常磐道全通~南相馬鹿島SAに観光施設「セデッテかしま」オープン


2015.06.03

LINEトラベルjp 旅行ガイド

常磐自動車道は、東京と仙台を太平洋沿岸に沿って結ぶ高速道路で、2015年春に全線開通しました。東北自動車道と並び東北へ向かう第2幹線ルートとして期待されています。
さらに、南相馬鹿島サービスエリアに観光施設「セデッテかしま」が新たにオープン!
東北夏祭りで一番早く開催される「相馬野馬追」をはじめ、地域の観光やイベント情報、ご当地グルメや名産品が勢揃い。福島沿岸地域の魅力をまとめて楽しんで下さい!
東北へ向かう第2幹線ルート~常磐自動車道が全線開通!
全長約300kmの常磐自動車道(以下 常磐道)。最後まで残っていた常磐富岡IC~浪江ICが2015年3月1日に開通して全線開通となりました。
常磐道は、いわき中央ICより北側は暫定片側1車線となり、海岸から離れた丘陵地帯を走ります。東北道に比べて温暖で降雪が少なく、勾配が緩やかで線形も良く、所々に掛かる橋からは真っ青な太平洋も見える快適なハイウェイです。
福島第一原発が近いこともあり、放射線量を表示する「線量表示板(写真)」が設置されていますが、広野IC~南相馬ICを時速70kmで1回通過した場合、胸部X線集団検診(レントゲン撮影)で受ける被ばく線量の約150分の1と低く、安心して通過できるレベルです。
南相馬鹿島SAに、観光施設「セデッテかしま」がオープン!
福島県内の常磐道で、唯一のサービスエリアが「南相馬鹿島SA」です。
開業時は、トイレとガソリンスタンドしか無い寂しい状況でしたが、2015年4月25日に観光施設「セデッテかしま」が新たにオープン!
食事や買い物も出来る様になり、常磐道を通る楽しみが増えました。
施設名の「セデッテ」は、福島沿岸相双地方の方言で「連れてって」という意味で、南相馬市が設置運営しています。
福島沿岸・相双地方の魅力が集結した「セデッテかしま」
「セデッテかしま」に入ると、いきなり騎馬武者が出迎えてくれます。これは国指定重要無形民俗文化財に指定されている祭り「相馬野馬追」を再現した、実物大のリアルろう人形です。
毎年7月下旬に開催される相馬野馬追は、500余騎の甲冑騎馬武者が本気で疾走して競馬や神旗争奪戦で競う、千年以上続く迫力満点の祭りです。
地域を代表する祭り相馬野馬追をはじめ、相双地方(福島沿岸の相馬・双葉地域)の観光紹介やグルメ・土産品を総ナメ出来るのが「セデッテかしま」で、土産処・食事処・コミュニティスペースが揃っています。
福島沿岸・相双地方の魅力が集結した「セデッテかしま」
セデッテかしまでは、B級グルメとして知られる様になった「なみえ焼きそば」や、日本テレビ系列番組の秘密のケンミンSHOWで紹介された「凍天」等、有名になった相双地方のグルメを味わう事が出来ます。
なみえ焼きそば(写真)は、割り箸と変わらない太さの太麺が特徴で、食べ応え満点の焼きそばです。焼きうどんと間違えそうなその姿、是非ご当地でお試し下さい。
南相馬市にも奇跡の一本松「かしまの一本松」
奇跡の一本松と言えば岩手県陸前高田市が有名ですが、南相馬市にも同じように奇跡の一本松「かしまの一本松」があります。
数万本あった松の防風林が、東日本大震災による津波で流失してしまった中、残った一本松はまさに奇跡です。
津波で何も無くなった平原に孤独に立ち続ける一本松。常磐道を降りて立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに、常磐道と並行する一般道「国道6号線」も、福島第一原発周辺の立ち入り禁止となっている地域を通過できます。
ただし、走行出来るのは自動車のみに限定され、オートバイや自転車、歩行者等の通行は出来ません。
「セデッテかしま」相双地方の魅力をまとめて楽しんで下さい
東日本大震災による地震・津波・福島第一原発事故については多く報道されており、皆様も様々なイメージを持っておられると思います。
福島沿岸の相双地方は、人が住める見込みすら立たない地域もありながら、少しずつではありますが復興も進んでいます。
常磐道は、相双地方の希望を繋ぐ復興のシンボルです。通過する分には被ばく線量も日常レベルですし、人の通行や交流の増加は復興を後押しします。
車で東北へ行く際は、相双地方の魅力をまとめて楽しめるセデッテかしま(南相馬鹿島SA)に寄りながら、常磐道ルートを走ってみてはいかがでしょうか。 

セデッテかしま
place
福島県南相馬市
opening-hour
[ショップ]8:00-20:00[フード]…
no image

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