京都の美術館で「草間彌生 永遠の南瓜展」--全123点を展示、南瓜の間も新設


2018.05.06

マイナビニュース

「フォーエバー現代美術館 祇園・京都」(京都府京都市)は5月3日~2019年2月28日、5月3日に同館がグランドオープンすることを記念した企画展「フォーエバー現代美術館コレクション 草間彌生 永遠の南瓜展」を開催する。
同館は、これまでの常設展示室3室と企画展示室1室に加え、新たに2室を拡張する。今回開催する同展では、常設・企画展示室にて草間彌生作品(合計123点)を展示公開。草間彌生氏の代表的なモチーフのひとつとして知られる「南瓜」の作品を一挙に集めた「南瓜の間」を新設する。
南瓜の作品には、実際の南瓜がそれぞれ豊かな表情を持っているように、わたしの南瓜だってどれ1つとして同じではない。といった同氏の考えのもと、様々な形、色、素材の南瓜をモチーフとした油彩、版画、立体インスタレーション作品35点が登場。
屋外には、巨大なパブリックアートの「南瓜」、形、色、サイズが様々な版画作品の南瓜、ミラールームの中で増殖を繰り返す「宇宙にとどけ、水玉かぼちゃ」などが楽しめる。
2つの企画展示室では、花の間、富士の間として、それぞれの展示室名にちなんだ同氏による作品モチーフで構成した企画展示を行う。花の間では、花をモチーフにした47点の作品群を、富士の間では、同氏が浮世絵師とコラボレーションして制作した「七色の富士」の作品シリーズ全9点を展示公開する。
常設展示室では、1950年に制作された初期作から1963年の「無限の網」、1992年の作家の代表作「黄樹」など28点の作品を展示。同氏の初期から2000年代までの作家活動の軌跡を紹介する。
また、同展では南瓜の焼印入カステラなど「南瓜」をモチーフにしたグッズやスイーツも登場する。
開館時間は10時~18時(入館は17時30分まで)。観覧料は、一般/税込1,500円、中高生/税込1,000円、小学生以下無料。 

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