【京都】希少な『純但馬うすなが牛』が主役の肉割烹!京都駅近くの隠れ家「肉料理 狐の嫁入り」


2023.09.25

Kyotopi

京都駅近く、路地裏にたたずむ肉割烹のお店「肉料理 狐の嫁入り」。和をベースにイタリアンやフレンチの技法を使った新しい肉割烹店です。和洋織り交ぜた和牛肉割烹京都の玄関口、京都駅。複合型商業施設やホテルが立ち並び、多店舗展開されているお店が多いエリア。
このエリアでは少し珍しい、路地裏にひっそりと佇む肉割烹のお店をご紹介します。京都駅の北側、路地の一角にたたずむ肉割烹のお店「狐の嫁入り」。
もとは先斗町にありましたがこちらに移転し、コースの内容も大幅にリニューアル。完全予約制で一斉スタート、18時と20時半からの2部制。
カウンター席と個室があり、シーンにあわせた使い方ができます。
和の落ち着いた空間造りをされていて、会食やデート、記念日なんかにピッタリのお店です。 「狐の嫁入り」の目玉といえば、年間100頭しか出荷されない幻とも呼ばれる純但馬うすなが牛が主役の料理。
濃くきれいな小豆色の身に、融点のひくい脂が特徴的。
メニューはおまかせコース一本(14,300円 税込)のみです。季節によって内容は変化しますが、ぜひ参考になればと思います。ドリンクニュー。ワインもグラスからあり、ウイスキー類も白州、山崎など。まずは、先付的な位置づけの三角バラとアボカドのブルスケッタ。
森のバターとも呼ばれるアボカドがソースのようになって、肉の旨味が際立ちます。
香り豊かなハーブと花のほのかな苦みがアクセントに。
お肉を使った海鮮アテ巻きのような一品。希少部位のトンビと鯛、アサツキ、ガリなどを一緒に。
食感も豊かで、口の中いっぱいに食材の旨味が広がります。ガリの酸味がいい仕事をします。
お酒にもあいますね。イチボのたたきとお米と甘酒のソース。お米は夢ごこちというブランド米。
米の糖がもつ自然な甘みのソースが、肉の甘味・旨味を引き立てます。ここでイタリアン、テールと赤ワイン煮込みのスパゲッティ。
極薄にスライスされたフレッシュマッシュルームをのせています。テールの濃い旨味と相性のいいマッシュルーム。少し太めのパスタにソースが絡まり美味。
パスタそのもののレベルが高く、イタリア料理店で出てきても遜色ないレベルです。極薄のイベリコ豚の生ハムををのせたクリームの春巻き。揚げたてのアツアツ、火傷注意です。
皮のパリパリの食感、コンソメの旨味をうつしたクリーム、とろけるような生ハムの三位一体的な美味しさ。みんなが好きな味です。じっくりじっくりと炭火で焼かれたラムシンのステーキ。
見るからに瑞々しく、断面が美しい。
フレンチのように、赤ワインとニンニクのソースが添えられています。炭だけではなく、藁の香りもつけてひと工夫。
ソースも美味しいのですが、そのままいたただくとダイレクトに肉そのものが持つ強烈な旨味を感じることができます。
付け合わせのマッシュポテトや野菜もぬかりなく美味しいです。最後のお料理は、お店の推しでもあるトリュフしゃぶしゃぶ。リブロースとホルモンのシマチョウ。澄んだお出汁にくぐらせたリブロースとシマチョウ。
薄いピンクのきれいな肉質で、削りたてのトリュフからは特有の妖艶な香り。脂の旨味もお出汁に広がります。
お肉とトリュフって、なんでこんなに合うんですかね。お肉はとろけていくような柔らかさで、トリュフとあいまり背徳的な美味しさ。
しゃぶしゃぶと同じでタイミングで最後のお食事も。白ごはん、卵黄とろろ、山形の郷土料理だし、すぐき。
お米にもこだわりあって「京丹後米 夢ごこち」を炊き立てで用意してくれます。リブロースに黄身ととろろを絡めて。
お肉を濃厚な黄身の旨味と長芋の優しい味わいが包み込みこます。絡めたお肉は、ごはんにのせて最高のどんぶりにも。
だしやすぐきがいい箸休みになりました。
お肉の楽しみ方は色々ですね。ラストのデザートは、抹茶プリン。苦みと甘味のコントラストが〆にピッタリ。
和だけではなく、フレンチやイタリアンの要素を織り交ぜた新感覚の肉割烹です。
希少性の高い『純但馬うすなが牛』を使った肉割烹。お肉好きの方には、おすすめしたい一軒です。予約が埋まっていることも多いので、1週間は時間をみて予約してみてください。店舗情報店名:肉料理 狐の嫁入り
住所:京都市下京区東塩小路町738 三葉ハイツ 1F
営業時間:
一部:18:00〜
二部:20:30〜
定休日:水曜日
https://www.instagram.com/kitsune_yomeiri_kyoto/ 

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肉料理狐の嫁入り
place
京都府京都市下京区東塩小路町738
phone
0753415511
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