アートディレクター浅葉克己氏にとって”ユーモア”とは?時に人生の潤滑油として、時にビジネススキルとして語られる”ユーモア”。アートディレクター浅葉克己さんにとっては、”ユーモア”は作品のインスピレーションの源だ。浅葉克己ポートレート本展では、世界中の”ユーモア“が一度に体感できる浅葉さんは、常日頃、ユーモアをコミュニケーションの本質のひとつと考え、ものづくりやデザインにおいても重要視してきた。そんな浅葉さんが、広告のアートディレクションを通して、特に影響を受けたり、そのユーモアのセンスに共感したりした、国内外のデザイナーやアーティストの作品を一堂に集めて展示したのが今回の企画展。様々な表現や作品にこめられた、小さな笑い、大きな笑い、心が和むような笑い、ダークな笑い、などなど。国や年代をまたいだ多様な“笑い”とユーモアのセンスを色んな角度で体感できる内容となっている。たとえば、90歳になった今でも精力的に活動を続けている日本のアニメーションの先駆者的存在、クリヨウジ(久里洋二)氏のアニメーション作品。NHK Eテレの番組『2355』でも一時期紹介されたイギリスのジョン・ウッド&ポール・ハリソンによる映像作品。上野真未氏『巨豚がキョトン』は、同氏が高校2年の時に制作された作品だ。クリヨウジ(久里洋二)「LOVE」1963年ジョン・ウッド&ポール・ハリソン「The Only Other Point」2005年上野真未「巨豚がキョトン」2018年他にもたくさんの展示があり、浅葉さんの宇宙のように広がっている脳内をのぞいている感覚が味わえる。作品を楽しむだけでなく、今まで気付かなかった自分の感性や、普段の笑いのセンスを磨くヒントにもなるかもしれない。会場風景(ギャラリー1)(撮影:鈴木 薫)会場風景(ギャラリー2)(撮影:鈴木 薫)会場風景(ギャラリー2)(撮影:鈴木 薫)
- 21_21 DESIGN SIGHT
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4.5
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- 東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン
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- 0334752121
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- 10:00-19:00(最終入場18:30)