下鴨にある洋菓子店「バイカル 下鴨本店」。アップルパイが名物の老舗です。不運な事故にあいましたが、元気に営業されていました！今日も元気に営業中の老舗洋菓子店世界文化遺産 下鴨神社の北側、北大路下鴨本通の交差点。
その角にある老舗洋菓子店をご紹介します。1955年創業、「洋菓子のバイカル 下鴨本店」。
金閣寺や山科、京都ポルタ、桂川イオン、枚方市のくずはにも店舗を展開されている人気の洋菓子店です。ショッキングな事故が起こったのは、2023年9月16日。乗用車が店舗１階に突っ込み店舗の一部が大破。
幸いけが人こそなかったものの、その事故には大変驚きました。
大きな事故だったため、当面は営業できないのかなって思っておりましたが、じつは事故の翌日から営業されています。（事故の後が、少し痛々しいですが、、）
事故にあった場所は工房の一部だったため、商品は他の工房で作り運ばれているそうです。老舗ならでは、レトロな外観がかわいいですよね。
という訳で店内へ。店内にはところ狭しと自慢のこだわりのお菓子が並べられています。
新しい素材や技法を取り入れながらも、基本に忠実な伝統のフランス菓子を作り続けられているお店です。
販売だけでイートインはできませんので、ご注意ください。バイカルの名物といえば、アップルパイ！！
ホールのSSからLまでサイズを選ぶことできる上、カットケーキも販売されています。生菓子も、どれも美味しそうです。派手なものより昔ながらのクラシックなケーキをメインに、季節のフルーツを使ったものなど、多彩なラインナップ。本店製造、スペシャルなアップルパイの「おめで鯛」も。
ユニークなお取組みもされていて、楽しいお店です。大通り沿いですが、お店の裏手に駐車場も用意されていてありがたいです。
ただし駐車場前の道路は一方通行なのでご注意ください。というわけで、名物のアップルパイをワンカット買ってきました。
名物のアップルパイには、紅玉りんごが見ての通りごろんと詰まっています。
パイの命は生地作り。先代からの独自製法で、３日間かけて作り、257層になるそうです。
シナモンの香り、仕上げのアプリコットジャムの酸味が特徴的です。パイ生地の軽さと風味豊かな美味しさ、りんごのごろっと感と甘味、アプリコットの酸味が絶妙なバランス。
まさに老舗が大切にしてきた味、重なりあう美味しさのアップルパイでした。
今回はアップルパイを買って帰りましたが、次回は生菓子をいただきたいと思います。
不運な事故もありましたが、元気に営業されていますのでぜひ寄ってみてくださいね。店舗情報店名：洋菓子のバイカル 下鴨本店
住所：京都市左京区下鴨本町4-2
電話番号：075-781-1891
営業時間：9:00～20:00
定休日：月曜日
HP：https://www.baikal.jp/
