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湯めぐり手形ならこんなにオトク!楽しく回れるお勧め温泉4選

温泉地に行く楽しみに中には、そこでいろいろなお風呂を巡りたいというものもあるでしょう。そんな時に強い味方になるのが「湯めぐり手形」。

「入湯手形」「ゆめぱ」「遊めぐり」など名称は様々ですが、湯めぐり手形はその温泉地の複数のお風呂が利用できるチケットあるいはシールを貼った木製品などで、料金的に割引になるだけでなくその手形自体が良いお土産になることも。

そんなお得な手形で温泉の湯巡りが楽しめるオススメ温泉地を4つご紹介いたします。

湯めぐり手形ならこんなにオトク!楽しく回れるお勧め温泉4選

目次

  • 黒川温泉(熊本県)の入湯手形

  • 城崎温泉(兵庫県)のゆめぱ(外湯めぐり券)

  • 下風呂温泉(青森県)の遊めぐり手形

  • 万座温泉(群馬県)の湯めぐり手形

  • 湯めぐり手形を使った温泉地の楽しみ方

  • 黒川温泉(熊本県)の入湯手形

    山あいの黒川温泉

    山あいの黒川温泉写真提供:黒川温泉観光旅館協同組合

    温泉の手形について語ろうと思えば熊本県の黒川温泉、ここを外すわけにはいきません。

    今でこそ湯めぐり手形は全国あちこちの温泉地で見かけますが、その走りとも言えるのがこの黒川温泉の入湯手形。もともとは鄙びた温泉地であった黒川は、温泉地全体の振興のためお客さんが手形で複数の旅館の露天風呂を回るというシステムを考案しました。

    つまり、温泉街の30軒あるどの旅館に泊まっても、自分の入りたい露天風呂を3つ自由に選ぶことができるというわけです。

    自然に囲まれた黒川温泉「山みず木」の露天風呂

    自然に囲まれた黒川温泉「山みず木」の露天風呂写真提供:黒川温泉観光旅館協同組合

    黒川温泉は山あいにあるため、アクセスは車が便利です。魅力的な露天風呂がたくさんありますが、温泉街は坂道も多く少し離れた旅館などもありますので、湯めぐりの際は闇雲に歩き出さずどことどこを回るか先に計画を立てておきましょう。

    単独の入浴料は500~600円程度のお宿が多いので、3軒回れば十分に元が取れます。

    黒川温泉「入湯手形」

    黒川温泉「入湯手形」写真提供:黒川温泉観光旅館協同組合

    黒川温泉
    住所
    熊本県阿蘇郡南小国町満願寺黒川
    電話番号
    0967440076
    備考
    入湯手形1,300円(3施設で利用可)半年有効 販売場所:黒川温泉内の各旅館または黒川温泉旅館組合「風の舎」
    【URL】https://www.kurokawaonsen.or.jp/
  • 城崎温泉(兵庫県)のゆめぱ(外湯めぐり券)

    兵庫県の城崎温泉は志賀直哉の「城の崎にて」で知られる文学の香り高い温泉地。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンに二つ星の温泉地として紹介されたこともあり、今外国人旅行者に人気急上昇中です。

    温泉街を歩いてみれば判りますが、本当にここは浴衣の似合う街。特に旅館のチェックイン時間を過ぎて日が傾き始める時間帯は、街頭に灯りがともりなんともノスタルジック。浴衣に着替えた観光客がそぞろ歩く様子がとても絵になります。若いお客さんの姿が多いのもこの温泉地の特徴です。

    若い観光客も多い城崎温泉街

    若い観光客も多い城崎温泉街

    城崎温泉は外湯文化を大切にしている温泉地。今でこそどの旅館にも温泉のお風呂がありますが、基本は外湯(共同浴場)で温泉に入るのです。

    7ヵ所の外湯めぐりができる手形にあたるものは「ゆめぱ(外湯めぐり券)」。温泉街の旅館に宿泊したお客さん向けのタイプと、日帰りのお客さん向けのタイプがありますが、ここはやはり城崎温泉に泊まって浴衣姿で「ゆめぱ」を手に回りたいものです。

    ※温泉街の中にある旅館全てが「ゆめぱ」を発行できるわけではありません。

    城崎温泉の温泉街はJR城崎温泉駅前から歩くことができますので、車はもちろん電車でのアクセスが容易な点もポイント。外湯の入浴料は600~800円なので、2ヵ所で元が取れ3ヵ所目からは無料の気分で回れますよ。

    バーコード読み取り式の城崎温泉の「ゆめぱ」

    バーコード読み取り式の城崎温泉の「ゆめぱ」

    城崎温泉
    住所
    兵庫県豊岡市城崎町湯島1016-2
    電話番号
    0796323663
    備考
    宿泊客向け「ゆめぱ」は宿泊時に受け取りチェックインからチェックアウトまで利用可、日帰り客向け「ゆめぱ」は1,200円(7ヵ所の外湯で利用可)1日有効 販売場所:各外湯の窓口
    【URL】http://www.kinosaki-spa.gr.jp/
  • 下風呂温泉(青森県)の遊めぐり手形

    下風呂温泉の共同浴場「新湯」

    下風呂温泉の共同浴場「新湯」

    有名な温泉地だけでなく、知る人ぞ知る温泉地の手形もご紹介しましょう。青森県の下風呂温泉は恐山で知られる下北半島の北部、津軽海峡に面した港町の温泉です。

    ほぼ本州の北の果てとも言えるエリアで訪ねるのはなかなか大変ですが、鄙びた風情があり良い湯が湧いているので価値のある湯めぐりが楽しめるでしょう。

    下風呂温泉「つる屋さつき荘」の浴室(2015年8月撮影)

    下風呂温泉「つる屋さつき荘」の浴室(2015年8月撮影)

    下風呂温泉の手形は「遊めぐり手形」といい、面白いのはその形。名産品にちなんだイカの形、ペン立て型、握ってマッサージにも使える湯玉型と3種類から選べます。

    材質は香りの良い青森ヒバ。使用後の実用性もピカイチです。共同浴場は350円、旅館の日帰りは500円からなので、3ヵ所回れば十分元が取れるでしょう。

    下風呂温泉「遊めぐり手形」 奥からペン立て型、イカ型、湯玉型

    下風呂温泉「遊めぐり手形」 奥からペン立て型、イカ型、湯玉型

    下風呂温泉
    住所
    青森県下北郡風間浦村下風呂
    電話番号
    0175352010
    備考
    遊めぐり800円(下風呂温泉郷のホテル・旅館・共同浴場で利用可)半年有効 販売場所:各宿泊施設
    【URL】https://www.shimohuro.com/
  • 万座温泉(群馬県)の湯めぐり手形

    最後にご紹介する群馬県の万座温泉は標高1,800mと高所にある温泉地。近くにはスキー場もあります。

    こちらの湯めぐり手形はなんといってもお得度が半端ない。万座温泉の宿に宿泊のお客さん向けは1,200円で3回まで無料、4回目以降500円。日帰りのお客さん向けは700円で購入して、1回利用するごとに500円払います。

    ところが手形を使わずに日帰り入浴した場合、万座高原ホテルなどは日帰り入浴大人一人1,500円ですから、なんとここ一ヵ所に入るだけで既に300円分得をしているのです。

    名物の「空吹」をのぞむ「万座ホテル聚楽」の露天風呂

    名物の「空吹」をのぞむ「万座ホテル聚楽」の露天風呂

    温泉街には他にも1,000円前後の宿が複数あり、3ヵ所も回ればほっくほく。万座温泉の露天風呂は絶景ロケーションが多く、美しく白濁したお湯に入れば日頃の疲れやストレスもすっきりと解消されるのではないでしょうか。

    万座温泉「湯めぐり手形」

    万座温泉「湯めぐり手形」

  • 湯めぐり手形を使った温泉地の楽しみ方

    湯めぐり手形を使えば金額的にお得感が感じられますが、メリットはそれだけではありません。

    手形には利用可能な施設の電話番号、利用可能な時間などが明記されたマップが付いてくることが多く、これがすこぶる便利で湯めぐりや観光の強い味方に。

    さらに、巡ることで手形がなければ利用することのなかった宿や店を知るきっかけにも。それがまた、明日の温泉地の賑わいに繋がっていくのです。

    今回ご紹介したほかにも多くの温泉地で手形式の湯めぐりシステムを取り入れています。ぜひそれぞれの温泉地が工夫を凝らした湯めぐり手形を手に温泉を満喫して下さい。入りすぎにだけはくれぐれもご注意を!

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泉よしか
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NAVITIME TRAVEL EDITOR
女子目線温泉ライター。温泉ソムリエマスター。北は北海道、南は沖縄まで、子連れで日本全国の温泉を巡る。「知ってほしい来てほしいと思っている温泉と、知りたい行きたいと思っている旅行者を繋ぐ情報を発信すること」をモットーに、オンラインメディアで活動。