「47都道府県グルメガイド」一覧ページはコチラ山本尚意 〈融民藝店〉店主やまもと・たかのり／倉敷市出身。2011年に帰郷し〈岡山県民芸振興〉へ。その頃から倉敷で約50年親しまれてきた〈融民藝店〉と親交を深め、創業者の指名を受けて2022年に承継。日本各地の窯元に出向いて作り手と信頼関係を築き、使い手との間をつなぐ。https://toworu-mingei.studio.site/1.〈蒜山 鰻専門店 翏〉で豊かな自然に育まれた滋味を中国山地の中ほど、鳥取県境にある真庭市は、古くから瀬戸内と山陰を結ぶ要衝として人や物が行き交っていた土地柄。趣ある宿場の街並みや、酒造りや味噌醤油造りの伝統も受け継がれています。これは良い水と良い環境あってこそ。ここ何年かは、こうした真庭の風土に惹かれて移住してくる世代も多いそう。米や大豆、麦などを無農薬無肥料で栽培する〈蒜山耕藝の食卓 くど〉はその象徴。新たな真庭の拠点といってもいいでしょう。その近くに移転開業した〈蒜山 鰻専門店 翏〉は、地元でも評判が高まっています。山から引いた28℃の温泉水で活かしたウナギも、山の環境になじんだタレも、東京時代より一層味わい深いとか。間違いなくこれからの真庭の顔になるお店。期待もうなぎのぼりです。2020年に東京・中目黒から移転。ミシュラン一ツ星の味を追って訪れるファンも。コース14,700円のみで、写真左は〆の「鰻丼」増量版。蒜山 鰻専門店 翏住所：真庭市蒜山下和1705-6
TEL：なし
営業時間：12：00～（完全予約制、予約はメールで）
定休日：営業日はHP参照。https://www.ryo-hiruzen.com/2.器も素敵な〈さん・はうす〉のカレー〈さん・はうす〉（真庭市目木1948-1）の、ご主人が目利きした民藝の器と、甘みの奥に辛さが潜むカレーは真庭へ行く楽しみのひとつ。3.築100年の建物の〈山窩-旅とてしごと-〉で器や暮らしの道具を探したい〈山窩-旅とてしごと-〉（真庭市久世2538）は、築100年の元博労宿を器や暮らしの道具の店に。手仕事の美しさに出会えます。4.〈蒜山耕藝の食卓 くど〉でいただく自然の恵み〈蒜山耕藝の食卓 くど〉（真庭市蒜山下和1418-2）では米をはじめとする田畑の作物を料理。農業に無理のないペースで不定期営業。5.〈梅田屋羊羹店〉でゲットしたい幻のレーズンサンド〈梅田屋羊羹店〉（真庭市落合垂水183）にはパリで修業した5代目のスイーツと伝統銘菓が共存。レーズンサンドは幻の美味とも。岡山県・倉敷市エリアのおすすめスポットはコチラOne More Place
〈毎来寺〉は「板画山」の山号に恥じぬアートな寺入山から47年、般若心経を出発点に手がけた板画は2,000点以上。ご住職が描く力強い襖絵や天井画を目指して、国内外から参詣が絶えない〈毎来寺〉（真庭市目木1001）。photo_Nobuaki Murakami text & edit_Mutsumi HidakaNo. 1227No.1227 『47都道府県、おいしいあの町へ』 2023年11月28日 発売号47都道府県、あらゆる県のあらゆる町に、まだまだ私たちが知らない、おいしいものが待っています。 1県たりとも食べ逃したくない！ そんな食いしん坊心で、「47都道府県・全県グルメガイド」ができました。ガイド役は、各県に暮らす食通、総勢47名。それぞれの県から1箇所ずつ、今行くべきグルメエリアをピックアップし、在住者の目線で「おいしい地元案内」を披露してもらいました。郷土料理、食堂、スイーツ、ご当地土産、B級グルメから、グルメと併せてチェックしたいアートスポットやパワースポットまで、旅の目的地はなんと合計282スポット … もっと読む
