【京都和食】選りすぐりの日本食材を使った料理とお酒&日本茶そろう「そ・かわひがし」


2022.08.06

Kyotopi

おおきに~豆はなどす☆今回は左京区川端丸太町東にある和食店。有名京料理店の御子息プロデュースで、食材やお酒のクオリティーの高さが光る。季節ごとに訪れたくなる料理店左京区、川端丸太町通りをさらに東へ。
ここに2019年のコロナ禍にひっそりとオープンされた和食店『そ・かわひがし』があります。以前から注目していたお店ですが、この日は予約して夜にやってきました。こちらのお店は京都で予約の取れない名店として知られる京料理『草喰なかひがし』のご主人・中東久雄さんの三男・篤志さんがプロデュースするお店で、他にも市内では祇園に朝食を中心とした和食店『喜心』の監修もされていて人気店。
京料理界の最高峰!京都イチ予約の取れないお店「草喰なかひがし」【銀閣寺】 - Kyotopi [キョウトピ] 京都観光情報・旅行・グルメ関連記事になります。併せてご参照ください。以前、その喜心で朝食をいただいたことがありましたが、選りすぐりの食材を使い丁寧に仕上げられた和朝食が印象的なお店でした。なので、今回訪れるこちらのお店も味の確かな料理が食べられるだろうと期待してやってきました。祗園にオープン!あの京料理の名店・草喰なかひがし流の京都の朝食店☆「喜心(きしん)」 - Kyotopi [キョウトピ] 京都観光情報・旅行・グルメ関連記事になります。併せてご参照ください。店内は柔らかな照明とシンプルな内装で、こじんまりとしたスペースにコの字型のカウンター。そして、窓際にテーブル席が2つあります。カウンターには透明のパーテーションでそれぞれ仕切られ、新型コロナ対策もなされていました。こちらで提供されるお酒や日本茶のグラスや器は形を選べるスタイルの様子で、種類豊富にさまざまな形状のものを取りそろえられている様子。お酒のメニューを撮影し損ねましたが、クラフトビール、日本酒、ワイン、ジンなど各種そろい、いずれも国産のものを提供されています。さらに日本茶も各種あり、ちょっとレアな発酵茶などもあります。料理も、どれも季節の選りすぐり食材を使った料理であることがメニューからもわかります。で、これだけこだわりを感じるとどれを注文していいやら、とチョイスにかなり迷うところ。すると、メニューにあるオススメ料理で構成されたコースもありますよ、ということで、今回はおまかせコースでお願いしました。まずはビールで、ということで、新潟県の銘酒『八海山』で知られる八海醸造の手掛けるクラフトビール「ライディーンビール」を。清酒と共通の仕込み水を使ったすっきり爽やかなな味わい。まずは福井サーモンの塩麴マリネ。自家製塩麴でさっとマリネし熟成感を与えた一皿。脂の乗ったサーモンが舌の上でとろける濃厚さと塩麴が合います。長ナスのグリル。白い花は血止草という野花。この時期だけのものとか。盛り合わせ的な一皿。黒豆味噌仕立てのソースで仕上げた味噌プルドポークと手前に福井県小浜の鯖のなれずし、季節の野菜のマリネなど。添えられた葉はドクダミだったかと。どれも呑兵衛が大歓喜するクセつよのアテに、さらにお酒がすすみます。ここで、こちらも国産、岡山産だったと思いますがブルーチーズ。梔子(クチナシ)でオレンジ色を呈していますが、青カビのシャープな味わいが舌を刺激し、これも酒盗的おいしさ。すぐさま、料理に合うオススメの夏らしい日本酒を、ということでこちらをチョイスしていただきました。友人は2種類、新潟の麒麟山酒造・麒麟山、石川の吉田酒造・吉田蔵。味見させてもらいましたが、どちらも甘い少なくすっきりとした味わいで美味。私は夏酒の代表格、京都の木下酒造・アイスブレーカーをオンザロックで。これもついつい飲みすぎてしまうやつです(笑)新潟県佐渡島の熟成3日目の鯛。添えらてた自生三つ葉には花もついています。そこに合わせるは、同じ佐渡島の日本一小さい酒蔵とも称される逸見酒造・眞稜。佐渡島の日本酒ってかなりレアで私史上初体験。なんでも佐渡島にはかつて酒蔵が数百あったほどの酒処で、今では数えるほどに激減し、日本酒通の間では幻の銘酒なんだとか。焼トウモロコシとキュウリ、アクセントにスパイスが。それに合わせるは和歌山の高野槙を使ったクラフトジン。高野槙のなんとも神々しいような味わいがさらに料理の美味しさを引き立ててくれます。香川の鱧のフィッシュアンドチップス。肉厚の鱧はふわふわ。最後、肉料理になります、ということでワインをあわせていただきました。こちらは滋賀のヒトミワイナリー・デラガール。白ワインですが皮ごと仕込んでいるのでオレンジワインですね。同じくヒトミワイナリーの赤、身土不二。味が濃い、そして深い。
それに合わせるはジビエ、鹿と猪と賀茂ナスのグリル。やわらかく火入れされたお肉を嚙みしめるごとに広がる旨味とワインのマリアージュ。フリルレタスとお揚げの炊いたん。煎りたての金胡麻の風味の強さとレタスのシャキシャキ感でさっぱり。最後土鍋ご飯が登場。お米は兵庫のコシヒカリ。そして、一保堂のほうじ茶をさらに手煎りし、薫り高い状態で煎れてくれました。ご飯は炊きたての熱々をその場で俵型にして塩おにぎりに。絶妙な柔らかい味わいの塩加減で、おむすび名人の異名を進呈したいような美味しさでした(笑)3個ペロリ。
どのお料理やお酒もそれぞれ希少性あり。今回はコース料理とお酒で一人11000円程度でしたが、そのクオリティーの高さに満足し、納得。また違う季節にも訪れたくなるような、そんな料理とお酒の数々。ご参考に。
ヨーイヤサ〜♪詳細情報名称:そ・かわひがし
場所:京都市左京区東丸太町18−5
電話:075-748-1715
営業時間:【モーニング】第2日曜日 8:00~14:00(L.O. 13:00)
     【ランチ】土曜日 12:00〜15:00(L.O. 14:00)
      【ディナー】火曜日〜土曜日 17:00〜22:00(L.O. 21:00)
     【バー】火曜日〜土曜日 22:00〜25:00
定休日:日・月曜日
公式サイト:https://oros-ls.jp/so-kawahigashi/ 

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そ・かわひがし
place
京都府京都市左京区丸太町通川端東入ル東丸太町18-5
phone
0757481715
opening-hour
ランチ 11:30-14:00(13:30)デ…
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更新日:2024/04/27

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