【軽井沢観光】冬も楽しめる!軽井沢のおすすめ観光スポット20選


2023.08.23

NAVITIME TRAVEL EDITOR

明治の半ば、カナダ人宣教師によって気候や自然環境の素晴らしさが紹介されて以来、避暑地として長年注目され続けてきた軽井沢。現在、この地を訪れる観光客は年間840万人以上ともいわれています。一大リゾート地に成長した軽井沢には、ショッピングやグルメ、各種のアクティビティー、そしてもちろん自然散策や歴史探訪など、滞在する楽しみにあふれています。そんな軽井沢のおすすめ観光スポット20選をご紹介。

  • 01

    かつての優雅な軽井沢ライフが偲ばれる貴重な建築遺産 【旧三笠ホテル】

    日本人の手によって設計され、明治39年(1906)に開業した純西洋式の木造ホテル。当時の宿泊客の多くは財界人や文化人などで、その優雅な外観や内部の造り、調度品とも相まって、当時は軽井沢の鹿鳴館などと呼ばれました。昭和45年(1970)に営業を終え、現在は国の重要文化財として保護されています。往時の華やかな面影が色濃く残る、レトロでロマンチックな雰囲気が人気の観光スポット。内部を見学することも可能です。(写真提供:軽井沢町教育委員会)。

  • 02

    文化人が集い、自由な討論が行われた歴史ある高原の教会 【軽井沢高原教会】

    大正10年(1921)、「芸術自由教育講習会」が開かれたのがこの教会の出自。
    キリスト教伝道者の内村鑑三や文豪島崎藤村、北原白秋らが集い、芸術や教育について闊達な討論が行われました。内村鑑三はこの場を「星野遊学堂」と命名。後に「軽井沢高原教会」と改名されましたが、今も建物の正面には「星野遊学堂」のプレートが掲げられています。三角屋根が特徴の建物は上部が広いガラス張りで、降り注ぐ光が荘厳な雰囲気を醸成。結婚式場としても大人気です。

  • 03

    軽井沢を見出したカナダ人宣教師、ショー氏によって創設された軽井沢最古の教会 【ショー記念礼拝堂】

    旧軽銀座の喧噪を通り抜けると、木立の中に凛とした佇まいの教会が出現。ここは軽井沢を世に知らしめたカナダ人宣教師、アレキサンダー・クロフト・ショーによって創設された軽井沢最古の教会。入口にはそのショー氏の胸像が出迎えます。礼拝堂の原型ができたのは明治28年(1895)で、その後増改築を繰り返して現在の形に。ミサは毎週日曜日に行われ、洗礼を受けていなくても参加可能。不定期にコンサートなども開催されています。軽井沢に来たなら一度は訪れたいスポットです。

  • 04

    軽井沢のカトリック教会といえばここ。多くの芸能人が挙式している教会 【軽井沢聖パウロカトリック教会】

    「ショー記念礼拝堂」や「軽井沢高原教会」と並ぶ、軽井沢の有名教会のひとつ。昭和10年(1935)当時、軽井沢に滞在する外国人が増えことから、英国人司祭ウォード神父によって献堂されました。打ち放しのコンクリートに急傾斜の三角屋根が特徴的な建物は、近代建築のパイオニアの一人、アントニン・レイモンドの設計。堀辰雄や川端康成の作品にも登場し、多くの芸能人がここで結婚式を挙げています。旧軽銀座のすぐ近くという立地もあり、いつも観光客で賑わっています。

  • 05

    旧碓氷峠頂上付近の展望公園。眼前に広がる壮大な山々の眺めは圧巻 【旧碓氷峠 見晴台】

    ここは長野県と群馬県の県境。標高約1,200mの地点に位置する展望公園。ここからの眺めは抜群で、浅間山や妙義山の奇景が眼の前に! 晴れていれば八ヶ岳や南アルプスも望め、ときには眼下に雲海が広がることも。新緑や紅葉、雪景色など、季節に応じた眺望の変化も魅力です。旧軽井沢から4km程度の遊歩道が整備されているので、徒歩でアクセスするのも悪くありません。木々の中の散策と軽登山で汗を流せば、心も身体もリフレッシュ!

  • 06

    自然のカーテンのような光景は癒し効果抜群。ライトアップ夜景遺産にも登録! 【白糸の滝】

    浅間山に降った雨が長い歳月をかけて地中をくぐり抜け、緩やかなカーブを描く岩肌から白い滝のカーテンとなって地表に出現。「白糸の滝」と呼ばれるスポットは全国に数々あれど、軽井沢のここは格別の美しさ。8月には滝に映像を映し出すプロジェクションマッピング「軽井沢・白糸の滝イリュージョン」が毎週末開催され、冬は白糸ハイランドウェイの駐車場に白糸の滝に見たてた天然氷の氷柱をライトアップ。どちらも「ライトアップ夜景遺産」に登録され、近年は夜景スポットとしても人気です。

  • 07

    池の周りを優雅な気分で散策し、四季折々の自然を満喫 【雲場の池】

    雲場川をせき止めて造られた細長い人造池。小さい池ながら春は桜、初夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪と、四季折々の風景が水面に映え、幻想的な光景を楽しめます。絵画のような風景はもちろん写真映えもバッチリ。かつては白鳥が飛来していたことから「スワンレイク」とも呼ばれ、外国人別荘族に親しまれてきました。池の周囲には1周20分程度の遊歩道が整備され、旅の思い出の記念撮影にも最適な軽井沢観光の定番スポットです。

  • 08

    見て、遊んで、食べて。南軽井沢の自然の中で一日たっぷり楽しめる 【軽井沢タリアセン】

    塩沢湖を中心とした総合レジャー施設。約10万㎡の敷地内には各種のアクティビティーややローズガーデン、レストラン、ショップなどの施設があり、また美術館や軽井沢ゆかりの文学者たちに触れることのできる「軽井沢高原文庫」を併設。南軽井沢の地に、文化面でも充実した一大レクリエーションゾーンを形成しています。また、塩沢湖は軽井沢で唯一ボート遊びが可能な池。ファミリーやカップル、友だち同士などで丸一日たっぷり遊べます。

  • 09

    初心者もOK!国際試合も可能な本格施設でカーリングにトライ 【軽井沢町 アイスパーク】

    町営の軽井沢風越公園内にある国内最大級の通年型カーリング施設。国際大会も可能な規模ながら、ここは初心者が手軽にカーリングを体験できるという貴重な施設。レッスンプログラムが各種用意され、カーリングシューズを履いて氷上を安全に動き回る方法から、ストーンの投げ方、ブラシによるスウィープの仕方など、インストラクターが丁寧に指導してくれます。最後にはゲームも体験できますよ。軽井沢観光のついでに、カーリングの楽しさを満喫してみてはいかが?

  • 10

    循環・加水一切なしの源泉かけ流し。文豪・文化人の愛した星野温泉の流れを汲む名湯 【星野温泉 トンボの湯】

    大正時代から「美肌の湯」として多くの人に親しまれてきた星野温泉の流れを汲む日帰り立ち寄り湯処。お湯は源泉かけ流しの循環・加水一切なしで、湯船には湯の花が舞っています。とても柔らかな肌触りが特徴で、それも「美肌の湯」と呼ばれたゆえん。広々とした露天風呂には小豆島の花崗岩が配されています。幻想的な雰囲気の中、思いっ切り手足を伸ばしてリラックスできる名湯です。

  • 11

    独特の存在感を放つ、軽井沢の賑わいの中心地 【旧軽井沢銀座通り】

    内外のハイソサエティーの人々に注目されて発展してきたのが旧軽の町。そんな歴史による、ちょっとスノッブでレトロモダンな雰囲気とも相まって、この通りは単なる人気商店街の域を超えた独特の存在感を放っています。道の両サイドにはお洒落なカフェやレストラン、ファッション、土産物店、セレクトショップがずらり。裏通りには『聖パウロカトリック教会』や『軽井沢会テニスコート』など見どころも目白押し。軽井沢の雰囲気を満喫するならまずはここ! ショッピングにグルメ、観光と、一日中楽しめるスポットです。

  • 12

    約240店舗が軒を連ねる巨大ショッピングモール。駅チカも大きな魅力 【軽井沢・プリンスショッピングプラザ】

    北陸新幹線開通に伴い、古くからあったゴルフ場のグリーンや池を生かして誕生した巨大ショッピングモール。広大な敷地は10カ所のエリアに区分され、ブランドショップやスーベニアショップ、雑貨店、レストランなど約240に及ぶ店舗が軒を連ねます。敷地内はシャトルバスが回遊しているので移動が便利。東京からわずか1時間、軽井沢駅から歩いてすぐというアクセスのよさもあり、季節を問わず多くの人が訪れる人気スポットです。

  • 13

    別荘族をターゲットにハイクオリティーな食品類が豊富に揃う巨大スーパー 【ツルヤ軽井沢店】

    長野県各地域に数十店舗を展開する地域密着型スーパーマーケット。特に広大な売り場面積を備えるツルヤ軽井沢店は、別荘族も顧客の視野に入れているため、食品のクオリティーの高さと県内随一の品揃えを誇ります。軽井沢観光のついでに買い物に訪れるなら、おすすめは、各種のジャムやドライフルーツ、ジュースなどをラインナップする「ツルヤオリジナル」と「ツルヤプレミアム」の加工食品類。お土産にすれば喜ばれること間違いなし。

  • 14

    教会へと続くアーケードの道に多ジャンルの店が集合。各種のイベントも開催 【チャーチストリート軽井沢】

    旧軽井沢銀座通りと聖パウロカトリック教会を結ぶショッピングモール。名称の由来は文字通り「教会への道」。2階建ての建物の内部にはレストランやカフェ、スイーツなどの飲食店、衣類雑貨や土産物店、セレクトギャラリーショップなどさまざまなジャンルの店舗が集合しています。ストリートとはいえ、歩くのは建物の中なので雨の日も濡れずに安心。また、中央広場ではフリマやコンサート、ライブパフォーマンスなど、随時さまざまなイベントが行われています。

  • 15

    創業以来、伝統的かつおいしいパンづくりを継承する不動の人気店 【ブランジェ浅野屋】

    気候風土や水がパンづくりに適している軽井沢は、美味しいパンの激戦区。そんな中で『ブランジェ浅野屋』の人気は不動。1933年の創業以来、大きな石窯で焼く伝統的な製法で各種のフランスパンやドイツパンを提供。観光客はもちろん、古くからのファンに愛され続けています。店は旧軽銀座通りに面し、軽井沢観光会館の隣。店内にはイートインスペースが用意され、おいしいパンとともに季節の欧風料理やワインも楽しめます。

  • 16

    信州の季節の味わいが堪能できるカジュアルダイニング 【村民食堂】

    星野エリア内の、気軽に利用できるカジュアルダイニング。『村民食堂』という古民家的な名前の響きとは裏腹に、施設はちょっとモダンなスタイル。広いガラスエリアにより、明るくとても開放的な雰囲気です。提供されるのは、季節の素材を用いたメニュー。ランチは定食が主体で、夜は一品料理をアテに地酒などもいただけます。きのこや野菜、信州サーモンや蕎麦など、信州ならではの素材をいろいろ味わえるのも魅力です。

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    宮家の年越し蕎麦御用達! 軽井沢を訪れる誰もがファンになる老舗お蕎麦屋さん 【かぎもとや】

    しなの鉄道「中軽井沢」の駅前に本店を構える蕎麦店。公式の記録によると、創業は明治3年(1870)という老舗。ここを訪れた著名人は数知れず、店内の壁には作家や俳優、歌手などの色紙や写真がところ狭しと掲げられています。店先で打つ本格手打ち蕎麦はしっかりとしたコシがあり、風味豊か。信州ならではの蕎麦の甘みと香りが楽しめます。けんちん汁や天ぷらも人気で、メニューにはうどんも用意されています。軽井沢でお蕎麦を味わうなら、一度は訪れてみたいお店です。

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    “軽井沢の日常”をテーマに15のショップやレストランが軒を連ねる 【ハルニレテラス】

    自生する100本の春楡(ハルニレ)の木を生かし、9棟のモダンな建物をウッドデッキで結んだミニタウン。コンセプトは“軽井沢の日常”。本格イタリアンレストランやベーカリー、カフェなどのグルメスポット、また北欧インテリアの店やジャム・ソース・調味料などを取り扱う食のセレクトショップなどが軒を連ねています。すぐ隣には「野鳥の森」もあり、豊かな自然を味わいながら軽井沢ライフを満喫できるスポットです。

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    高原野菜とジビエ料理が楽しめるカフェ&バル 【軽井沢ベジビエ】

    真鴨や鹿肉などの素材は脂肪分が少なく高タンパクでヘルシー。軽井沢ベビジエはそんな野趣あふれるジビエ料理と、軽井沢ならではの高原野菜を気軽に味わえるレストラン。ランチはサンドイッチやパスタ、サラダが中心で、高原野菜による各種のスムージーはぜひオーダーしたいおすすめドリンク。夜はバルメニューが充実し、お酒も楽しむことができます。ウッディな内装の店内は、天井が高く開放的な雰囲気。軽井沢らしいお洒落な食事のひとときが過ごせるお店です。

  • 20

    こだわりの珈琲で優雅なブレイクタイムを【丸山珈琲 軽井沢本店】

    コーヒーの国際審査員、丸山健太郎氏が創業した珈琲店。今では東京や鎌倉、長野県各地に支店が広がりますが、発祥はここ軽井沢店。1991年にペンションのダイニングを改装してスタートしました。店内は軽井沢らしい木の温もりが感じられる落ち着いた空間で、流れる時間もどことなくゆったり。厳選された個性豊かな豆と、独自の技術で焙煎されたコーヒーの香りにホッと癒されます。こちらではコーヒー豆の販売も行っているので、軽井沢のお土産にいかが?

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