和素材を使ったスイーツなど、和洋のマリアージュが話題を呼んでいる今日。今回は、あの老舗甘味処や日本茶ブランドが手掛ける、抹茶×オーセンティックなスイーツにフォーカスしました。1.〈紀の善〉の「抹茶ババロア」「抹茶ババロア」810円創業以来守り続ける自慢のつぶ餡に合うスイーツを、と27年前に生み出したババロア。外国からもこれを目当てに来るとか。宇治抹茶を点たて、鮮やかな翡翠色を保つために冷暗所での管理を徹底するなど手間を惜しまない。甘さを控えたババロアは、丹波大納言の上品な餡と高脂肪生クリームが引き立てあう逸品だ。(Hanako1126号掲載/photo:Kenya Abe text:Kahoko Nishimura)2.〈丸の内 CAFE 会〉の「宇治抹茶ティラミス」タリーズコーヒーと伊藤園がコラボした唯一のフルサービスカフェ。「宇治抹茶ティラミス」620円店内で手作りのティラミスは、抹茶エスプレッソとあんこ、黒蜜をスポンジに染み込ませ、クリームチーズやマスカルポーネなどのチーズクリームを重ねる。和洋が混ざり合うこの一皿にはお茶はもちろんコーヒーも好相性。数量限定の看板メニューだ。(Hanako1126号掲載/photo:Kenya Abe text:Kahoko Nishimura)3.〈抹茶席〉(旧岩崎邸庭園)の「アフォガード (エスプレッソと抹茶)」三菱財閥の三代目・岩崎久彌の邸宅だった和館と洋館が当時のまま残された都立庭園。和館にある甘味処〈抹茶席〉では、岩崎家も出資した〈小岩井農場〉の製品を使った甘味が。「アフォガード (エスプレッソと抹茶)」各560円バニラアイスに熱々の抹茶やエスプレッソをかけた濃厚なアフォガードはぜひ味わいたい逸品。(Hanako1157号掲載/photo : Ayako Koike, Kei Katagiri, Masanori Wada text : Ayano Sakai, Makiko Inoue)
テーブル席も和風な雰囲気 抹茶と和菓子でまったりと
更新日:2024/04/26