ浜を一望
大吉だんご 1本160円
周辺の予約制駐車場