昔ながらの郷土食から、津軽っ子が愛するローカルフードまで。青森に行く“お目当て”が見つかる5選。


2024.02.23

Hanako.tokyo

雑誌Hanako2024年1月号「47都道府県、おいしいあの町へ」では、地元在住の食通が教える、47都道府県のおいしい食を求める旅を紹介しました。Hanako Webでは、誌面では紹介しきれなかった47都道府県のオリジナル記事を限定で公開。今回の主役、青森県・津軽エリアを案内してくださるのは、十和田湖を拠点にフリーの編集者として活躍している中野和香奈さん。長らく愛されるふるさとの味は、津軽エリアまで足を運びたくなるものばかりです。中野和香奈 〈ネイチャーセンス研究所〉代表十和田湖を拠点とするフリーの編集者。インテリアコーディネーター、バイヤー、雑誌編集などの経歴を持ち、活動は多岐にわたる。2021年からは〈十和田サウナ〉を運営する〈ネイチャーセンス研究所〉所長も兼務。 「47都道府県グルメガイド」一覧ページはコチラ1.自然、温泉、おいしいご飯。全てが揃う津軽で、ディープなローカル旅を。青森市、弘前市、五所川原市などを擁する津軽。津軽弁が飛び交い、昔ながらの郷土食が息づくまちは旅情感にあふれ、どこか別世界にいるような独特の空気感があります。だからこそ、ローカル感に浸かってほしいです。例えば、創業は明治40年頃にまで遡る〈三忠食堂〉では焼干し(魚を焼き、乾燥させて作る保存食)の旨みが染み渡る津軽そばを。〈土紋〉では食べ継がれる家庭料理と地酒を。また、個人経営の焼きそば、持ち帰りのみの焼き鳥店が点在するのも津軽ならでは。太麺の焼きそばが人気の〈後藤食堂〉、お母さんの優しい人柄が素敵な〈やきとり こばやし〉へも、ぜひ。おすすめしたところはどこも地元で愛されているお店。馴染みに通い、津軽での暮らしを体感してみてください。2.三忠食堂(さんちゅうしょくどう)津軽そばの麺は一晩寝かせたそばかきに蕎麦粉と大豆粉を合わせ製麺し、さらに一晩寝かせて茹でたもの。焼干しと昆布で取った出汁に醤油を加えた黄金色のつゆは、飲み干せるほど旨みたっぷり。三忠食堂(さんちゅうしょくどう)
住所:弘前市大字和徳町164
TEL:0172-32-0831
営業時間:11:00〜19:00
定休日:火休3.もちもち食感がやみつき!〈後藤食堂〉のソース焼きそば〈後藤食堂〉(青森市茶屋町18-1)中華鍋で豪快に作られる太麺の焼きそば。ゲームテーブルの置かれたノスタルジックな店内も素敵。4.“酒蔵ズブズブ系居酒屋”〈土紋〉で家庭料理×豊盃を堪能〈土紋〉(弘前市大字代官町99)女将さんのお母様のレシピで作られる「いがめんち」(ミンチ状にしたイカを揚げたもの)は絶品。5.お母さん手作りのあっさりタレの焼き鳥に、手が止まらない!〈やきとり こばやし〉(平川市猿賀石林45-7)りんごなどの果物に味噌を加えたオリジナルタレが美味。何本でもいけます。要予約。6.お土産も買い食いも。ふらっと寄りたい駅前市場〈虹のマート〉(弘前市駅前町12-1)通称・虹マ。塩漬けすじこなど津軽の食材に限らず、寿司や惣菜のお店がずらり。テーブル席も。 青森県津軽エリアのおすすめグルメはこちらOne More Place
Craft凛とした、東北の手仕事に出会う。〈THE STABLES〉(弘前市代官町14-2)は、津軽地方で作られているあけびかご、竹かごなど、各地の工芸品や日用品を扱うセレクトショップ。全てに店主の審美眼が光ります。Photo_Yuji Hachiya text_Kanayo Mano 公式サイトはこちらNo. 1227No.1227 『47都道府県、おいしいあの町へ』 2023年11月28日 発売号47都道府県、あらゆる県のあらゆる町に、まだまだ私たちが知らない、おいしいものが待っています。 1県たりとも食べ逃したくない! そんな食いしん坊心で、「47都道府県・全県グルメガイド」ができました。ガイド役は、各県に暮らす食通、総勢47名。それぞれの県から1箇所ずつ、今行くべきグルメエリアをピックアップし、在住者の目線で「おいしい地元案内」を披露してもらいました。郷土料理、食堂、スイーツ、ご当地土産、B級グルメから、グルメと併せてチェックしたいアートスポットやパワースポットまで、旅の目的地はなんと合計282スポット … もっと読む 

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ドモン
place
熊本県熊本市南区平成1丁目8-18
phone
0963595586
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後藤食堂
rating

5.0

1件の口コミ
place
山形県鶴岡市本町2-3-13
phone
0235220519
opening-hour
11:00-19:00
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