【前編】野菜の美味しさに目からウロコ！ 三浦＆横須賀で大地の恵みを存分に味わう

農園が広がる三浦半島一帯は、直売所の宝庫。各農園が運営する小さな店も良いけれど、それぞれのお店で購入できる種類には限りがあります。観光もしながらの旅なら、やっぱり一度にたくさんの種類が手にはいる直売所が便利。そこでオススメするのが、大型農産物直売所「すかなごっそ」。

京浜急行「三崎口」駅より、京急バスに揺られること10分。「小根岸」停留所で降りると、広大な農園の一角に位置する「すかなごっそ」に到着。地域で生産された食材を地域で消費する「地産地消」を発信するべく誕生したアンテナショップには、地元の農家が生産した農産物がずらりと並びます。

種類豊富な新鮮野菜を求め、オープン前からたくさんの人が待機。なかには大量に購入する、横浜や都内のレストランに卸す目利きのバイヤーや、シェフの姿も。お昼すぎには商品数がグッと減ってしまうため、午前中に訪問するのが賢明です。

「すかなごっそ」に並ぶ横須賀野菜のなかでも名物が、大根。イキイキとした葉の状態を見れば、その新鮮さは明らか。三浦半島で獲れる大根は緻密で柔らかい肉質が特徴的。みずみずしいのでサラダやピクルスにも大活躍。煮崩れしにくいという特性から煮物にもぴったりで、使い勝手が抜群！

王道の白い大根のほかにも、紫色のグラデーションが美しい「紅しぐれ大根」、「紫大根」など、季節によってさまざまな種類がラインナップ。数種類を購入し、食べ比べてみるのも楽しそう。

秋の旬野菜といえば、カブ。大根と同じく、スーパーではなかなか見ることができないカラフルな種類がたくさん。購入してすぐには生のままスライスして、ジューシーな甘みを噛み締めて。「カブってこんなに美味しかったの？」と、驚くこと請け合い。オリーブオイル＆ハーブと和えたり、酢漬けにすれば、常備食材として長期保存も可能に！

葉野菜が高騰する秋冬シーズンも、暖かい気候の三浦半島なら問題なし。ルッコラやパクチー、クレソンなど、スーパーではちょっぴりお高いハーブ類も驚きのリーズナブルさ。こちらも新鮮さは、見ての通り。レストランさながらの豪華なハーブサラダが、自宅でお手軽に食べられます。

１日じゃ全部食べきれない！というときは、ビニール袋で包んでから冷蔵庫にIN。少ししなったら、水を貯めたボウルに漬けて数分おけば、新鮮さを取り戻します。

定番食材はもちろんのこと、色とりどりのベビーキャロットなど、珍しい種類も取り揃えているのが嬉しいポイント。新しい野菜との出会いで手料理の幅もグッと広がり、ライフスタイルまで豊かになりそうな予感！

店内では野菜以外にも、卵やお肉なども販売。イチオシは、三浦半島で育った鶏の卵。弾力のある黄身は、驚くほど濃厚でクリーミー。一度食べれば、病みつきに。

そのほか地元のベーカリーやパティスリーが手がける天然酵母のパンやスイーツなども、隠れた人気商品。お土産としてはもちろん、ぶらり散歩のお供に、ぜひお試しあれ。

農産物直売所 すかなごっそ

神奈川県横須賀市長井1-15-15

0468568314

9:30-18:00

【URL】https://ja-yokosukahayama.or.jp/sucanagosso/

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たくさんの野菜を持って歩くのは、一苦労。帰宅前にさっくり寄って帰りたい……という人は、三浦海岸駅から徒歩１分の場所にある「JA三浦市 上宮田支店直売所」を訪れて。商品数は限られるものの、近隣農家の朝獲れ野菜は目を見張るほどの高品質。三浦半島旅行の帰りに、立ち寄ってみては。

三浦市農協 上宮田支店前直売所

神奈川県三浦市南下浦町上宮田1491-2

0468883151

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