大人女子のためのリゾート列車「伊豆クレイル」でプレミアムな旅体験を


2017.10.10

NAVITIME TRAVEL EDITOR

旅を楽しく彩る移動手段として、すっかり定着した「観光列車」。少し前までは、鉄道の旅と聞くと年配の方や男性同士の旅行をイメージする人も多かったかもしれませんが、最近はゴージャスな空間で非日常感が味わえるということで女子旅でも人気を集めているんです!今回ご紹介する「伊豆クレイル」は、ピンクゴールドの車体がカワイイ伊豆の観光列車。車内はどんな感じ?どんなおもてなしが受けられるの?ナビタイム編集部が体験レポしちゃいます!

  • 01

    まずは「伊豆クレイル」の基本情報をチェック!

    伊豆クレイルは小田原駅(神奈川県小田原市)と伊豆急下田駅(静岡県下田市)を結ぶ、全車グリーン車指定席の快速列車です。
    伊豆半島の東海岸に寄り添うように走るので、相模湾の海景色を目の前にしながら移動することができます。絶景ポイントでは徐行運転や一旦停車をしてくれるので、じっくり景色を堪能して撮影することも可能!
    さらに、小田原駅発-伊豆急下田駅着の下り列車ではランチの提供が、反対の伊豆急下田駅発-小田原駅着の上り列車ではアフタヌーンカフェセットが提供されます。
    詳しいメニューの内容もご紹介しちゃいます!

    伊豆の「桜」「海風」「さざ波」をピンクゴールドのラインで表現

    伊豆の「桜」「海風」「さざ波」をピンクゴールドのラインで表現

  • 02

    ここに注目!「伊豆クレイル」6つの楽しみ方

    ①駅でのおもてなし
    この日は伊豆急下田駅発の上り列車に乗車。乗車の案内を聞いてホームへ入ると、歓迎の横断幕がおもてなししてくれます。

    心あたたまるおもてなしが嬉しい!

    心あたたまるおもてなしが嬉しい!

    ここから列車の旅が始まるんだ!そんなちょっとプレミアムな気持ちにさせてくれる皆さんの心遣いが嬉しいひととき。旅の思い出に記念撮影する人で賑わいを見せていました。

    ②トクベツ感のある車内
    車内に足を踏み入れると、そこはBGMが流れる心地よく快適な空間。従来の「列車」のイメージを覆す、華やかでゆったりとした雰囲気が「伊豆クレイル」の特徴です。

    1号車内観。海側は窓側に向いたカウンター席、山側は向い合せ席

    1号車内観。海側は窓側に向いたカウンター席、山側は向い合せ席

    4号車は、乗車券+指定席グリーン券のみで乗車可能です(食事の提供はなし)。気軽に乗車できるエリアがあるのも嬉しいポイントですね。

    回転式リクライニングシートと、固定式ボックスシートで構成された4号車

    回転式リクライニングシートと、固定式ボックスシートで構成された4号車

    今回ナビタイム編集部が乗車したのは3号車。ここは3~4人用コンパートメント席と、車いす対応の2人用コンパートメント席で構成されており、「伊豆クレイル」の中でもプレミアム感の強い空間が魅力!

    半個室の3号車。カラフルで和モダンな暖簾がかかっています

    半個室の3号車。カラフルで和モダンな暖簾がかかっています

    ③伊豆の食材を使用したオリジナル料理!ランチ&スイーツ
    「伊豆クレイル」の魅力のひとつは車内でサーブされる食事。上り列車に登場するのはアフタヌーンカフェセットです。
    ウェルカムドリンク(スパークリングワインとオレンジジュースから選択可)と、観音温泉水のミネラルウォーターで喉を潤していたら、さっそく笑顔がすてきなアテンダントさんが料理をサーブしにやってきてくれました。

    じゃじゃん!

    アフタヌーンカフェセット

    アフタヌーンカフェセット

    こちらが伊豆クレイルのアフタヌーンカフェセット。スイーツ中心のメニューかと思いきや、お酒にも合う「お食事系」のフードメニューとスイーツが半々の内容です。(メニューは季節によって変更します)

    下田港で水揚げされた金目鯛のエスカベッシュ(地中海料理の一種で、フランス風南蛮漬け)やハーブ風味のチーズバーガー、スイーツは静岡産の柑橘を使用したジュレ、マンゴーケーキがきれいに木箱に並んでいて、見ても食べても楽しい一品ばかり!

    食べるのがもったいない…

    食べるのがもったいない…

    けど、いただきます!

    けど、いただきます!

    ちなみに、下りのワンボックスランチはこんな感じです。

    ワンボックスランチ

    ワンボックスランチ

    ランチには嬉しいスイーツボックスが付きます

    ランチには嬉しいスイーツボックスが付きます

    ④伊豆の絶景
    料理に舌鼓を打っていると、列車が徐行運転を始めます。どうやら絶景ポイントに差し掛かるよう。お客さんも、このときばかりは食事を中断し、一斉に車窓に注目!

    車窓から眺める相模灘。絶景です!

    車窓から眺める相模灘。絶景です!

    途中の「片瀬白田」が伊豆大島をはじめ、利島、新島、神津島など、伊豆七島のビューポイントで一旦停車してくれます。
    車内ではアナウンスが流れるので、タイミングを逃さず絶景を楽しめますよ♡


    ⑤バーカウンターのおみやげをゲット!
    2号車はラウンジとバーカウンターが設置されています。

    オトナな雰囲気の2号車

    オトナな雰囲気の2号車

    バーカウンターではお酒やおつまみ、ソフトドリンクなどが購入できます。人気は「小田原冷凍みかんサワー」。

    その場でドリンクを作ってくれます。できたてを飲めるのも嬉しいポイント!

    その場でドリンクを作ってくれます。できたてを飲めるのも嬉しいポイント!

    また、カウンターには伊豆にちなんだ加工品や伝統調味料などを販売する「のもの」コーナーがあり、おみやげにちょうどいいアイテムが揃っています。

    旅の記念に手に入れても◎

    旅の記念に手に入れても◎

    ⑥ラウンジでミニライブを楽しむ
    同じく2号車にあるラウンジでは、日替わりで音楽ライブが開催されています。お酒を片手に音楽に耳を傾けるのも「伊豆クレイル」ならではの過ごし方。ライブの内容は当日までわからないので、何度訪れても毎回違った楽しさがあります。

    この日はピアノの生演奏。生のパフォーマンスを満喫!

    この日はピアノの生演奏。生のパフォーマンスを満喫!

  • 03

    「伊豆クレイル」チケット&座席情報

    「伊豆クレイル」は土日祝を中心に運行しており、乗車時間は下りが約2時間30分、上りが約2時間。乗車する号車によって発売方法が異なりますが、1・3号車は食事付の旅行商品で発売。時期により異なりますが、2017年10月~12月分は、小田原~伊豆急下田駅間の利用で上りは10,200円、下りは11,600円で販売しています。購入はJR東日本の主要駅にあるびゅうプラザ(旅行カウンター)のほか、オンライン予約や電話予約することも可能です。

    詳しくは「伊豆クレイル」公式ホームページをご確認ください。
    http://www.jrizu.jp/izucraile/

  • 04

    伊豆旅行を引き立てる“列車の旅”

    「伊豆クレイル」が走る伊豆各駅は観光スポットも多く、食べ物もおいしいのが特長!伊豆観光に訪れる際は観光列車を利用して、いつもの旅とちょっと違うプレミアムな体験をしてみませんか?

    「お待ちしています!」

    「お待ちしています!」

    小田原
    place
    神奈川県小田原市城山
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    伊豆急下田
    place
    静岡県下田市東本郷
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