2016年3月23日(水)から5月15日(日)にかけて、特別展「生誕150年 黒田清輝 - 日本近代絵画の巨匠」が東京国立博物館にて開催されます。日本美術の近代化のために力を尽くした黒田清輝(1866-1924)の生誕150年を記念した大回顧展です。
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初期から晩年の作品まで
本展では、留学時代に描かれた《読書》《婦人像(厨房)》や帰国後の《舞妓》《智・感・情》などの代表作によって、日本美術の近代化に力を尽くし、絵筆で明治の日本を切り開いた黒田清輝の画業とその生涯を展観するというもの。師コランやミレーなど、フランスで出会い導かれた作品もあわせて展示されます。
読書 黒田清輝 1891年(明治24) カンヴァス、油彩 98.2×78.8cm 東京国立博物館蔵
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02
人間・黒田清輝の実像に迫る
「近代絵画の巨匠」「アカデミズムの創設者」にとどまらない、個人としての黒田清輝の人生、苦悩、人間関係を掘り下げるのも本展の魅力。知られざる巨匠の実像に迫ります。