【高知県安芸市・室戸市エリア】地鶏に魚介類に柑橘…海と山の恵みがぎっしり！エナジーチャージスポット5選。

雑誌Hanako 2024年1月号「47都道府県、おいしいあの町へ」では、地元在住の食通が教える、47都道府県のおいしい食を求める旅を紹介しました。Hanako Webでは、誌面では紹介しきれなかった47都道府県のオリジナル記事を限定で公開。今回ご紹介するガイド役は、生まれ故郷・高知にUターンした小松遥香さん。ピックアップしてくれたのは、地元の安芸市・室戸市エリア。海と山の食文化が程よく混ざり合うこの地域にある、エナジーチャージにぴったりなフード&スポットをセレクトしてくれました。小松遥香編集者・ライター・ニュース翻訳者こまつ・はるか／高知県生まれ。一般企業に勤務後、出版社に入社。2018年には週末食堂〈こうち食堂　日日是好日〉を東京の下町でひらく。2019年から3年間、米国発メディア「Sustainable Brands」日本版で編集の責任者を務める。地域と都市、世界をつなぐ編集を志す。@halle.ko 「47都道府県グルメガイド」一覧ページはコチラ　私は焼鳥が大好物なのですが、「これが鶏肉！？」という強烈なインパクトを受けて以来通っているのが〈ジローのおうち〉。生産者の小松靖一さん・圭子さん夫婦が、元々卵を産む品種だった「土佐ジロー」のオスを肥育させ食肉として提供したところ、その味の良さに多くのファンを獲得、宿泊とセットで食事の提供をするようになったのが始まりです。特に炭火焼きは、モモやレバーのみならず、白子やトサカなどの希少部位を絶妙な焼き加減でいただくことができます。余計な脂がなく、噛めば噛むほど旨味が溢れて、元気が漲る味わい。市街地より車で１時間ほどの山間部にありますが、お隣の室戸で豊かな海の恵みを堪能したら、東高知の山々の景観を楽しむドライブがてら是非足を伸ばしてみて。1.鶏肉好きなら訪れてほしい、地鶏料理の名店〈ジローのおうち〉ジローのおうち
2022年にオープン。宿泊は、1泊2食付き¥20,280〜。１日２組限定。現在は完全予約制でランチも営業。炭火焼きや親子丼を含む〈土佐ジロー満喫コース〉は¥6,600（1人前）。大皿の写真は2人前ですが、実際より肝類が少し増量されています。住所：安芸市畑山甲1001−2
TEL：070-1494-7689
定休日：不定休2.南国市の人気店の2号店〈錆と煤満寿kotobuki店〉主に地元産無農薬野菜を使用したカレーはもちろん、ドーサやかき氷もおすすめ。〈錆と煤満寿kotobuki店〉（安芸市土居554-6）3.東高知でうどんと言ったら、創業53年の老舗〈国虎屋安芸本店〉味噌と酒粕のつゆにたっぷりの具が入った〈国虎屋安芸本店〉(安芸市穴内乙683-1）のうどんはコクがあってまろやか。パリ支店もあります。4.地元食材を活用した定食やデザートも魅力の〈こまどり温泉〉〈こまどり温泉〉（安芸市黒瀬550）の湯上がりには、地元産の蜂蜜とゆず果汁使用のジュースやデザートをお試しあれ。ピュアな味わい。5.照り焼きと刺身を同時に味わえる〈料亭花月〉の室戸キンメ丼その日獲れた地魚まで乗った豪華丼には、金目鯛のだし汁が添えられ出汁茶漬けとしても楽しめます。〈料亭花月〉（室戸市室津2586）高知県・高知市エリアのオススメも見るOne More Place廃校の校舎やプールを活用した、笑えて学べるユニークなむろと廃校水族館！室戸の定置網にかかった魚やウミガメを展示しているむろと廃校水族館（高知県室戸市室戸岬町533ー2）は、2024年に博物館としても登録されたばかり。地元漁師さんの協力によって変化していく展示にも注目してみて。text_Yoko SaegusaNo. 1227No.1227 『47都道府県、おいしいあの町へ』 2023年11月28日発売号47都道府県、あらゆる県のあらゆる町に、まだまだ私たちが知らない、おいしいものが待っています。 1県たりとも食べ逃したくない！そんな食いしん坊心で、「47都道府県・全県グルメガイド」ができました。ガイド役は、各県に暮らす食通、総勢47名。それぞれの県から1箇所ずつ、今行くべきグルメエリアをピックアップし、在住者の目線で「おいしい地元案内」を披露してもらいました。郷土料理、食堂、スイーツ、ご当地土産、B級グルメから、グルメと併せてチェックしたいアートスポットやパワースポットまで、旅の目的地はなんと合計282スポット … もっと読む　