【京都】清水寺近くで理想的な朝ごはんを発見!週末のみの贅沢時間「蘇谷(sokoku)」


2024.01.20

Kyotopi

観光にも便利な五条通から路地に入った場所にある元陶芸工房の京町家で京都らしい朝食をご紹介します。週末のみの営業です。まさに理想的な京都の朝ごはん清水寺や東山へ観光する方々で行き交う東大路五条。
人通りや交通量の多い五条通ですが、1本路地に入ると意外と静か。そんな静かな場所にある穴場の和朝食を紹介します。
東大路五条の南東側、グレーと赤レンガの建物の間にある路地を入ります。路地に入り南へ50メートルくらい歩くと、立派な京町家が見えてきますが、こちらが今回ご紹介する「蘇谷(sokoku)」。
河井寛次郎記念館の斜め向かいあたりで、じつはこの立派な建物、京都市の重要建造物指定も受けています。じつは、週末限定営業の清水焼ギャラリーカフェで、カフェの他に8時半から朝食も提供されているんです。入ってすぐの場所に陶器ギャラリーがあり、青磁の美しい陶器が並びます。
元々工房も兼ねたお住まいだったそうです。店主の祖父や父の作品が展示販売されていていますので、気になった方は手にとってみてくださいね。陶器に囲まれた、小上がりがメインの落ち着く和の空間です。
緑豊かな内庭もあり、明るく開放感があります。自然の音色がお店のBGMです。朝食は1種類のみ1,500円(税込)。メインのお魚の種類は選ぶことができ、両方にすると+550円に。
この日は、サケの幽庵 or アジの一夜干しでした。お魚は注文が入ってから焼いてくれます。少し待って、運ばれてきた朝食がこちら。目の前には美しい内庭が広がり、なんとも理想的な朝食ではないでしょうか。年明けにお伺いしたので、お正月要素もあるメニューでした。
サケの幽庵、だし巻き卵、紅白なます、黒豆、ほうれん草の胡麻和え、ごはん、お味噌汁。一汁三菜のまさに丁寧な朝食です。
主役のサケの幽庵と瓢箪型のだし巻き卵、大葉で彩りもよく。旨味が凝縮されたサケは、贅沢な朝ごはんのメインです。
出汁の効いた優しい味わいのだし巻き卵も美味しく。優しく丁寧なお料理で心が満たされていきます。具だくさんお出汁が効いたお味噌汁で、ほっとしますね。まるでゆっくりと時間が流れるような、満足度の高い朝食でした。清水寺や東山観光だけではなく、国立博物館や三十三間堂、智積院も徒歩圏内です。観光の前に、大人な和の朝食時間はいかがでしょうか。観光の方はもちろん京都にお住まいの方にも、おすすめしたい一軒です。店舗情報店名:蘇谷(sokoku)
住所:京都市東山区鐘鋳町392
電話番号:075-561-8147
営業時間:8:30~12:00 (L.O.11:30) / 13:00~17:00(L.O.16:30)
定休日:月曜日~金曜日
https://www.instagram.com/sokoku2020/ 

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蘇谷 sokoku(ソコク)
place
京都府京都市東山区鐘鋳町392
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