1日1組限定の夜のいちご狩り! 「星野リゾート リゾナーレ熱海」でいちごとお酒のペアリングを満喫してきた


2022.02.05

マイナビニュース


春が近づくと、楽しみなのが……そう! 完熟摘みたていちごを好きなだけ味わえるいちご狩り。最近は昼だけではなく、夜もいちご狩りが楽しめるのを知っていますか?
今回ご紹介するのは、夜のいちご狩りの中でも、密にならずにワンランク上のいちご狩りができる、「星野リゾート リゾナーレ熱海」のナイトストロベリーツアーです。こちらは、2013年から続く人気のご長寿アクティビティ。幻想的なイルミネーションが輝くハウスを貸し切って、静岡生まれのいちご「紅ほっぺ」をとことん満喫できます。
ナイトストロベリーツアーは毎年切り口を変えて行われますが、2022年は「いちごとお酒のペアリングができる!」との情報が。ドキドキを胸に抱きつつ、非日常のいちごパラダイスへ潜入してきました!
招待状を持ってホテルを出発
いちご好きが「一生に一度はやってみたい!」と憧れる、「リゾナーレ熱海」のナイトストロベリーツアー。2013年に第1回目が行われ、今年で9回目を迎える人気のアクティビティです。
スペシャルなひとときは、客室を出るところからスタート。夕食後、お部屋に用意された「招待状」を持って、迎車に来たタクシーへ。宝石箱のように夜景がきらめく熱海の街を離れ、ナイトストロベリーツアーの会場へ向かいます。
昼間とはまったく異なる幻想的なハウスへ
闇夜に包まれた山間部を走ること約30分。たどり着いたのは、県内屈指のいちごの生産地・伊豆の国市です。
ここはいちごの一大産地なので、ビニールハウス自体は珍しくありませんが、一カ所だけイルミネーションが透けて見える幻想的なハウスがあるんです!
それが、今回貸し切りで楽しむ「ナイトストロベリーツアー」の会場。ドキドキ・ワクワクしながら、中に入ると……。
目に飛び込んできたのは、温かく優しい光がいちごを照らすロマンチック空間。足元にはレッドカーペットが敷かれ、まるで秘密のパーティーに来たみたい! さらに、ハウス全体に流れるカントリーテイストの音楽が、楽しい雰囲気をいっそう盛り上げます。
ちなみに、このハウスを営んでいるのは、「紅ほっぺ」開発にも携わった「伊豆ホーリーズ」。ここで作られる「紅ほっぺ」は、国内の優れた産品を発掘する農林水産省主催のイベント「フード・アクション・ニッポン」を受賞しました。
しかも「伊豆ホーリーズ」は、ビニールハウスを一般開放しておらず、いちご狩りも一切行っていません。そんなスペシャルないちごを好きなだけ食べられるなんて、幸せすぎませんか?
紅ほっぺアンバサダーがいちご狩りをサポート
ツアーの案内役は、いちご大好き! という紅ほっぺアンバサダー。「伊豆ホーリーズ」生産者の堀井さんから、おいしいいちごの見分け方や綺麗にいちごを摘む方法などを直接伝授された「リゾナーレ熱海」のスタッフさんです。
例えば、紅ほっぺアンバサダーに「ちょっとひんやりしますね」と話しかけると、「ハウスの中は、いちごが1番おいしくなる12度で設定されているんです」と即答。聞けば、完熟なのに実がしまっているベストな状態が、気温12度なのだとか。
なるほど……、いちごの世界って、奥が深い! 紅ほっぺアンバサダーが発する言葉は、一言一言が勉強になり、ひしひしといちご愛を感じます。
ちなみに、おいしいいちごかどうかを見極めるポイントは3つあります。
1つ目は、色にむらがなくヘタの部分まで真っ赤になっているかどうか。2つ目は、パンパンに実が膨れて、種が沈んでいるかどうか。
ここまでは、みなさんも何となくお分かりかと思いますが、3つ目はヘタに注目です。王冠のようにヘタがクルンと反り返っていれば、完熟してるよのサイン! 胃袋には限界がありますので、事前に知っておくと便利ですね。
完熟いちごに溺れる幸せを
レクチャーを受けたら、いよいよお楽しみのいちご狩りタイム。すでに真っ赤に熟したいちごたちが、「ぼくたちは甘いですよ、どうぞ食べてくださ~い!」と言わんばかりに列をなしています。
好きないちごに狙いを定めたら、2本の指でヘタの少し上をはさみ、クルッと手前に。そのまま採れたてのいちごを口に放り込むと、甘酸っぱい果汁がのどの奥へとほとばしり、もう官能的なおいしさです!
おいしさの源は、良質ないちご作りに最適な地下60mから湧く富士山の雪解け水と、こだわりの土。想像を超えるおいしさに「このいちごを作った人、天才だな……」と思わずつぶやいてしまいました。

ペアリングでさらなる官能的な世界へ
さらに、今回のナイトストロベリーツアーでは、3種類の飲み物といちごを食べ合わせて、どっぷり夢心地に浸れます。
「まずはそこまで熟れていない、少し白味があるいちごをとってきてください」と紅ほっぺアンバサダーが一言。
「はいっ!」軽い足取りで、若いいちごを探しに向かいます。
採れたてフレッシュな若いいちごと合わせるのは、フランス シャンパーニュ「二コラ・フィアット ブリュット ロゼ」(※ペアリングのお酒は、その日によって変わる可能性があります)。
先にいちごを食べたら、まだいちごの余韻が残っている状態で、スパークリングワインをゴクリ。すぐに口の中で泡がほどけていき、いちごの甘酸っぱさをロゼのシャンパーニュが爽やかに引き立たせます。
「どうして、若いいちごなの?」と思っていましたが、ペアリングをしてみて納得。まだ完熟していない若いいちごだと、サラダや前菜感覚で楽しめるんです。
ちなみに今回のナイトストロベリーツアーは、お酒が飲めない方でも大丈夫!
フレッシュないちごと合うように、煎茶とライムをあわせた特製ドリンクを用意してくれます。こちらは、いちごのほのかな酸味と煎茶のバランスが絶妙な1杯。
お次は、ただ飲むだけではありません。つぶしたいちごと赤ワインをあわせる、ちょっと意外なペアリング! ワイングラスのふちにいちごの果肉を塗ってから、赤ワインをいただきます。
奇想天外な気がしますが、こうすることで、赤ワインが持つ果実感といちごの甘味がより上品に引き立つのだとか。
ゴクリと飲めば、なんと芳醇なこと……! 優雅でセクシーな味わいは、まさに大人だけの贅沢。濃密な余韻が、口の中でみごとなハーモニーを醸し出します。
お酒が飲めない方は、熟したいちごと玉露ベースのなめらかな甘いドリンクをどうぞ。いちごの爽やかな甘みが引き立つ、優しい味わいを楽しめますよ。
楽しい時間はどんどん過ぎていき、残すはあと1杯。紅ほっぺアンバサダーが用意してくれた、最後のペアリングを楽しみます!
ペアリングのポイントは「甘さ」。これまで出番のなかった、いちごのベストパートナー「練乳」が最後の最後に登場です。
熟したいちごに練乳をトロ~っとかけて。蜂蜜のような甘みのあるデザートワインと合わせれば、リッチな甘みがUP! 同じ「甘い」を組み合わせることで、いちごもワインもよりおいしくなります。
そして、お酒が飲めない方はいちごの甘みが絶妙なほうじ茶との掛け合わせで、より甘酸っぱさを楽しみましょう! 筆者はこの組み合わせが気に入り、ドハマりしました。
「ほっぺが落ちるほどコクがあっておいしく、多くの人に親しみを持ってもらえるいちごに」という願いを込めて名付けられた静岡生まれの「紅ほっぺ」。
一粒食べれば誰もが笑顔になれる魔法のいちごですが、このドリンクがプラスαのおいしさをググっと引き立たせてくれますよ。
安心・安全な夢の舞台で、甘い時間を楽しんで!
人生初のいちご×お酒のペアリングは、「リゾナーレ熱海」に捧げました。「どうだった?」と聞かれれば、声を大にして「この世の天国だったよ!」と伝えたいです。
ナイトストロベリーツアーは、1日1組限定。期間は、2022年1月6日から3月30日までの偶数日に開催(3日前のまでの要予約)。1組2名までの貸し切りだから、密を避けたデートや一人旅、コロナ禍で会えない友人との旅行にもぴったり。
いちご好きの方は、ぜひ「リゾナーレ熱海」で夢のようなひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。
■Information
星野リゾート リゾナーレ熱海
場所: 静岡県熱海市水口町2丁目13−1
安藤美紀 あんどうみき 猫好きのフリーライター。2012年より独立し、全国津々浦々、旅をしながら見過ごすのはもったいない+αのワクワクするような旅情報を発信してます。これまで書いた記事の数は、700本以上。温泉ソムリエマスター、健康入浴指導士でもあります。温泉、ドライブ旅、グルメ、ディズニー系が得意。 この著者の記事一覧はこちら 

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星野リゾート リゾナーレ熱海
place
静岡県熱海市水口町2-13-1
phone
05031348093
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特別優待(朝食付)

¥40,500

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