【京都ランチ】東山から伏見へ移転した名フレンチ「ル・ピックアシエット」


2023.10.19

Kyotopi

東山にあった人気フレンチ店「ル・ピックアシエット」が、伏見の丹波橋周辺に移転なり。ランチを頂いてきました。名フレンチが伏見へ移転リニューアル最寄り駅は京阪東山五条駅。そこから東に徒歩15分、東山通から馬町の坂道をえんやこらと3分ほど上がった場所にあった人気フレンチ店「ル・ピックアシエット」。我々が京都に越してきて1年目、2012年8月にオープンされたので当初は結構ちょこちょこお邪魔していたのだ。とはいえ、少々疎遠になっておりました。
が、なんとなんと今回、丹波橋からもほど近い、伏見区問屋町に移転されたという情報。
速攻で日曜日のランチ予約を入れたわけで。現在ランチはコース1種のみ¥5500なので、迷うこと無し。
最寄り駅は京阪伏見桃山駅、または丹波橋駅からほぼ同じぐらいですかねえ。に京阪伏見桃山駅方面から歩いて。商店街を西に抜け、そのまま直進。濠川を越えたら次の角を北に200mほどの住宅街の中。どちらの駅からも徒歩20分弱ほど。この写真で言いますと右手に映っている大きな建物が「月桂冠 昭和蔵」で、正面にうっすら見えている橋が毛利橋。そこから4軒ほど北側にあります。まわりの環境に溶け込んだ雰囲気。お店の裏手は濠川、という立地。開店3分ほど前に到着したら既に2組待たれていて、開店と共にお店に入れて頂くのだ。
当日は満席でした。マダムは随分久しぶりなのに、我々を覚えてくれていて、二
2階席にどうぞ~!ということに。帰りがけに1階も見せて頂いたのですが、濠川側と入り口側に離れてテーブルが各1つ、使用されていないカウンター席が4つ、2階に4人席が3つだと思われます。(くっつけると色々アレンジできそうな・・) 
当日は2階席はカップル3組で、席間は超ゆったり。階段上って・・・
なんだかフレンチ感満載なのですが、落ち着きますな。雰囲気は以前より更にクラシカルで高級感あり。で、お料理は事前に決めてあるので・・・
お酒メニューを忘れてきたのですが、グラスシャンパーニュが¥2000、グラスワインが¥1500ぐらい? ボトルが¥7000ぐらいから各種!というそれなりに気合の必要な価格ライン。とりあえずグラスシャンパーニュを頂いて、今日は開店祝いも兼ねて、しっかり目に呑んじゃうよ~!ということに。で、まずは前菜。これまたしっかり盛りで嬉しい。ゼロ時の方向から一つ目の小皿は、レバー成分多めのパテ・ド・カンパーニュ、超旨い自家製鴨の生ハム、時計回りでサーモンのテリーヌとつぶ貝バター炒め、爪楊枝が刺さっているのはサラミ2種に、ハッ!とするほど辛いメルゲーズ(羊肉団子的な)、6時の方向がエスカルゴ、炒め玉ねぎ超しっかりなタルト、ガリガリバケットに乗っている魚のリエット、それに豚のリエットと言う布陣。 いやー、これまたどれもワイン親和性が高そうなものばかり。。大きめのバゲット(お代わりOK)もスタンバっていて、素材の味がしみ込んだソース類が美味しいのでついついパンをバクバク食べてしまうのですが、先は長いので慎重に。で、速攻でシャンパーニュが無くなったので、ボトルを貰おうとロゼをチョイス。マダムが注いでくれるので、吞み終わった後でスミマセン~。仏プロヴァンス「Domaine Tempier Bandol Rose 2021」。ムールヴェードル、サンソー、 グルナッシュなど色々入っているのですが、スッキリと呑みやすいのにふくよか感もありいの。普段自分達が呑まないラインで、たしか¥9400なのですが、これまた、超絶良心的価格設定。お次が、これはクリーミーで旨いなあ!と感動した蕪のムース。上に乗っている生の白エビがアクセントになっていて、周りに牛ダシ超しっかりのコンソメジュレと刻んだトマトを合わせている一品。ビター感のある濃厚なコンソメをトマトの酸味が程よく中和している感あり。如何にもフレンチだー!と思ってしまうお料理ですが、こういうのが旨いのですな。相方共々、本日一だったのがこちら。リッチな魚のポアレで、魚が二種。右手がオウモンハタ、左手はオジサン(調べますと、スズキ目ヒメジ科だそうな。初めて食べたような・・・)。両方とも白身魚で、肉厚のハタのほうが若干レアな仕上がり。ソースがサラダ仕立て、と言われていたと思うのですが、これまた刻んだトマトと胡瓜にエシャロット、茹で枝豆をオリーブオイルと軽いビネガーで合わせました!というようなサッパリ系で、これまた美味しいのだ。お肉の皿。フランス産シャロレー牛のローストなり。赤身の部位ですが、これも全然重い味付けでないのでするっと頂けてしまうのですな。添えてあるのはチーズしっかりなジャガイモグラタン、人参と蕪というこれまた健康的な組み合わせ。
全体的に一皿量が結構しっかりしている&昼間っから吞んでいるので結構お腹も良い感じ。が!マダム曰く、デザートは計6種ほどスタンバっていて、これまた美味しいのは分かっているので、どれをチョイスするのか悩んでしまうわけで。で・・・ワタシはこちらの紅茶のクリームとグラニテをお願いしました。底にクレームブリュレのように焼いていないミルク紅茶味のトロトロクリームがあり、これまたさっぱりした紅茶グラニテをがさっと掛けました的な。すくいましたの図。底にはオレンジの身も沈んでいて、重すぎないイイ感じのデザートした。更に・・・
相方はしっかり濃厚なカボチャのプディング+バニラアイスという、これまた超鉄板な組み合わせ。いやー、コレまた美味しい。
これ以外にもチョコレート系2種(グルテンフリー版有り〼)、無花果の焼きタルトもスタンバっていたように記憶。で、私は珈琲、相方は紅茶でまったりランチ完了。テンポよくお料理がでてくるので、ほぼ待たされ感なく、〆て1時間45分でした。いやはや大大大満足。以上で〆て、酒代が半分以上で(滝汗)¥27000というお支払いでした。帰り際に、キッチン方面をパチリ。今のところカウンターは使用予定がないようです。奥の窓際席が濠川を見下ろせるようなので、気分が良さそうな予感ですな。
後程シェフ、マダムに伺ったところに寄りますと、物件を探し始めてからとんとん拍子で伏見移転が決まってしまったので、伏見事情はほぼご存じないとのこと。現在、メニューに伏見らしさは皆無!なのですが、今後ご近所繋がりでお料理やデザートを考えられたりするのでしょう~。いやはや、期待が高まりますな。間違いなく定期的に覗きに来る予定です。御馳走様でした。店舗情報店名:ル・ピックアシエット (Le pique-assiette)
住所:京都市伏見区問屋町745-2
営業時間:12:00~14:30 18:00~22:00 
定休日:火曜日、第2・4水曜日のランチ営業
TEL:075-611-0939
https://www.instagram.com/le_pique_assiette/?hl=ja 

read-more
ル・ピックアシエット
place
京都府京都市伏見区問屋町745-2
phone
0756110939
opening-hour
ディナー 18:00-22:00(L.O.19:…
すべて表示arrow

常時40本以上の厳選ワイン 濃厚!ガトーショコラ

arrow icon

更新日:2024/04/27

この記事を含むまとめ記事はこちら