那須連山の麓の豊かな自然に抱かれるように佇む「アートビオトープ那須」。アートリゾートの代表格とも言えるこのホテルに、2020年10月、新しい客室とレストランが誕生しました！「アートビオトープ那須」は、惜しまれつつも2017年に営業を終了した那須を代表するラグジュアリーリゾート「二期倶楽部」の文化施設として、2007年にオープン。
2018年には隣接する敷地に、建築家・石上純也氏による「水庭」が誕生。318本の木々と160個の池をモザイクのように配置したこれまでにないガーデンは、喧騒から離れ自然と向き合えるメディテーション空間として世界からも注目を集めています。豊かな自然に恵まれた那須の地で、自然との共生が叶う施設の魅力を、「アートビオトープ那須 スイートヴィラ」と「レストランμ」を中心にご紹介します。那須の自然に抱かれて過ごす14棟のスイートヴィラ20平米の室内にミニキッチンを備え、長期滞在にも適したシンプルな造りの「アートビオトープ レジデンス」に対し、新たに誕生した「アートビオトープ那須 スイートヴィラ」は、プライベートを重視した完全独立型のヴィラタイプ。
エントランスには、陶芸家の近藤高弘氏による陶のオブジェが設置され、訪れたゲストをイマジネーションに満ちた世界へと誘ってくれます。緩やかな傾斜を持つ土地の形状を生かして配置された全14棟のヴィラは、約82.5平米の「スイートヴィラ ツインルーム」と、約152平米の「スイートヴィラ コネクティングルーム」の2タイプ。
日本を代表する建築家・坂茂氏が設計を担当。杉材やタモ材を中心に木材を多用した温かみのある空間となっています。大開口の4枚引戸を開けると奥行き3メートルのテラスと室内が一体になり、開放感を味わえるだけでなく、敷地の両脇を流れる美しい渓流を室内からも眺められるように工夫されています。テラスに張り出すように設計されたバスルームは、大きな網代扉を開放することで露天風呂のようにも。各種用意されたハーブソルトでの温浴や、新鮮な外気浴など、気分に合わせて楽しみましょう。長年に渡り東京でギャラリーを運営してきた経験をもとに、現代工芸の作品やテーマ別に選んだ本を紹介する本棚型の小さな展示空間「燦架（さんか）」が全てのヴィラ室内に備えられているのも特徴のひとつ。それぞれ2人の作家の作品が併置されており、同じ組み合わせはひとつもありません。自分専用のギャラリーが、五感をゆさぶるひとときを叶えてくれます。1日1組限定、暖炉＆ミストサウナ付きの152平米のコネクティングルーム敷地の造成中に出土した石を使った擁壁が象徴的な「スイートヴィラ コネクティングルーム」は、1日1組限定。約152平米の空間に、暖炉やミストサウナが備えられています。こちらも窓を開ければ室内とテラスが一体となりますが、擁壁の効果で、プライバシーと開放感が見事に両立。那須連山を望むマウンテンビューは、このヴィラだけの特権です。水庭を望むレストランで五感を刺激するアートフードを堪能スイートヴィラに隣接する「RESTAURANT μ」は、「畑からテーブルまで」というテーマを「シード（種子）からテーブルまで」へと深化させたアートフードがコンセプト。オープンして間もないにも関わらず、「ゴ・エ・ミヨガイドジャパン2021」に掲載されたことでも注目を集めているレストランです。腕を振るうのは、気鋭の若手・千葉 拓海氏をはじめとするシェフチーム。ホールでは、元「二期倶楽部」レストランスタッフ達が心をこめてゲストを迎えます。紅人参、ラディッシュ、小松菜、イタリアンパセリなど、約20種類の野菜やハーブを敷地内の畑で栽培。大地からテーブルへと食材を繋ぐ料理の数々は、どれも滋味溢れる食材の味わいを感じられるものばかり。美しい「水庭」を目の前に、五感を使って美食のひとときを堪能しましょう。レストランに併設するライブラリーラウンジでは、15:00～16:30のチェックインタイムに宿泊者限定のハイティーサービスを楽しむこともできるそう。お部屋でゆっくりと楽しむモーニングバスケット朝食は、周囲に気兼ねなくお部屋で。パンやヨーグルト、ジュースなどが入ったモーニングバスケットを各ヴィラにお届けします。テラスで景色を眺めながらいただけば、ピクニックをしているような気分になることでしょう。滞在中はプライベートが確保されたヴィラでのんびりと寛ぐもよし、広大な敷地や水庭を散策するもよし、併設するスタジオでワークショップに参加するもよし。
那須の豊かな自然に触れ、感性を磨く、アーティスティックな滞在を体験してみてはいかがでしょうか。 アートビオトープ那須 スイートヴィラ 栃木県／那須郡 詳細情報はこちら
