日本のみならず世界中のおしゃれさんを魅了するブランド「マリメッコ」。そんなマリメッコの国内初・大規模展覧会が開催されます!場所はBunkamuraザ・ミュージアムで、12月17日より開催。フィンランドを代表するデザインハウスの魅力と、本展の見どころをご紹介します!
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「マリメッコ」とは?
「マリメッコ」はフィンランドの伝統的なモチーフや自然に着想を得、大胆でカラフル、抽象的なデザインの布地を多く生み出すデザインハウス。
創業者のアルミ・ラティアは、テキスタイルデザインを学んだのち、才能あるデザイナーを集めました。シンプルかつ洗練されたデザインと、巧みなPR戦略を武器にして「マリメッコ」はめざましい成長を遂げ、60年代には世界的なブランドとして人々の知るところとなったのです。ジャクリーン・ケネディーが購入したドレス≪ヘイルヘルマ≫、1959 年 ファブリック≪ナスティ≫(小さな無頭釘)、1957 年、 服飾・図案デザイン:ヴオッコ・ヌルメスニエミ Design Museum / Harry Kivilinna
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ファブリックからドレスまで。200点以上を展示!
本展は、ヘルシンキのデザイン・ミュージアムの所蔵作品から、ファブリック約50点、貴重なヴィンテージドレス約60点、デザイナー自筆のスケッチ、各時代の資料など計200点以上を展示。国内初の大規模な展覧会として話題を呼んでいます。
ドレス≪カトリッリ≫ファブリック≪プケッティ≫(ブーケ)、服飾・図案デザイン:アンニカ・ リマラ、1964 年 Design Museum Archive / Photo: Seppo Saves
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マリメッコ創始者の半生を描いた映画上映も決定!
前述のマリメッコ創始者アルミ・ラティアは1912年、フィンランドに生まれました。彼女の送った波乱万丈な人生模様は映画にもなりました。会期中には、その映画「ファブリックの女王」もBunkamuraル・シネマで限定上映が決定。マリメッコの60年の歴史を、個性あふれるデザイナーの作品や映像作品と共に辿ってみませんか?