富士山と宝石のような夜景を望む最高のロケーション! 丘の上の絶景リゾート「フルーツパーク富士屋ホテル」


2022.04.14

マイナビニュース


都心から車で約90分。「フルーツパーク富士屋ホテル」は、旅好きが「山梨へ行くなら、一度は泊まってみたい!」と口をそろえる憧れのリゾートホテル。視界をさえぎるものが一切ない山梨県山梨市の高台に建ち、身も心も溶かしてくれるような圧巻の眺望を、さまざまな場所から楽しめます。
客室で富士山を眺めながら和み、露天風呂で壮大な風景を眺めてリフレッシュ、夜はキラキラと光る夜景にときめいて。ここに泊まるからこそかなえられる、夢のような時間をたっぷりとご紹介しましょう!
■丘の上に佇む天空の楽園
ブドウや桃、さくらんぼ畑が広がる「フルーツライン」を走り、上へ上へ。広大な「笛吹川フルーツ公園」に隣接する、標高555mに「フルーツパーク富士屋ホテル」はあります。このホテルは笛吹川フルーツ公園を農園と見立てて、農園を治める領主の館のイメージで建てられました。
近くで見ると、どこか異国のホテルに来たみたい! 建物の外観や内壁に見られるベージュ・ロゼのテーマカラーは、南仏プロヴァンス地方で昔から使われていた素材から生まれたもの。日本とは思えないような雰囲気で、入る前からワクワクします。
ホテルの創業は1997年9月。2022年には創業25周年を迎えます。
時の流れとともに深みを帯びて味わいを増した外観は、「フルーツパーク富士屋ホテル」の歴史の積み重ね。長年ゲストに愛されてきた証です。
■フォトジェニックな大階段がお出迎え
ワイン色のエレガントな絨毯が敷かれた大階段を上ると、巨大な立体作品が! こちらは山梨を代表するフルーツ、桃やブドウ、さくらんぼをぎゅっと詰め込み、実り多き「山梨」を表現した小林佳織さんによるアート作品。
近づいて細部を観察したり、少し離れて俯瞰してみたり。何時間でも眺めていたくなる、不思議な魅力であふれています。
ロビー奥の暖炉は、寒い時期になると火が灯ります。パチパチと薪がはぜる音や炎のゆらぎで、心地よいリラックス状態に。暖炉で温まれば、自然と会話も弾みます。
客室は全43室で3F~5Fにあります。今回泊まったのは、4F角部屋の「和洋室」。フロントでカギを受け取り、エレベーターに乗り4Fへ向かいます。
ドアが開いた瞬間、目に飛び込んできたのは、壮大なパノラマ! 眼下には甲府盆地が広がり、南アルプスの山並みまで見渡せます。エレベーターホールで、すでに気分は非日常へとシフト。
■ゆったり広々の客室
こちらが、ダブルベッドが2台並ぶ洋室+10畳の和室が二間続きになった「和洋室」。畳の上でのんびり、ごろんとくつろぎ、快適なソファに座って観光プランを練ることもできます。
大きく切り取られた窓に目をやると、青空を背景に甲斐の山並みのりょう線がくっきりと見え、まるで絵に描いたような美しさ! その背後には優美な富士山の姿を望むこともできます。
そして街を覆う薄い雲の層は、天界と下界を分けるボーダーラインのよう。刻一刻と変化していく景色を眺めていると、かけがえの無い時間だということを実感できます。
■旬のフルーツパフェが人気のカフェへ
甘いものを食べたくなって、ホテル1Fの「ベラヴィスタ」へ。こちらは宿泊者以外も利用できる人気のカフェです。
「ベラヴィスタ」で人気を集めるのは、旬の果物を使った、みずみずしさが際立つ季節限定のフルーツパフェ。冬~春はいちご、春~夏はブルーベリー、夏は桃、秋はブドウ、冬は栗を使ったパフェを提供しています。
ちなみに筆者はここのパフェの大ファンで、すべてコンプリートしました!イチオシは、いちごと桃のパフェです。
■開放感たっぷりの露天風呂
甘い幸せに満たされたら、絶景に出会える温泉で癒しの時を。男女別の大浴場は内風呂が2つと露天風呂が1つ。露天風呂からは、開放感たっぷりの絶景を望めます。
源泉はホテルから近い「ぷくぷくの湯」と同じ源泉「万葉温泉」を使用。無色透明で、一見おとなしい湯に見えますが、pH値の高さは山梨トップレベル。pH9.4のアルカリ性単純温泉で、せっけんのようなクレンジング効果で肌をつるつるにしてくれます。
それに加えて、この湯は天然の保湿成分「メタケイ酸」が50mg以上ある美肌の湯。 ゆったり湯浴みをしながら、キレイに近づけますよ。
富士山に見とれてつい長湯をしたくなる人もいるはず……。実はこの泉質は湯あたりしにくいやさしい湯。のぼせないように注意して、のんびり湯浴みを楽しみましょう。
日が暮れて青い時間が過ぎると、今度は夜景きらめく時間。温泉と一緒に光をまとった街のきらめきも楽しめます。ロマンチックな夜景は、ずっと眺めていたくなる美しさです。

■山梨ワインと夜景に浸って、ほろ酔い絶景ディナー
温泉でゆったり癒やされて、心もおなかも軽やかに。ペコペコになったおなかを満たすため、レストランがある2Fへやってきました。
このフロアには、絶景が自慢の3つのレストラン(西欧料理・日本料理・鉄板焼)があります。これなら連泊時も飽きませんし、好みに合わせてレストランを選べるのが嬉しいですよね!
今回は、イタリア語で「丘」の意味を持つ、西欧料理「ラ・コリーナ」を選びました。
レストランでは、季節のお料理に合わせて、ソムリエが厳選した山梨ワインのペアリングを楽しめるのが醍醐味。山梨には約90のワイナリーがありますが、その中で、約30社のワイナリーが作る個性豊かなワインを提供しています。「たくさんありすぎて、分からない……」というワイン初心者さんなら、3種or4種のペアリングセットがおすすめです。
最初の1杯は、「穂坂シャルドネ&甲州スパークリング」と瓶内二次発酵による「ルミエール」のスパークリングを飲み比べ。スパークリングワインってどれも同じかと思っていましたが、飲んでみると全然違う!
特に「ルミエール」のスパークリングはシャンパンを彷彿とさせるきめ細やかな泡と、優しく包み込んでくれるフルーティな香りにうっとりです。クセがなく飲みやすいので、気軽にグイグイ飲めちゃう。
ワインのテイスティングって、色を見たり、グラスをまわして香りを確認したり。いろいろ手順がありますよね。しかしここでは、ソムリエの資格を持つスタッフが優しく丁寧にアドバイスしてくれるので、特別なワイン舌でなくても大丈夫。
ソムリエの小池さんによる解説は分かりやすくて、すとんと腑に落ちます。ワイン好きなら一言一句、聞き逃したくないほど……!
まずは、スープで一度少し身体を温めて、ほっとひと息。オードブルまではスパークリングワインを味わい、お魚と一緒に白ワインを、お肉料理と一緒に赤ワインを。最後のデザートは甘口のデザートワインと合わせます。
おいしい料理とバラエティ豊かなワイン、それに丁寧なサーブによって緊張もほぐれ、ゆったりとした気持ちに。
全部のワインを胃に収めていくと、ふわふわ幸せいっぱいの気分に浸れます。
3層構造のムースのケーキやバニラアイスと合わせるのは、「フリージングワイン」と呼ばれる特殊なワイン。聞けば、甲州ぶどうを一度凍結して水分をとり、高濃度の糖分が多いところだけを発酵して作った特別なワインなのだとか。
ひと口飲んで見ると、「むぅぅぅ~!」と言葉にならない声が出てしまうほど、その味わいは衝撃的。お砂糖は一切入っていないのに極甘口。しかし、それが高貴な甘さで酸味がほどよく残り、めちゃくちゃおいしいのです……!
■きらめく夜景を客室で
ほろ酔いモードで客室へ戻ると、星のようにキラキラと輝く美しい夜景がお出迎え。ホテルがある笛吹川フルーツ公園から望む夜景は、「新日本三大夜景」に選ばれた特別なもの。そんなスペシャルな夜景を、時間を気にせず満喫できるのも魅力です。
ぐっすり眠った翌朝。少し早く目が覚めたので「富士山が見えるかも……」と窓に駆けよると、朝焼けに映える幻想的な富士山が!
早朝の富士山はピンクからオレンジ、やがて白へ。刻々と変化する美しい姿に時間を忘れ、つい見入ってしまいます。
■野菜たっぷりヘルシーな朝ごはん
絶景に浸った後は、お楽しみの朝ごはん! 朝食会場は、昨日パフェを楽しんだカフェ「ベラヴィスタ」です。
メニューは、「アメリカンブレックファースト」or「サラダブレックファースト」の2択。ボリューム満点のサラダに惹かれて、「サラダブレックファースト」をチョイスしましたが、想像以上に野菜たっぷり! 彩り豊かな山盛りの野菜に加えて、ゆで卵、生ハム、ポテトサラダがついて豪華なラインナップです。
■天空のパノラマチャペルを見学
サラダだから……と、ついつい食べ過ぎてしまったのでお散歩することに。
敷地内にあるチャペルは、屋根がスケルトンになっていて、青空が見えるフォトジェニックな造り。中はハッピーなオーラでいっぱいです。
ちなみに、ホテルの駐車場横に世界でたった1つの桃型ポストがあるのをご存じでしょうか?
桃型ポストはオブジェではなく、現役バリバリのポスト。しかも、ここから手紙を出すと、桃とブドウがモチーフのかわいい「桃型消印」が押されます。
ホテルで絵葉書&切手を購入して桃型ポストから投かんすれば、旅の楽しい思い出に。お散歩ついでに、大切な人にお手紙を出してみるのもいいかもしれません。
■旅の思い出を深めるご褒美ランチ
ホテルのチェックアウトは11時。その30分後、11時30分から西洋料理「ラ・コリーナ」では、ランチタイムがスタートします。旅の余韻を味わうなら、ここでのランチもおすすめ。
選べるランチコースは全部で8種類。本日のお魚料理やステーキなど、シェフが腕によりをかけた料理は、どれもおいしくてご褒美ランチにぴったりです。
特別な日に食べたい「牛フィレのステーキ」は、お肉が一人120gもあり、分厚くてフォトジェ肉(にっく)! 見た目だけでなく味にもこだわり、なるべく状態のいいお肉を食べてもらいたいとの想いで、オーダーが入ってからお肉をカットしているそう。
食べてみると、噛む必要がないほどやわらかなお肉には、牛肉本来の旨みや甘味がぎっしり。肉好きならこの上ない満足感を味わえます。
旅の最後にはお土産探し! さまざまな山梨土産がそろう、ホテル1Fのショップへ向かいます。
一番人気の「ペカンナッツショコラ」は、富士屋ホテルのオリジナル。軽くローストしたペカンナッツをホワイトチョコレートでコーティングし、キャラメルパウダーで包んだクセになる味わいです。
パッケージには富士山も描かれていて、山梨土産に最適。お土産をお探しの方は、ぜひショップにも立ち寄ってみてくださいね。
○憧れのリゾートホテルでパーフェクトトリップを!
おいしい食事と山梨ワインを堪能して、絶景で心洗われ、温泉で癒やされる。そんな「フルーツパーク富士屋ホテル」で、パーフェクトトリップをしてみませんか?
■Information
「フルーツパーク富士屋ホテル」
【場所】山梨県山梨市江曽原1388 笛吹川フルーツ公園内
安藤美紀 あんどうみき 猫好きのフリーライター。2012年より独立し、全国津々浦々、旅をしながら見過ごすのはもったいない+αのワクワクするような旅情報を発信してます。これまで書いた記事の数は、700本以上。温泉ソムリエマスター、健康入浴指導士でもあります。温泉、ドライブ旅、グルメ、ディズニー系が得意。 この著者の記事一覧はこちら 

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フルーツパーク富士屋ホテル
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4.0

136件の口コミ
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山梨県山梨市江曽原1388 笛吹川フルーツ公園内
phone
0553228811
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【朝食付スタンダード】「箱膳・蓋物・季節の水菓子付の和食」または「卵料理&ジュースが選べる洋食」

¥17,800

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