舞台は横浜都心臨海部。歴史的建造物や異国情緒漂う港町を、より一層鮮やかに彩るこのイベント。「スマートイルミネーション横浜2015」が今年も開催します。
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「スマートイルミネーション横浜」とは？
2011年の東日本大震災を契機とし、今年で5回目の開催となる本イベント。国内外のアーティストたちが最先端の環境技術を駆使して提案するアートプログラム、そして環境未来都市の推進に取り組む横浜市の特色を活かした省エネ技術活用の方法に注目が集まります。
イルミネーションは、いつまでも豪華絢爛で電気消費量が高いだけのイベントではないのです。 -
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「もうひとつの横浜夜景」を提案する、会期中常設展示の「アートプログラム」
「クイーン」と称される横浜の代表歴史的建造物「横浜税関」の塔の部分に顔を投影して擬人化し、クイーンが見つめ続けてきた横浜の歴史を可視化するプログラムにまずはご注目。この"たてもののおしばい 「塔（クイーン）は歌う」"は、DSA 日本空間デザイン賞2015優秀賞を受賞した髙橋匡太氏の最新作です。
横浜税関
【住所】神奈川県横浜市中区海岸通1-1
【TEL】045-212-6053
【HP】http://www.customs.go.jp/yokohama/![]()
スマートイルミネーション横浜実行委員会
横浜税関から徒歩五分の位置にある「象の鼻パーク」には、同じく髙橋匡太氏の作品、"ZOU-NO-HANA RING"が夜を飾ります。
刻々と色を変えていく100個の光る浮き輪は人間の個性を、そして光がシンクロしていく様子は人間のコミュニケ―ションを表しています。![]()
SPORT×ART SHINTOYOSU Photo: Mito Murakami
「象の鼻パーク」には、この他にも様々な作品が展示されます。
昔ここがまだ海だった頃の景色を表現した穴井佑樹氏×手塚健太郎氏による"ある海辺"や、日本の伝統的花嫁衣装の白無垢をウェディングドレスにリメイクし、白色LEDで電飾したコスチュームインスタレーション、日下淳一氏の"光の花嫁"。
電気自動車から全ての電力をまかない、車内に設けられた茶席でお茶を楽しむ、日下淳一氏＋徳永宗夕氏の"電気自動車を使ったゼロエミッション茶会"。七色に光る花のコサージュを作るワークショッププログラム、竹澤葵氏/株式会社FREEingの"bloomi（ブルーミ）"などなど、気になる展示が盛り沢山です。
象の鼻パーク
【住所】神奈川県横浜市中区海岸通1丁目
【TEL】045-661-0602
【アクセス】みなとみらい線「日本大通り駅」徒歩約5分
【HP】http://www.welcome.city.yokohama.jp/ja/tourism/spot/details.php?bbid=734![]()
スマートイルミネーション横浜実行委員会
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「まちなか展示会」では最先端の技術が光る！
「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」や「象の鼻パーク」、「神奈川県庁本庁舎（予定）」など、横浜の歴史的建造物などを活用した企業のライトアップも、横浜全体を鮮やかに彩ります。有機ELや蓄光塗料やLEDなどの節電型照明技術はもちろんのこと、今注目の太陽光発電や蓄電技術を駆使した様々な技術が作り上げる「もうひとつの横浜夜景」とは、一体どんな景色なのでしょうか。
横浜港大さん橋国際客船ターミナル
【住所】神奈川県横浜市中区海岸通1丁目
【TEL】045-211-2304
【アクセス】みなとみらい線「日本大通り駅」徒歩約12分
【HP】http://www.osanbashi.com/
神奈川県庁本庁舎
【住所】神奈川県横浜市中区日本大通1
【TEL】045-210-1111
【アクセス】みなとみらい線「日本大通り駅」徒歩約4分
【HP】http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f380088/![]()
スマートイルミネーション横浜実行委員会
若手アーティストや学生が、光に関する作品を発表する「FutureCity Yokohama スマートイルミネーション・アワード2015」や、各企業・施設・団体・大学等が独自に参加するプログラムも数多く予定されています。
日に日に夜の時間が長くなってきました。これからの時期にイルミネーションは欠かせませんね。
まずは5日間限定の特別な横浜の景色を、ゆっくりと楽しみましょう。出発前には、公式サイトで気になるプログラム会場を確認するのをお忘れなく！
