北海道で一番高い場所の温泉!2種類の泉源を持つ「凌雲閣」


2015.03.27

LINEトラベルjp 旅行ガイド

十勝岳の八合目に沸く十勝岳温泉「凌雲閣」は、標高1,280mで北海道で最も高地にある温泉です。露天風呂からは、間近に雲がゆらぎ山の斜面と一体化した季節毎の景色が素晴らしく、大自然のパノラマを見る事ができます。源泉掛け流し、二種類の泉源を持つ温泉でもあり一つの内風呂で二種類のお湯が楽しめます。一度訪れたら忘れられない雲の上の温泉「凌雲閣」をご紹介します。
北海道道291号線を東へ
上富良野駅から約20Km、北海道道291号線のゆるやかなカーブのある斜面を車で登って行くと、風景が少しずつ変わって来ます。周囲の山々の頂上が間近に見え、雲が風にゆらいでいる景色が見えて来ます。
本当にこの山の上に温泉宿があるのかと、不安な気持ちを抱きますが地図を頼りに登ります。標高1,280mの高さに温泉宿を発見した時は、感激するものがありますよ。
「凌雲閣」ここでしか見る事が出来ない風景が!
山の斜面にせり出すように造られた露天風呂は、男女各2つずつあります。濁った茶色のお湯につかると、体全体にしみ渡り、まったりとしばし日頃のストレスを忘れさせてくれます。
同時に標高1,280m、この露天風呂からここでしか見る事の出来ない素晴らしい景色が広がっているのに驚かされます。十勝岳や周囲の山々の山頂が間近に感じられます。
近くで雲がゆらぎ、まるで別世界に来てしまった様な雰囲気が味わえますよ。
春は新緑、夏は力強い緑、秋は紅葉、冬は銀色の雪景色をここから眺めてみたいと思える場所です。
源泉掛け流し、二つの泉源を持つ温泉!
写真は「凌雲閣」の女性内風呂ですが、男女共に浴槽の中に岩があるのが特徴です。また浴槽が二つあるのですが、一つは透明なお湯で、もう一つは茶色の濁り湯です。二つの泉源を持つ温泉なのです。最初に掘削したお湯は透明で、新たに掘削した別源泉は茶色の濁り湯ということです。
無色透明な湯は鉄泉で、成分にカルシウムや硫酸イオンを多く含み、「傷」や「皮膚病」にも良く「肌のキメを整える」などの効果があるそうです。
茶色の濁り湯は、カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉です。「血液循環の促進」「体温上昇及び保温効果」「血管の拡張」などに効果があると言われ、よく温まり湯ざめしにいそうです。
共通効能は、神経痛、筋肉痛、高血圧、動脈硬化、裂傷、疲労回復、慢性皮膚病、うちみ、冷え症など、又両湯共にラドンを含む全国でも珍しい泉質です。
毎分250リットルのお湯が湧き出るという温泉で、源泉をそのままかけ流しています。
源泉掛け流し、二つの泉源を持つ温泉!
写真は凌雲閣の建物のすぐ手前の風景です、生憎の曇り空ですが上富良野が見渡せるビューポイントでもあります。
凌雲閣の後ろは、初夏まで雪が残るの美しい山並みが見られ、例年9月下旬~10月上旬には紅葉が見頃です。
十勝岳の八合目の凌雲閣は、この場所に温泉宿があるだけで登山客やスキー客に感謝されています。
「凌雲閣」開業までの歴史!
凌雲閣の先代の社長・會田久左エ門氏は、看板屋さんをしており自分で作った標識をかついで、富良野岳や十勝岳を飛び回っていました。昭和35年に十勝岳、安政火口を登っている時に、偶然にも噴火口からこんこんと湧き出ている温泉を発見しました。
翌年「ここに温泉宿があれば、登山する人たちはどんなに嬉しいだろう。ゆっくりと疲れを癒す事ができればどんなに良いだろう」という思いから、温泉宿を建てる事を決意して、掘削人夫を雇い3ヶ月かけて温泉を掘り始めました。同時に温泉宿の建設の為、7キロの山道を人と馬だけで荷揚げをしながら、温泉の配管工事を自らの手で行ったそうです。
山を登って入浴にやって来た、上富良野駐屯地の自衛隊隊長さんが、露天風呂の素晴らしさと先代社長の努力に大きな感銘を受け、自衛隊の訓練の一環で温泉までの道路を作ったそうです。
沢山の人々の支援を得た温泉宿は「雲を凌ぐ宿」の意味を込め、昭和38年7月に『凌雲閣』として開業したそうです。
凌雲閣の詳細は下記MEMOのリンクよりご確認ください。」
おわりに
北海道で一番高い場所にある温泉「凌雲閣」はいかがでしたか、露天風呂からの景色や二種類の泉源を持つ、源泉掛け流しの温泉です。
アトピーに効果があり、リピーターが多いのだそうですよ。是非一度お試し下さい。 

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十勝岳温泉 湯元 凌雲閣
place
北海道空知郡上富良野町十勝岳温泉
phone
0167394111
opening-hour
8:00-20:00
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