黒瀬優佳 〈BAGN Inc.〉コミュニケーションディレクター空間ディレクションなどを手掛ける〈BAGN Inc.〉のコミュニケーションディレクター。東京と地元鹿児島を拠点に、企業や行政の事業、キャンペーンの企画・運営を担当するほか、展覧会や公共施設リニューアルの制作進行も行う。鹿児島県内での地方創生事業にも参画。https://bagn.jp/「47都道府県グルメガイド」一覧ページはコチラ1.肉厚やわらか、脂まで美味！〈とんかつ竹亭 鹿屋本店〉畜産業が盛んな鹿児島の中でも、鹿屋は豚肉の産出額が国内トップクラス。生産者との距離が近く、地の利を活かしたグルメがどんどん生まれています。老舗で外せないのは〈とんかつ竹亭 鹿屋本店〉。地元民が「鹿児島でとんかつを食べるならここ！」と太鼓判を押すお店で、連日の行列はもはや名物。厳選された県産豚肉のとんかつは、肉厚なのにとってもやわらか。脂も上品な甘味があってさっぱりといただけます。普段はヒレ派の方も、竹亭デビューはロースがオススメ。味だけでなく、畜産王国ならではの良心的な価格帯も魅力。たまに東京でとんかつ店のメニューを見ると「早く帰って竹亭に行きたいなあ」と思ってしまいます（笑）。そのほかにも生産者の顔が見えるグルメがもりだくさん。鹿児島に来たら、ぜひ鹿屋まで足を延ばしてみてください。とんかつ竹亭 鹿屋本店（とんかつたけてい かのやほんてん）鹿屋市初のとんかつ専門店として1971年に創業。オープンキッチンはライブ感満点で、食べる前から気分が上がる。キャベツとご飯はおかわり無料。麦味噌を使った甘い味噌汁もファン多し。住所：鹿屋市西大手町9-15
TEL：0994-43-3383
営業時間：11:30～14:00、17:00〜21:30（20:30LO）
定休日：火休（祝日の場合は営業）2.気鋭シェフの実験的ビストロ〈Bee〉鹿屋市出身の蜂谷拓広シェフが手がける〈Bee〉（鹿屋市西大手町6-1）。〈ふくどめ小牧場〉で育った幸福豚のステーキや、独自の手法で熟成した地元の魚など、ワインが進む絶品ぞろいです。3.鹿屋生まれのチーズ〈kotobuki cheese〉を朝食にワインを嗜んだ後は〈KOTOBUKI HOTEL〉で一泊はいかが？ 隣接する工房〈kotobuki cheese〉&カフェ〈TAKE BAKERY AND CAFE〉(鹿屋市北田町5-5）で、オリジナルチーズを使った朝食が楽しめます。４.香りを味わう〈ダマスクの風〉のソフトクリーム観光ガーデン〈ダマスクの風〉（鹿屋市小薄町4994-2）で味わえるオーガニックダマスクローズのソフトクリーム。上質なミルクのリッチな風味と、鼻に抜ける香りは夢のよう。※3～11月の限定販売５.〈Araheam〉でグリーンとカフェのいいとこどり高感度な3兄弟が営むショップ〈Araheam〉（鹿屋市東原町2848-3）は、自社栽培の植物をメインに雑貨なども販売。カフェ併設なのでコーヒー片手に物色できます。アパレルのセレクトも。鹿児島県・名山堀エリアのオススメも見るOne More Place桜島を眺めながらフェリーでアクセス。鹿屋へは鹿児島市内から陸路でアクセスすることもできますが、せっかくなら桜島を経由する〈桜島フェリー〉（鹿児島市本港新町4-1）でのんびりと。photo_Takashi Nagasato,text&edit_Eto KatagiriNo. 1227No.1227 『47都道府県、おいしいあの町へ』 2023年11月28日 発売号47都道府県、あらゆる県のあらゆる町に、まだまだ私たちが知らない、おいしいものが待っています。 1県たりとも食べ逃したくない！ そんな食いしん坊心で、「47都道府県・全県グルメガイド」ができました。ガイド役は、各県に暮らす食通、総勢47名。それぞれの県から1箇所ずつ、今行くべきグルメエリアをピックアップし、在住者の目線で「おいしい地元案内」を披露してもらいました。郷土料理、食堂、スイーツ、ご当地土産、B級グルメから、グルメと併せてチェックしたいアートスポットやパワースポットまで、旅の目的地はなんと合計282スポット … もっと読む
