1日1組限定!葉山の自然と建築美を満喫できる、国指定登録有形文化財の一棟貸し


2023.04.27

一休コンシェルジュ

「旧帝国ホテル」の設計で知られるアメリカの建築家、フランク・ロイド・ライト。その弟子として活躍した遠藤新が手掛けた「旧加地邸」が、大掛かりなリノベーションを経て2020年11月 、宿泊施設「国指定登録有形文化財 葉山加地邸」として生まれ変わりました。建築家・遠藤新の代表的住宅作品に泊まる醍醐味坂道を下れば葉山の御用邸、上れば緑豊かな大峰山。JR逗子駅、京急逗子・葉山駅から車で15〜20分ほどの住宅街にひっそりと佇む「国指定登録有形文化財 葉山加地邸」は、一棟貸切の宿泊施設。30段ほどの緩い階段を登った先に大谷石を積んだアプローチが見えてきたら、そこからは一気に名建築の世界へ。フランク・ロイド・ライトの愛弟子、遠藤新が手掛けた住宅の中でも、代表的作品と称される邸で過ごす、ホテルステイの始まりです。建物はL字型で、地下1階、地上2階建て。リビングサロンとダイニング、3つの寝室のほか、バーラウンジやサンルーム、展望室に大きな浴室など、さまざまな部屋が重なり合う複雑な構造をしており、改修は、建築家・神谷修平氏率いる「カミヤアーキテクツ」が担当。1928年(昭和3年)竣工の歴史あるデザインを継承しつつ、機能性も考慮した宿泊施設へと、見事な再生を果たしています。歴史を感じられるさまざまな建築鑑賞ポイントこの宿ではきっと誰もが、遠藤新の建築哲学を味わおうと館内ツアーに出かけたくなるでしょう。館の内外、すべてが鑑賞ポイントといっても過言ではありませんが、筆頭は1階のリビングサロン。ここは、遠藤新の師匠であるフランク・ロイド・ライトの作風を継承したスペースで、吹き抜けの高い天井、大谷石の暖炉、当時のままに修復されたソファなど、見所がたっぷり。竣工当時にこんなにもモダンな空間が存在していたことに驚かされます。もとはビリヤード室だった場所は、ワインセラーやミニ冷蔵庫を備えたバーラウンジに。ここにも大谷石の暖炉と、組み合わせ次第でさまざまな表情を生み出す三角形の椅子を設置。建物だけでなく「全一」の心で、家具や照明器具までトータルでデザインしたという遠藤新の意匠を受け継いだ空間となっています。宿としての機能性を付加する新デザイン逆に大胆な改修を加えたのが、地階にある大浴場。天井板を抜き、梁を剥き出しにすることで開放感を演出。日の光が差し込む明るい浴場となりました。床暖房も備えてあるので、冬でも寒さを感じることなく入浴できます。建築に強い興味がある人なら、ぜひ庭からも建物を眺めてみましょう。裏に山を控えた邸宅は、葉山の自然と融和するプレーリースタイルを踏襲したモダニズム建築。孤を描くサンルームも、外観デザインのアクセントになっています。宿からの食事の提供はありませんが、さまざまな厨房機器や食器類を備えたキッチンがあるので、自炊が可能。また朝食のみ、葉山の人気店「avec cafe & deli HAYAMA」オーナー・パティシエの馬庭仁美氏が作るイングリッシュブレックファーストが付くプランも用意されています。定員は1〜6人で、利用は1日1組のみ。国の登録有形文化財に登録され「グッドデザイン賞2021」も受賞した宿に、ぜひ足を運んでみませんか。葉山の緑と鳥のさえずりに包まれながら、歴史的建築の髄に浸れる、素敵な時間が待っています。 国指定登録有形文化財 葉山加地邸 神奈川県/三浦郡 詳細情報はこちら  

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国指定登録有形文化財 葉山加地邸
place
神奈川県三浦郡葉山町一色1706
phone
0442111711
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【一休限定】【タイムセール】一休掲載記念!1日1組限定の葉山加地邸 宿泊プラン

¥163,350

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2024/05/10 チェックイン(2名1室)※1泊1名あたりの料金   更新日:2024/04/28

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