【京都】旅行気分も味わえる!タイ系ホテル『ASAI』のレストラン「ソイ・ギャン」でディナー


2024.01.19

Kyotopi

四条烏丸近く、タイ資本のホテル『ASAI』のレストラン「ソイ・ギャン」でディナーなり。旅行気分も味わえる!タイ系ホテル『ASAI』やってきた地下鉄四条駅。そこから南東に8分ほど、因幡堂の前から南に100mほどでこういうホテルが見えてくるわけで。
タイ資本で、2023年6月に日本に初進出したホテル「ASAI」。今日のお目当ては、その1Fにあるレストランバー「ソイ・ギャン(Soi Gaeng)」なるお店。2日ほど前にネットで見つけた番号を予約電話したら、ASAIのフロントと電話が共通でびっくりしたのですが、ちゃんと予約OKでした。予約しているものです~、とフロントの横にあるバーカウンターにお声掛けし、席まで案内頂くわけで。窓側の席に案内される。想像以上にお洒落且つ広々とした店内。こちらは入り口に向かって。ホテルフロントから10人以上座れそうなバーカウンター方面。
こちらは客席側。ソファー席やベンチシートなど色々なアレンジができる構造。ホテルフロントと仕切り無しで繋がっていて、レストラン奥にホテルの各室入り口があるので、チェックインした宿泊客が必ずレストラン内を横切っていく仕組みで、目の前を通り過ぎる人がほぼ海外の方々。先客は北欧系。中国系など多国籍。多分日本人は我々だけ。
しかし、席間が広いのとゆったりした造りなので圧迫感は皆無。いやー、アジア系のラグジュアリーホテルに居る気分ですな。ここは異国だよ~!と暫し旅行気分に。で、さぁ何を食べようかなということに。そんなにレギュラーメニューの種類は多くはないのですが、こちらがスナック系というかアテ類。省略するのですが、もう1枚、タイカレーのメニューが4種類ほど。ライスが別売りなのですが、ジャスミンライスに玄米、白米、更にガークリックバターライスにもち米までのラインナップ!でスタンバっておりました。で、頻繁にフェアをやられていて、昨年末まではスパイシーフェスティバル&ホリデーシーズンフェスティバル中で特別料理を提供されていました。バンコクからシェフを召喚して営業されているお店なので、お料理の現地度は当然ハイレベル。が、ホテル系なのでちゃんとラグジュアリー、という設定。ちなみに、店名のソイ(Soi)は、バンコクの屋台料理発祥の小路の名前が由来で、ギャン(gaeng)は、タイ語で本格カレーを指すようです。更にスパイシーフェスティバルの裏面がもう一枚。これは悩むよねえ!ということに。〆はカレーか麺類だよねと相方と意見一致。まずはスナック類をスパイシーなものから4種類ほど注文。ホテルですので、アルコール類はお高め設定。生ビールは「ザ・プレミアムモルツ 香るエール」¥800なり。国産ビールでは旨味と香りが強い独特の味わいなビールですが、確かにこのビールはタイ料理などの辛いものには合いそうな感じだなあと納得。
室内照明は若干暗い感じにしてあるのですが、テーブルにこういう映え狙い用なのかお洒落なLEDライトがあるので、食べ物は美味しそうに撮影可能でした。一品目。「タイ風オムレツ」¥440なり。以下、全て消費税込み!なのですが、これだけ特にお安いのだ。多めの油で揚げ焼いたオムレツで屋台料理として有名。タイでは朝御飯用軽食として頂くようです。上の緑色のはパクチー、赤いのはパプリカ。添えてあるチリソースで頂く趣向。そこそこ辛めで色々応用が利きそうな味付け。
二品目。「海老のスパイシーレモングラス炒め」¥850なり。タイ料理特有のあの甘ーくて酸っぱくて、がつんと辛くて、旨味は大満載な味付け。うっまーですな。野菜は玉ねぎ、青ネギ、パプリカ、ピーマンかな。時々、結構太目に切った千切りの生姜がぴりぴりっと来て、それがまた旨い。そんなに量は多くはないので色々食べたい派には嬉しい。
早々にビールが無くなったので、次は何を呑もうか!ということになるのですが、ボトルワインで一番お手頃なのは丹波ワインのアッサンブラージュで¥5000。あー、確かにこちらの料理に合いそうとは思ったのですが、もう1種類、これは間違いなく合いそう!と思ったのをチョイス。
同じく丹波ワイン謹製「てぐみ ロゼ」なり。マスカットベリーA主体の泡で、これが今回の料理にイイ感じに合いました。チョイにごり系でウマー! 三品目は、「春巻き」¥1210なり。生春巻きと揚げ春巻きの盛り合わせで、ソースが二種。おー、タイ料理店でよく見かけるスイートチリソースではないのだ~と思ったのですが、このソースがなんだか超イイ感じ。右手の味噌っぽいのが砕いたピーナッツたっぷりの甘ダレソースで串焼き料理(サテ)のタレに良く使われるもの、左手がタマリンドを使った激辛甘ズッパ系で、両方とも非常に美味しい。刻んだキャベツと人参、ニラの生春巻きには、パンチのあるタマリンドソースが良く合いますな。ほぼサラダ感覚。
カリッと揚がっている揚げ春巻きには、ピーナッツソースをたっぷり添えて。これは見かけ以上に良いよねえということに。
四品目は、「グリルポークの串焼き」¥880なり。これはどことなく日本の焼鳥を思わせる甘ダレ的な付け焼ですが、ムチムチとイイ感じの火入れでそのまま食べるとまろやか旨い感じ。これにもタマリンドソースが付いていて、つけると目がぱっと見開かれるような辛さでこれまた美味しい。いやー、いいですな。
まだワインもたっぷりあるし、お腹には少々入る感じで追加を検討するのですが、お隣の北欧系カップルが頼んだカレーのライス量が富士山状てんこ盛りなのを確認し、これはカレーにするとエグイことになりそうだ!ということで、アテ類を2つ、それに麺類で〆てみようということに。五品目は、これまたお安い系の鶏皮のカリカリ揚げ。スナック菓子のようにカリカリサクサクで確かにいいアテになりますな。柑橘系の爽やかな香りがフワンとするのですが、添えてある素揚げの青い葉っぱ「バイマックルー」起因だと思われます。これも先のソース類を合わせると、また美味しい。六品目のアテラストは、「豚ひき肉のレタス包み」¥850なり。ナンプラーのクセ旨系な旨味をしっかりまとった、イイ感じに辛い豚ひき肉を・・・
レタスに包んでパックリ!という趣向。これまた結構いい感じで辛くて、ワインがガンガン進むわけで。
良く食いました!の七品目。これもスパイシーフェスティバルメニューからチョイスした、トムヤムスパイシータイヌードル¥850なり。これが圧倒的に本日一!の好き度でした。麺は、断面が丸い細めの米麺と思われるもので半透明。シコシコとコシ良好の過去あまり食べたことが無いタイプ。で、特筆すべきはこのスープ。過去、結構色々な日本のタイ料理屋さんでトムヤンクン的なモノを食べているのですが、過去食べた中でも辛さはかなりおだやかな部類。が、甘スッパ濃度が半端なく濃厚で非常に美味しいですな。これは美味しい。
グラスに残ったワイン量を確認して、ボトルワインを継ぎに来てくれるお若いサービスのお兄さん(日系ハワイ人かなあ・・・。英日ペラペラで笑顔が可愛い)に、これは美味しいですね!と感想を述べたら、1月1日から5種類のスープと4種類の麺をお好みで組み合わせることができる「タイ・スープヌードルファスティバル・ランチ」が開始されると教えてもらいました。(ちゃんと、日本語で営業トークも出来るのだ!)
最後の〆が良いと印象が良くなるよなあ!の典型。支払いは¥14000ほどなのですが、うち酒代が¥9000越えている(汗)ので、全然大納得価格。酒好きならお洒落なカクテルも出されているので、ワインに行くより、そちらを注文すると支払いと満足感のバランスが良くなりそうです(汗) ランチは¥2000以下とこれまた良心価格設定でしっかり量らしいので、また覗きに来る気満々。近日に別の麺、それに「プーパッポンカリー」を食べに再びやってくる予定です~。御馳走様でした。
店舗情報店名:ソイ・ギャン(Soi Gaeng)
住所:京都市下京区松原通烏丸東入俊成町444 ASAI 京都四条 1F
営業時間: 7:00~10:30 11:30~23:00
定休日:無休
TEL:050-5600-7167 (ASAIフロントと共通)
HP:https://www.dusit.com/asai-kyoto/ja/
 

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Soi Gaeng ASAI京都四条
place
京都府京都市下京区松原通烏丸東入俊成町444
phone
0753711808
opening-hour
ランチ11:30-14:30(L.o:14:00)…
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更新日:2024/05/01

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