新しい京都に触れるENSO ANGO流の朝食とアクティビティ


2019.04.13

一休コンシェルジュ

2018年10月開業、5つの棟を自由に回遊することで、京都に暮らすような感覚で旅ができる「ENSO ANGO」。
館内のご紹介記事「京都の分散型ホテル「ENSO ANGO」で暮らすように泊まる」に続き、自分スタイルの滞在を楽しめる「ENSO ANGO」ならではの2つの朝食と、アクティビティをご紹介いたします。【1】選べる朝食(朝食しっかり派の方におすすめ)【2】選べる朝食(朝食軽め派の方におすすめ)【3】日本文化を体験できるアクティビティ(京都で人気のティースタンドにも訪問!) 【1】選べる朝食:“朝食しっかり派”の方におすすめ京の食材を使ったスパニッシュ・ブッフェ「ENSO ANGO」では、朝食を2つのスタイルから選ぶことができます。
ひとつは、TOMI Ⅱ〈 富小路通 Ⅱ 〉内のレストラン「La Rotonda」での朝食ブッフェ。もうひとつは、各棟のラウンジでいただく軽めの朝食です。しっかり朝食を取りたい方には、TOMI Ⅱ〈 富小路通 Ⅱ 〉内のレストラン「La Rotonda」での朝食ブッフェがおすすめ。
時間は6時半~12時まで(L.O.11時)と長めの設定なので、早起きが苦手な方も安心です。
食材はなるべく、京都や近畿地方で採れたものを使用。出汁にもこだわり、京都の文化に寄り添った「ENSO ANGO」流のスペイン料理が約20種類並びます。スペインのパイ「エンパナーダ」や、スペイン風コロッケ「クロケッタ」。「トルティージャ」と呼ばれるスペイン風オムレツは、バスク地方の伝統的な家庭料理です。具材は日替わりで、この日はジャガイモでした。総料理長のおすすめは、見た目にも華やかな3種のピンチョス。こちらも具材は日替わりなので、連泊しても飽きずに楽しめます。生ハムも贅沢に3種類用意されていました!サラダのドレッシングも3種類。私は料理長おすすめの「アールグレイドレッシング」をいただきました。バスク地方の塩ダラのスープ「スルクトゥナ」は優しく素朴な味わい。
4種類のパンは、お好みでバルミューダのトースターで温めていただきます。「ごぼうの自家製グラノーラ」には「自家製ヨーグルト」や牛乳をかけて。
フレッシュフルーツをたっぷり使った「マチェドニア」も、ヨーグルトによく合います。「バスク風チーズケーキ」に、チョコレートソースを付けていただく「チュロス」など、デザートメニューも充実のラインナップです。もうひとつの朝食も試してみたかったので、少し控え目に……。
それでもこのように彩り鮮やか、見た目も味も言うことなしの豪華な朝食に大満足でした!【2】選べる朝食:“朝食軽め派”の方におすすめ各棟でメニューが異なる軽朝食軽めに済ませたいという方には、各棟のラウンジでの軽朝食がおすすめ。
棟によって提供しているメニューが少しずつ異なると伺ったので、いくつか朝食ホッピングをしてみました!FUYA Ⅱ〈 麩屋町通 Ⅱ 〉では、パンとグラノーラ、ヨーグルトとゆで卵の朝食。客室数が多いので、ラウンジは広めでゆったり。カウンターや、大きなソファー、中庭の景色も楽しめる窓際のテーブルなど、席を選ぶのも楽しみのひとつです。TOMI Ⅰ〈 富小路通 I 〉は、サンドイッチ。自分で好みの具材を組み合わせて、ホットサンドメーカーやトースターで焼く、手作りスタイルです。
私が訪れたときには、外国からのゲストが何組か朝食を召し上がっていましたが、みなさん楽しそうにオリジナルのサンドイッチを作っていました。FUYA Ⅰ〈 麩屋町通 I 〉でいただけるのは、見た目も華やかな稲荷寿司と生麩田楽。
稲荷寿司は1つでもボリュームたっぷり!もちもちの生麩田楽も白味噌と赤味噌の2つの味が楽しめ、個人的にはこちらの朝食がお気に入りでした。【3】日本文化を体験できるアクティビティ京都で人気のティースタンドにも訪問!「ENSO ANGO」でもうひとつ注目したいのが、日本文化を体験できる様々なアクティビティです。
禅寺宗大本山から副住職を招いて行う本格的な「坐禅」や、温故知新の京文化をじっくりと体験する「京体験」、ホテル近辺の観光エリアをジョギングで巡る「Discover 京都 Run」など、様々なプログラムが用意されています。(予約制・有料)今回私が参加したのは、「京職人トーク」。
和菓子や茶道具、胡粉・和絵具など様々なジャンルから職人や専門家を招いてミニ講和を聞き、実際にお店を見学させていただけるというもので、「日本茶」のプログラムに参加させていただきました。講師は、2018年夏にオープンしたばかりの注目のティースタンド「YUGEN」の代表・須藤 惟行氏。
京都の代表的な文化である抹茶や日本茶の可能性に注目。全国から厳選した上質なお茶をもっと多くの方にカジュアルに楽しんでもらいたいという想いから、スタンド形式で日本茶を楽しめるお店を開業されました。先ずはFUYA Ⅱ〈 麩屋町通 Ⅱ 〉の「タタミサロン」でのミニ講和。世界からも注目されている抹茶の現状や、京都のお茶について、和やかな雰囲気でお話しが進みます。その後はお店へ。扱っているお茶は京都の和束産や滋賀の朝宮産など、全てシングルオリジン。お茶の種類は季節によって変わります。
今回は2種類のお茶の飲み比べをさせていただけるとのことで、私は「おくゆたか」と「ごこう」をチョイスしました。美味しい日本茶の淹れ方 を教えていただきながら実際に私も“美味しい日本茶の淹れ方”を実践!
須藤氏によると、75度というお湯の温度が大事。それよりも高くなるとカフェインやタンニンなどの成分が抽出され、渋みが増してしまうのだそう。左側の色の薄い方が「おくゆたか」、右側の濃い方が「ごこう」です。
淹れ立てのお茶は香りもしっかりと感じられます。どちらも苦味が少ない品種ですが、お湯の温度を徹底したことで、より一層甘味や旨味を楽しめました。抹茶や日本茶だけでなく、店内には「1616 / arita japan」のお皿や職人が作る錫のタンブラーなど、生活に寄り添ったモダンな日本の伝統品のギャラリーも併設。お土産としてもおすすめです。今回のアクティビティを通じて、日本の伝統文化や上質なものを、もっと日常的に楽しんでほしいという須藤氏の想いを強く感じることができました。
ペットボトルやインスタントなどで気軽にお茶をいただける現代だからこそ、上質なお茶を丁寧に淹れてゆっくりと味わうということは、とても貴重なのだと思います。短い時間でしたが、私にとっては、忙しい日常から心を解放してくれる贅沢な時間となりました。「YUGEN」の詳細はこちら 普段のライフスタイルや、旅のスケジュールに合わせて選べる2つの朝食。「日本茶」に限らず、観光でふらりとお店に立ち寄るだけでは味わえない魅力を体験できる様々なアクティビティ。
どちらにも、自分ならではの旅や滞在を楽しんでほしいという「ESNO ANGO」らしさと想いを感じられました。京都を何度か訪れたことのある方も、まだ出会ったことのない新しい京都に触れに「ESNO ANGO」を訪れてみませんか? ENSO ANGO 京都府/京都市 詳細情報はこちら  

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