ぜひ音楽に酔ってほしい 『東京カラーソニック!!』the Stage Vol.1 安井一真×小波津亜廉 インタビュー
大人気イラストレーター冨士原良がキャラクターデザインを手がけるオリジナルCDコンテンツプロジェクト「東京カラーソニック!!」(通称カラソニ)。こちらを原作とした舞台「『東京カラーソニック!!』the Stage Vol.1」が、2023年2月、東京のシアター1010にて上演されます。こちらの記事では、倉橋海吏 役の安井一真さんと、高槻神楽 役の小波津亜廉さんにお話を伺いました。お二人からのプレゼントもありますので、ぜひ最後までご覧ください!
CONTENTS
- インタビュー
- 公演概要
- プレゼント情報
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インタビュー
――まずは出演が決まられた時のお気持ちから聞かせてください。
安井「音楽に関係のある作品に参加できるということで、すごく嬉しいなと感じました。さらにバディということで、二人でモノづくりをすることができる。すごく熱くなれる作品になるのかなとワクワクしましたね。男同士の絆っていいじゃないですか。まだまだ未知数な部分が大きいですけれど、期待でいっぱいです」
小波津「僕はまず「東京カラーソニック!!」という作品の設定がすごく面白いなと思いました。音楽を題材にした作品やバディものというものは他にもあると思うんですけれど、この作品はクリエイターと歌い手のバディなんですよね。なかなかない作品なんじゃないかなと。新鮮に感じましたし、そこに出演できることが嬉しいと思いました」――お二人とも音楽がお好きなんですね。
安井「はい。僕は中学生の時から作曲をしたり、歌を歌うようになりました。音楽の専門学校に行っていたこともあって、自分と重なる部分もあるんですよ。海吏くんはもちろん、作品自体にも学生時代の思い出が重なるというか。友達でありライバルなんですよね。あの頃のそういった思いをまた体験できるのかなと思うと楽しみですし、あとね、性格的な部分ということでは海吏くんと僕とでは似ていないかもしれないけれど、根っこにある部分というんですかね、歌に対する思いといったものは似ている部分があると感じています」
小波津「僕は親の影響もあって、ずっとクラシックが好きだったんです。神楽くんとは境遇的なものが近い気もしています。神楽くんは両親が学園長で、それが原因となって周囲から孤立した部分がありますよね。僕の場合は母が合唱団をやっていて僕もその一員だったんですが、なかなかね、男の子で合唱をやっている子というのは少なくて。色眼鏡で見られていたこともあったんですよね。だから何となく神楽くんの気持ちはわかる気がします。完璧主義でプライドが高いといったところは神楽くんならではの部分ですけど、音楽や作品にかける思いは僕も一緒。バディである海吏くんと、どのユニットよりも優れたものを作るぞという気概は神楽くん同様、僕も持っていたいです」
――バディとなるお互いについて、キャラクターとの共通点を感じる部分はありますか。
安井「亜廉くんとは初共演なのですが、ビジュアル撮影やインタビューなどでお話をさせていただいて、とにかく優しいんですよね。あと話がすごく人を惹きつける。聞いていて、次、どうなるの?気になる!っていうことがすごく多い」
小波津「そうなんだ(笑)」
安井「そうなの。なんかそこに神楽っぽさを感じるんですよね。なんだろうなあ、理路整然と話すというか、そこにカリスマ性もあるというか……惹きつけられるものがあるんですよ。そこですかね」
小波津「一真くんと会うまでは海吏くんを演じるということで、どれだけぶっ飛んだ子なんだろうって思ってたんですよ、でも実際に話してみると、もちろんそんなことはなく(笑)。あとは学生時代に好きだったゲームとかが、同じだったりするんですよ」
安井「そうそうそう(笑)」
小波津「僕らの学生時代ってニコニコ動画とかが全盛期だった頃で、NEXONだとかネットマーブルだとか、いろいろと流行ったものがあるんですけどね。あ、それ好きだったんだ!一緒一緒というのが多くて(笑)。結構マニアックなものを知っていたり、そういったところで共通点を見つけたりもして楽しいですね。それと、音楽に対しては人一倍真面目だし、歌に対する思いがすごく熱いんです。天才肌な部分も海吏くんとの共通点だなと会話をしていて感じますし、それって本人にしかわからない感覚もあると思うので、そこをうまく引き出してあげたいなと、神楽を演じる僕としては思います。僕と一真くんの関係性が、イコールでキャラクターとの共通点になっていったらいいですね」――今後、どのようにバディとして役作りしていきたいという思いがありますか。
小波津「原作にもありますけれど、仲良しこよしなだけではいいものは生まれないと思います。仲がいいに越したことはないけれど、それだけではダメなんじゃないかな。なので一真くんには、言いたいことがあったら何でも言ってねと伝えています。もちろん自分も言うから、お互いにフラットで対等な関係性でいようと。そこを大切にしたいと考えています。本当の意味で神楽くんと海吏くんは対等で、だからこそ言いたいことを言い合えるし、尊敬し合えているんだと思う。そこを認め合えていれば、たとえ性格が合わなくても信頼関係は成り立ちますし、その関係性を大切に作り上げていきたいですね」
安井「二人の関係性という意味では亜廉くんが言った通りです。まだお互いに知らないことはたくさんありますが、二人で話している時に自分をさらけ出して、偽りなく接して稽古を重ねていけば、スムーズにバディを作り上げられるんじゃないかなって。僕はどちらかというと感情先行型なんですよ。台詞回しがどうこうというよりは、まずは気持ちを大切にして動いて……あとはまあ、どうにかなるだろうっていう(笑)。その意味で亜廉くんとは、すごくやりやすそうです」
小波津「もう既にお互いに感情をぶつけ合ってるもんね(笑)」
――「東京カラーソニック!!」の中で特にこの曲が好きというのはありますか。
小波津「せーの」
安井・小波津「『Don't back down』」
小波津「ユニット曲だからというだけではなくてね。一真くんとも話していたんですけれど、全員で歌っている『Begin on buddy』とかカッコいい曲はたくさんあるけれど、やっぱり神楽くんが作って海吏くんが歌っているこの曲がグッとくるんですね。ジャンル的にもずっと好きだったものに近いからかな」
安井「そうですね。僕らの楽曲が最強だと思っています」
――お二人はどんなジャンルの曲がお好きなんでしょうか。
安井「僕はきれいなメロディーが好きです。どのジャンルであっても新しいことやっているメロディーよりは、この流れが美しいなという曲が好きで。『Don't back down』はメロディーがすごく綺麗で、サビに向かっていく流れが完璧だなと思います」
小波津「ジャンルで言ったらクラシックばかり聞いていたんですけれど、反抗期の頃にロックも聴き始めて。クラシックとロックが融合している、たとえばQueenとかが好きでしたね。今回のバディ曲もロックテイストでありつつ、メロディーはクラシックの要素も入っていて。これまで自分が好きだったジャンルとも近くて気に入っています」
――ご自分達以外のバディで注目しているバディは?
安井「僕は嵐(演・岸本勇太)と宙(演・北川尚弥)ですね。きっしーとは一つ前の舞台で初共演だったんですが、歌もすごく上手くて、筋トレとかもすごく頑張っていて。嵐の役をどう演じるのか楽しみです」
小波津「永久(演・北村健人)と未來(演・樋口裕太)かな。僕は一真くん以外とは共演したことがあるんですけれど、北村くんと裕太の、役とのギャップというか、どう演じるのか、そこがすごく楽しみですね。裕太が言っていたんですけど、そうとうワチャワチャしたうるさいカンパニーになると思います(笑)」
――ありがとうございました。それでは最後にお客様へのメッセージをお願いします。
安井「音楽や歌をモチーフにした作品は数多くありますが、作曲家と歌い手がバディになっているというのは新鮮だし、見どころだと思います。まだまだ未知数の部分が大きいですが、そこが期待感でもありますし、お客様にも楽しみにしていてほしいです。ぜひ劇場に足を運んでください、お待ちしております」
小波津「音楽は人を元気にする力があるし、それはエンターテインメント全体に言えることだと思います。たくさん悲しいこと、大変なことがある時代ですが、改めてお客様にはこの舞台を通じて様々な音楽に触れて、堪能してほしいです。そして明日への活力にしてもらえたら嬉しいですね。ぜひ「音楽に酔って」もらえたらと思います。劇場でお待ちしております」 -
公演概要
■タイトル:『東京カラーソニック!!』the Stage Vol.1
■原作:「東京カラーソニック!!」(eternal voyage)
■脚本:伊勢直弘 東妻リョウ
■演出:伊勢直弘
■日程:2023年2月18日(土)~2月26日(日)
■劇場:シアター1010(東京)
■出演
小宮山 嵐 役:岸本勇太 霧島 宙 役:北川尚弥
宝田伊織 役:山﨑晶吾 加地春飛 役:高本 学
瀬文永久 役:北村健人 財前未來 役:樋口裕太
倉橋海吏 役:安井一真 高槻神楽 役:小波津亜廉
田所雪也 役:松村龍之介 芦野涼真 役:阿部快征
アンサンブル:真壁勇樹 関 修人 山田隼人 瓦林拓弥
【公式サイト】https://www.marv.jp/special/stage-tcs/
【公式Twitter】@stage_tcs
ⒸCOLORATION Ⓒ『東京カラーソニック‼』the Stage製作委員会 -
プレゼント情報
ここまでご覧いただきまして、ありがとうございました!安井さん、小波津さんから読者の皆様へサイン色紙をいただきましたので2名様にプレゼントします。応募方法は、NAVITIMEアニメアカウントのフォロー&リツイートです。奮ってご応募ください!
■応募期間:2023年1月5日(木)~2023年2月9日(木)23:59まで
■応募方法:
①NAVITIMEアニメアカウントをフォロー
②NAVITIMEアニメの当該ツイート(プレゼントキャンペーン告知)をリツイート
また、記事の感想を添えてキャンペーンツイートを引用RTしていただけると、当選確率がアップします!ぜひご参加ください。
※当選者の方には、2023年2月16日(木)までにDMにて、ご連絡させていただきます。
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