買い逃しても大丈夫。京都駅で買える、“定番じゃない”手土産の最適解 |京都、どこ行けばいい? もしもし京都相談室Vol.3


2023.11.19

Hanako.tokyo

国内外問わず京都にやってくる多くのお客様のご要望に合わせ、様々なスポットやプランを提案し、メジャーどころからニッチな穴場的スポットまで知り尽くしたフリーランスPR中村葵さん。そんな彼女なら、京都に行く時の「困った!」、「知りたい!」の最適解を教えてくれるはず。ということで、中村さんの京都何でも相談室、開室します。「もしもし中村さん、京都駅で買える、お洒落手土産の最適解、教えてください!」教えてくれた人:中村葵 フリーランスPR滋賀県出身。京都在住3年目。アパレルブランド勤務、トランジットジェネラルオフィス、外資系ラグジュアリーホテルでのPRを経て、現在は、京都を拠点に、アート・ホテル・ライフスタイル・カルチャーなどをメインにフリーランスPRとして活動中。ハナコラボパートナー。インスタグラム:@aoi_nakamura中村前回、大好きな秋がやってきました!と書きながら、11月に入ってもなかなか秋深まらず、今年の紅葉はゆっくりとはじまりそうです。ということで、今回のご相談、さっそくはじめます。京都手土産問題です。相談者中村さん、はじめまして。京都旅行へ行くとついつい時間を忘れ楽しんだり、あれもいいなこれもいいなと考えているうちに、お土産を買うタイミングを逃します。新幹線に乗る前、京都駅で買えるお土産教えてください!いわゆる定番土産も良いのですが、こんなのあったんだ!とみんなが知らないようなアイテムだと嬉しいです。中村京都土産!阿闍梨餅など老舗の鉄板から、お漬物や和菓子、伝統工芸品などなど。京都には誰かに贈りたい品々が溢れています。溢れ過ぎて逆にどれを買えば良いのかと悩んでしまいますよね。そしてこの時期は思いもよらない交通事情の混雑でスケジュールが押してしまったり。市内にまで広げるとさらにおすすめしたいお品盛りだくさん! ですが、安心してください、京都駅でも喜ばれる手土産、買えちゃいます。例えば、大行列の出町ふたばの豆餅は、曜日によっては新幹線コンコース内のキヨスクやJR京都伊勢丹(予約も可)で購入できます。JR京都〈伊勢丹〉では、毎月日替わりで名店の品が購入できたりしちゃいます。(私は、〈伊勢丹〉ラバー。)ちょっと場所が辺鄙だけど一度は買ってみたい名店のものなんかも買えるタイミングがあるので、ぜひ旅行前にチェックがおすすめ。先日は、〈美玉屋〉の黒みつだんごをお土産にいただき、聞けば〈伊勢丹〉で新幹線乗車前に購入されたとのことでした。さすが。それでは、京都駅で買える手土産3店、どうぞ!オリジナルグッズがかわいい!〈イノダコーヒ〉中村まず1軒目は、新幹線の八条口のりばからすぐにある〈イノダコーヒ〉八条口支店。京都といえばの、イノダ。愛してやまない、イノダ。京都の方が小さい時から家族でモーニングしていたなんていうエピソードに、滋賀県民の私、めちゃくちゃ憧れました。時間に余裕があればぜひコーヒータイムも。この日は暑過ぎてレモンスカッシュ。じゃっりじゃりの砂糖が底に溜まっているので、かき混ぜながら飲むタイプ。中村予定のない週末には必ず1人でイノダへ行くと決めています。お気に入りの店舗で「ロールパンセット(マッシュルームスープ)」か「チョコレートパフェ」をオーダーし、読書をするのが至福の時間。そんな〈イノダコーヒ〉のオリジナルグッズ、お土産におすすめです。お土産が入る紙の袋も相当かわいい。まずは、「ポットふきん」(250円)。イノダのシグニチャー、ポットの総柄のふきんはプライスもお土産価格。いちご柄もあるのですが、どの柄もきゅんとする可愛さ。ふきんは何枚あっても困らないですからね。他にオリジナルマグなどグッズ類は充実しているのですが、私が大好きなのは「シール」(380円)。旅の思い出にイノダのシール、自分用にもぜひ。某コーヒーチェーンのご当地マグやタンブラーをお土産に買いがちだけど、断然こっち。ドリップパックもオフィスでのばら撒き土産に良さそう。種類が豊富で、ポストカードもあります。PCにぴったり。イノダコーヒ八条口支店住所:〒600-8214 京都市下京区東塩小路高倉町8-3番地 JR東海京都駅構内 1階ASTYロード内
営業時間:8:00-19:00
定休日:年中無休
公式HP:https://www.inoda-coffee.co.jp/見た目も味も申し分なし! 〈SUETOMI AoQ -青久-〉のあんとカステラ中村続いて、2軒目。愛してやまないシリーズ、〈末富〉さんから。京都の老舗和菓子屋の〈末富〉。私は、東京や仕事先への菓子の手土産は〈末富〉で買うと決めています。あの〈末富〉ブルー(ティファニーブルーではありません、“末富”ブルー。です。)の包み紙のいとおしさったら。好き過ぎて、私はオリジナルの風呂敷も持っています。My 風呂敷。
中村で、今回ご紹介するのは、〈末富〉ではなく、末富から昨年登場した、新ブランド《SUETOMI AoQ -青久》からの手土産です。JR京都伊勢丹店でしか購入できません。新ブランドもブルー。中村チョイスしたのは、2つ。「AoQのあん」と「AoQのカステラ」。「AoQのあん」(円)は、つぶあん、こしあん、味噌あんの3種。バタートーストにたっぷりのせたりする朝は、超幸せです。「AoQのあん」。こしあんをチョイス。中村「AoQのカステラ」(円)は瓶詰め。要冷蔵にはなるのですが、蓋をあけるとふわふわのカステラ。スプーンですくって1口。黒蜜やきなこをふりかけて2口。箱入りのお菓子も〈AoQ〉にあるので、箱入りで探されている方には、「AoQのフィナンシェ」や「AoQのチョコふやき」を。ほんとは、当日に会える人にはぜひ「AoQのあん塩パン」をおすすめしたいのですが、誰にもあげられない時、コーヒーと一緒に、新幹線であん塩パンタイムしてください。午後には売り切れること多し、とのことなので、電話予約がおすすめ。蓋外す時に、上まで剥がれた。(笑) 綺麗に撮れずすみません。まずは黒蜜。続いてきな粉をふりかけていただきます。SUETOMI AoQ -青久-住所:〒600-8555 京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町JR京都伊勢丹 地下一階 和菓子売場
営業時間:10:00-20:00
定休日:不定休(JR京都伊勢丹のHPをご確認ください)
公式HP:https://aoq.jp/とろ〜りみたらしが新しい。〈梅園 Oyatsu〉のマドレーヌ中村そして最後3軒目は、〈梅園 Oyatsu〉〈JR京都伊勢丹〉内。京都のみたらしといえば、〈甘党茶屋 京 梅園〉。梅園さんのみたらし団子、大好きです。こちらも老舗の甘味処さん、3代目の西川葵さん(おんなじ葵!)が、伝統を守りながらも、甘味処とは違うカフェやお菓子ブランドを展開されています。葵さん、チャーミングで大好きな女性です。今回は、愛してやまないシリーズでお届け中。「あんマドレーヌ「みたらし」 5個入り」。しっかりしたマドレーヌ(好み)の中には、白餡とみたらし餡。箱もかわいい。他にも「宇治抹茶」、新作の「黒糖カカオ」があります。 中は個包装で5個入り。とろりみたらし。中村手軽に買える箱入り菓子。「みたらしバターサンド」もおすすめです。〈伊勢丹〉寄りな、3店舗チョイスになってしまいましたが、新幹線に乗る前にはおすすめ。梅園 Oyatsu住所:〒600-8555 京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町JR京都伊勢丹 地下一階 和菓子売場
営業時間:10:00-20:00
定休日:不定休(JR京都伊勢丹のHPをご確認ください)
公式HP:https://umezono-kyoto.com/oyatsu/中村以上、京都土産3選でした。新幹線に乗る前に、もし自分へのお土産を買うとしたら、〈はつだ〉和牛弁当 小と料亭〈和久傳〉(前回も和久傳系列だったので、ちょっと和久傳びいきなってますが)の「蓮のつゆ」。「蓮のつゆ」は、愛してやまない大好物「西湖」のできたて版で、このJR京都〈伊勢丹〉限定品。この「蓮のつゆ」は、当日21時までの消費期限。ほんとは「西湖」もお土産に入れたかったのですが、消費期限が短くて断念。ぜひこの2品も自分へのお土産に購入し、帰り道も楽しんでください!それではまた次回。text&photo_aoi nakamura 

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イノダコーヒ本店
place
京都府京都市中京区堺町通三条下ル道祐町140
phone
0752210507
opening-hour
7:00-18:00
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