女性向けに進化してるって本当!?「ボートレース江戸川」を訪問


2019.03.12

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最近女性やファミリー層向けに進化しているお出かけスポットがあるのをご存知ですか? 実はその “お出かけスポット” というのは、「ボートレース場」。 正直「ボートレース場って、おじさんの行くところじゃないの?」と思った方もいますよね? そこで今回は、女性ライター・オルカが実際に「江戸川ボートレース場」を訪問! 本当に女性やファミリー層向けに進化しているのか確かめてきました! 無料送迎バスで駅からすぐ! 入口からイメージと違う!? ▲ バス乗り場は船堀駅南口側。JR総武線・平井駅、地下鉄東西線・西葛西駅からも、それぞれ無料送迎バスが出ています。 「江戸川ボートレース場」までは、都営新宿線・船堀駅から無料送迎バスで5分。ボートレース場に行くのは人生初なので、少しドキドキです…。 ▲ あれ?ここがボートレース場!? すでにイメージと違います。 バスを降りたらさっそく入口へ! テーマパークのようなゲートが出迎えてくれました。 ▲ 明るく広々としており、まるで映画館や空港のよう。 ボートレース場の入場料は、たったの100円! 館内は喫煙ルームによって分煙化されているので、子連れで来やすいのも納得です。 指定席「MIYABI」の観戦席はデートにもぴったり! ▲ ホテルのフロントのような高級感! エレベーターに乗って、4~5階にある「MIYABI」へ。ここからは追加料金を払った人だけが入れる、指定席エリアになっています。 ▲ タッチパネル式のモニターからは、実況中継・各種レース情報のほか、リプレイ映像を再生することも可能。 「MIYABI」の観戦席は、各自に椅子とモニターが用意されていて空港のラウンジのよう。みなさん思いのほか、静かにレースを応援されていました。 ▲ 広々としたソファに座れるので、長時間滞在しても疲れません。 恋人や友達と一緒に楽しめる「ペア席」や「グループ席」もあります。実際にこの日も、若いカップルがペア席を利用しているところを見かけました。 ▲「MIYABI」エリア内には無料の自動販売機があり、ドリンクが飲み放題。 ボートレース観戦は、順位の予想をしたり応援したり、結果を共有したりと、常に話題があるのが特徴。会話が盛り上がるので、デートや友達とのお出かけにもぴったりのスポットなんです! 「MIYABI」エリア内には豪華な部屋が盛りだくさん! 「MIYABI」のエリア内にあるのは、先ほどの観戦席だけじゃありません。 ▲ 最大13人で利用可能。 指定の料金を払えば、なんと大きなカラオケルームも利用可能! 室内のモニターではレースの実況も観れるので、カラオケルームから移動しなくても観戦を楽しめます。 ▲ 扉で完全に区切られており、家のようにくつろぐことができます。 こちらのスペースは、「MIYABI」内の女性専用ルーム「kaguya-hime」。ソファ6席と座れる人数は限られていますが、高級感のあるプライベート空間です。 ▲ 和のぬくもりを感じる、竹や襖で飾られたお店。 好きなタイミングで退館することもできますが、1日に開催されるレースは全12回。長時間滞在する場合は、途中で食事も挟みたいですよね。「MIYABI」エリア内にある、「takebue」というレストランにも入ってみました。 ▲ レストラン内にも女性専用席が用意されています。 メニューは、定食やカレー、ラーメン、そばなど、種類豊富な品揃え。うな重や天重もあります。 ▲ こんなに贅沢な料理も、ボ-トレース場の中でいただけるんです! こちらは人気メニューの「まぐろ御膳」(1,500円)。ボリュームもあって、お昼ご飯や夕飯にぴったりです。 ▲ ご覧のとおり、とっても分厚い! マグロのお刺身が絶品! ほどよい弾力でしっかり旨みを味わえるので、頬張ったときの満足度も抜群でした! ボートレス界のレジェンドに聞く「初心者でもレース観戦を楽しめる方法」 実は今回の訪問では、ボートレース界のレジェンドでボートレースアンバサダーをつとめている植木通彦さんに、初心者がボートレース観戦を楽しむ方法もお伺いしてきました! ▲ 引退後はボートレーサー養成所の校長も務め、現在はボートレースの広報宣伝活動をしていらっしゃいます。 ー 私のようにルールに詳しくない初心者でも、気軽にボートレース観戦を楽しむ方法はありますか? 植木さん「47都道府県それぞれに出身の選手がいるので、甲子園のように自分の地元の人を応援するのも楽しいですよ。白、黒、赤、青、黄、緑、6色のボートが競うので、好きな色を選んで応援してみてもいいと思います」 ー 観戦するのにオススメな位置があれば、ぜひ教えてください! 植木さん「一番人気なのは、赤と白のブイが浮かんでいる、第1コーナーの前。1周目の第1コーナを曲がったときの順位が結果に大きく影響するので、白熱の瞬間を間近でみることができるんです。 江戸川は特に観戦席から水面までの距離が近いので、夏ならフェンスのそばにいると、水しぶきがかかって気持ちいいですよ!」 植木さんに初心者でも楽しめる方法を教わったところで、いよいよボートレースを観戦してみることに! 目の前で見るボートレースはド迫力! 釘付けになること間違いナシ ▲ こちらの「CAFE 365」があるのは、入場料を払わなくても入れる「外向き発売所」のエリア。ソフトドリンクやアルコール類も購入可能。 ボートレース場には、観戦のお供にぴったりな軽食の売店もいくつかあります。各ボートレース場に名物グルメがあるそうで、江戸川は「もつ煮込み」が人気なんだとか。 ▲ ポテトフライとイカフライ、ジュースを購入。観戦の準備は万端! レースの迫力を間近で体験するため、屋外で観戦してみました。この日は雪が降っていたので、ちょっと寒い…。 ▲ モーターとボートは抽選で決まるのだそう。 ベンチのある屋外の観戦席は、入場料の100円だけで入ることができるエリアにあります。スタート直前になると、自分が走るわけではないのにドキドキしてきました。 ▲ 川の向こうに見えるのはスカイツリー。 約3mのボートが轟音とともに目の前を走り抜けていく様子は、迫力満点です! ボートレースは男女混合の競技。全部で約1,600人ほどいるレーサーのうち、約220人が女性だそうです。この猛スピードで走るボートを操縦しているなんて、カッコいい…! ▲ ボートが宙に浮いて、一瞬時が止まったような気がしました。 植木さんオススメの「第1コーナー」前で観戦していたら、なんと目の前で1艇が転覆! ボートレースは比較的順位が予想しやすい競技といわれていますが、こういったアクシデントで思わぬ展開になることもあるんです。 初めて訪れたボートレース場は、予想外にオシャレで、女性でも楽しめる空間。いい意味で「イメージと違う」場所でした! レース観戦が面白いのはもちろん、食事や休憩もできるので、1日過ごしていても飽きなさそう。ボートレース場未経験という方も、ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか!  

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BOAT RACE(ボート レース) 江戸川
place
東京都江戸川区東小松川3-1-1
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