「泊まれる茶室」がコンセプトのユニークなカプセルホテルが人形町にオープン


2019.03.20

Harumari TOKYO

人形町は、周囲に水天宮や明治座のほか、江戸時代から続く伝統工芸店などの老舗も多く残り、日本独特の暮らしの風景を堪能できる街。高速バスや鉄道の便が良く、羽田空港にも成田空港にも1時間以内と、好アクセス。浅草や上野などの観光地からも乗り換えなしで訪れることができるので、東京観光の拠点に最適なエリアだ。そんな人形町の駅徒歩30秒の場所にオープンするのが「hotel zen tokyo」。外国人の友人に東京を案内するなら、宿泊先にはこのホテルを勧めたい。ここなら、日本の伝統と新しさを同時に感じさせる洗練された空間で、特別な夜を過ごしてもらえるはずだ。千利休の茶室にインスパイアされた客室で、旅の疲れを癒す客室は「妙喜庵」に強くインスパイアされた設計だ。「妙喜庵(待庵)」とは千利休によって建てられた京都の茶室で、たった2畳の極小空間。狭い中にも奥行きを感じさせる、日本独自のミニマリズム建築として海外からも注目されている。“カプセルホテル”と聞くと不安を覚えるかもしれないが、ご安心を。天井は高く設計されており、開放感がある。1〜2階は女性専用フロアになっているため、女性でも安心して宿泊できるのも嬉しいポイントだ。ソムリエが選んだ日本産ドリンクを楽しめるバーラウンジ魅力は客室だけではない。スタイリッシュなバーラウンジは宿泊者以外も利用することができる。招いた友人たちと親交を深めるひと時を過ごすのにぴったりだ。提供されるドリンクは、日本産にこだわったものだけ。日本酒はもちろん、近年は世界コンクールでも実力が認められている甲州ワインも味わえる。お酒を飲みながら、東京観光の感想を聞いたり、次の日の計画を立てたりするのが良いだろう。1泊6000円〜と、宿代は最低限でと思っている人にも勧めやすい価格帯。日本らしさを目一杯体験できるこのホテル。外国人の友人に勧めるだけでなく、一緒に泊まってみると、“新たな日本文化”をあなた自身も発見できるかもしれない。 

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hotel zen tokyo(ホテル・ゼン・トーキョー)
place
東京都中央区日本橋人形町1-5-8
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