撮影:木奥恵三/写真提供:東京国立近代美術館

真夏の夜は美術館へ!この夏、東京国立近代美術館が「MOMATサマーフェス」を開催。スペシャルな3日間をお届けします!


2015.07.14

NAVITIME TRAVEL EDITOR

「美術館」に対して皆さんはどういった印象をお持ちでしょうか?どこか厳かで、アカデミック。アートの拠点。そんなちょっと堅いイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなイメージを払拭するイベントを、東京国立近代美術館が開催します!

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    一日目は夏の夜の野外シネマを開催!

    一日目と二日目は開館時間を大幅に延長し、夜10時まで開館します。もちろん「サマーフェス」なんて名前がつくくらいですから、ナイトミュージアムを楽しむだけでは終わりません。一日目は美術館前庭にて野外シネマを上映!夏の夜にぴったりな短編作品を厳選してお届けします。上映作品についてはホームページをご確認くださいね。
    お楽しみはそれだけじゃありません!夜10時まで美術館にいるとなると、そう、お腹が空いてしまいますよね。野外シネマが上映される前庭では、ヘルシーでおいしいメニューを用意した屋台が登場します!アルコールもありますよ。美術館に相応しいこだわりのコーヒーをいただくこともできます。
    また、3日間のイベント中はハンモックが登場します。緑あふれた美術館のお庭で、風に吹かれてみれば都会の喧騒なんて忘れてしまうかも。

    Hammock2000

    Hammock2000写真提供:東京国立近代美術館

  • 02

    二日目はアカデミックな気分に浸ってみましょう!

    二日目は開催中の展覧会「No Museum, No Life?―これからの美術館事典」にちなんで、「美術館」をテーマにしたシンポジウムを開催します。シンポジウムなんて、なんだか難しそうだし、行きにくい…なんて方も、今回のサマーフェスを機にちょっと覗いてみてはいかがでしょうか?食事をしながら、コーヒーを飲みながら、リラックスしてお話に耳をすませれば、今まで知らなかった世界が広がるかもしれません。

    写真提供:東京国立近代美術館

  • 03

    三日目は明るい朝の光を浴びて、心も体もリフレッシュ!

    三日目のイベントは夜のしっとりした雰囲気から一変、朝8時から開館します!朝のさわやかな空気を吸いながら、この日のためにプロのダンサーが考案したオリジナル体操やトークイベントを開催。他にも展覧会のカタログを販売したり、一日目、二日目とは一味違った屋台が出たりして、にぎやかな美術館が楽しめるんです。オリジナルの「おはよう!びじゅつ体操」は展示されている美術作品をモチーフにして作られています。体操で体を目覚めさせたら、モチーフとなった絵を鑑賞して心にも刺激を与えてみてはいかがでしょう。

    萬鉄五郎 《裸体美人》 1912年 油彩・キャンバス 162.0×97.0cm 重要文化財 東京国立近代美術館蔵

    萬鉄五郎 《裸体美人》 1912年 油彩・キャンバス 162.0×97.0cm 重要文化財 東京国立近代美術館蔵

  • 04

    アートな三日間を過ごしましょう!

    いかがでしたでしょうか。日本で最初の国立美術館である東京国立近代美術館。そんな歴史ある美術館でこんなイベントが催されるなんて、驚きだけど何だかわくわくしちゃいますよね。イベントは7月31日から8月2日にかけて。この機会に身も心もアートな雰囲気に浸ってみましょう。
    東京国立近代美術館へのアクセスは東京メトロ東西線「竹橋駅」1b出口より徒歩3分、「神保町駅」A1またはA9出口より徒歩12分、「九段下駅」4番出口より徒歩12分、「大手町駅」C2b出口より徒歩10分です。

    撮影:上野則宏

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