昭和初期の病院をリノベ 。新潟のカフェ〈LAND.〉でワッフルを食す


2022.03.10

Hanako.tokyo

カフェ好きで知られるモデル・斉藤アリスが、東京はもちろん、日本全国そして世界のカフェをご案内!カフェ入り口。ごめんくださ〜い。カフェ外観。築90年超の病院をリノベーションしたカフェへ行ってきました。蔦の絡まる白い洋風の建物は、外観だけでも絵になります。昭和初期の病院ってこんなにモダンなの?お店へ入る斉藤アリス。右の小窓はかつて病院の受付だった。お店のロゴマーク。中に入ると天井が高く、声の響き方がホールっぽい感じ。ポーンと抜けていて気持ちがいいです。入り口の横には受付の小窓が残っていて、ここから「斉藤さ〜ん。診察室へお入りくださ〜い」的なやりとりがあったのかなぁと、いろいろ想像が膨らみます。高さのある天井と窓。内観。ガラス窓。リノベーションといっても、壁や窓は変えずに当時のまま。壁が木材と白の塗装で切り替わっている感じや、縦に長い窓など、所々に病院っぽさが残っています。凛とした静けさが似合う、そんな空間です。「ワッフル&ベーコン」。燻製ベーコンのいい香り。コーヒーと一緒に。このカフェで食べてほしいのは「ワッフル&ベーコン(900円)」。見て、このベーコン。すんごく厚切り、しかも燻製なんです。真ん中にはバターも添えられていて、まさに理想的なワッフル。上からメープルシロップをたっぷりとかけて…。いただきます。壁の切り返しが病院っぽい。おいしい。いただきまーす。新潟県の小麦粉・ゆきちからを使った生地はモチモチ食感。頬張ると口の中に燻製ベーコンのいい香りが広がります。そして何より、ベーコンとメープルの甘じょっぱさがたまらない!窓際の席にいる斉藤アリス。街ゆく人をぼーっと眺めて。フレンチプレスのコーヒー。後半は窓際の席でゆっくりコーヒータイム。コーヒーは長岡市〈ナカムラコーヒーロースターs〉のお豆を使っています。フィルターのないフレンチプレスだから、お豆の本来の味をそのまま楽しめます。丸太の本棚。ギャラリーのような内観。光で浮かび上がる店名。お店の中央には丸太をそのまま使った本棚があって、あらゆるジャンルの本が揃っています。たまたま手に取った「世界をきちんとあじわうための本」が面白くて、気がついたら完読していました。読んだ本の内容と共に、ここで過ごした時間がいつまでも記憶に刻まれるような、本当に素敵なカフェでした。〈LAND.(ランド)〉新潟県三条市旭町1-8-21
11:00~17:00
月火休(photo:ただ)過去の連載はこちら
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LAND.
place
新潟県三条市旭町1-8-21
phone
0256555438
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