世界屈指の透明度を誇る透き通ったビーチが数多く点在し、”宮古ブルー”としても知られる「宮古島」は、東京から3時間でアクセスできる沖縄県の離島です。
ここ数年で都市開発が盛んに行われる宮古島には、美しい海を眺めながらのんびりと過ごせるリゾートホテルが点在。国内にいながらまるで海外のリゾート気分が味わえると近年更に人気が高まっています。
そこで今回は、東京(羽田・成田)から宮古島へ行くためのアクセス方法「羽田空港からの直行便」・「那覇空港経由の乗継便」を、料金・所要時間・就航スケジュールといった情報を交えて、メリットとデメリットを比較してみました。
唯一、LCC(ローコストキャリア)の直行便が就航している宮古島第2の空港「下地島空港(しもじしま)」へのアクセスや注意事項についてもご紹介しているので、是非参考にしてみてくださいね。
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宮古島の魅力|沖縄本島と石垣島との違い
大小8つの有人島(伊良部島・池間島・来間島・大神島・下地島・多良間島・水納島)を有する宮古諸島。
宮古島は伊良部島をはじめ4つの島と橋で結ばれており、アイランドホッピングを楽しめるほか、”東洋一美しいビーチ”とよばれる「与那覇前浜ビーチ」を筆頭に、沖縄本島や石垣島を上回る透明度抜群の海が点在しています。
サンゴ礁が発達した海では、スローダイビングをはじめとした多彩なマリンアクティビティを楽しむことができ、平地の多い地形を活かした夜の星空観察も人気です。宮古島は沖縄本島や石垣島より南下にあるため、年間の平均気温が23度と高め!
冬でも20度を超える日があり、オフシーズンの旅行でも南国気分を味わえますよ。島内を快適に観光するならレンタカーがおすすめです。
宮古島と伊良部島の間に架かる全長約3.5キロの「伊良部大橋」は、橋の両側に見渡す限りの海が広がる絶景ドライブコース!
通行無料の橋としては日本一の長さを誇っており、潮風を感じながら海の大パノラマを楽しめます。 -
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宮古島の2つの空港|主な移動方法は「飛行機」!
東京から宮古島までは船(フェリー)などが就航していないため、必ず飛行機を利用します。
島内には宮古空港と下地島空港の2つの空港があり、どちらも東京から直行便が就航しています。玄関口である「宮古空港」は、市街地まで車で7分程度と観光に適した立地にあります。
一方、新設のリゾート空港「下地島空港」は、市街地まで車で約30分(タクシーで3,500円程度)かかるため、時間とコストを考慮して利用空港を検討しましょう。「NAVITIME Travel」で2つの空港を含めて検索したい場合は”到着空港をまとめて検索 : 宮古・下地島”をクリック!
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東京から宮古島への移動|飛行機での移動パターンは3つ
東京から宮古島まで、飛行機での移動方法は3つあります。
①直行便
→JAL/ANAを利用して東京(羽田)から早朝&昼発、宮古島(宮古)着
②乗り継ぎ便
→東京(成田・羽田)から那覇空港・新石垣島空港・関西空港を経由して宮古島(宮古)着
③直行便+陸路
→LCCを利用して東京(成田・羽田)から宮古島(下地島)着、陸路で市街地へ
次章では、それぞれのパターンでアクセスした場合のメリット・デメリットを比較していきます。 -
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①東京から直行便で行く場合|JAL・ANA利用
東京から宮古空港への直行便は羽田空港発(JAL/ANA)から全3便就航しています。
▶「羽田空港」-「宮古空港」
航空会社:日本航空(JAL)往復ともに1便 / 全日空(ANA)往復ともに2便
所要時間:約3時間5分
どちらの航空会社も航空券代金の差はあまりありません。
往路航空会社 経路 便数 羽田(HND)ー宮古(MMY) 成田(NRT)ー宮古(MMY) 毎日1便 日本航空(JAL) 6:40 → 9:55 なし 毎日1便 全日空(ANA) 7:45 → 11:05 なし 毎日1便 全日空(ANA) 11:55 → 15:10 なし 毎日1便
復路航空会社 経路 便数 日本航空(JAL) 宮古(MMY)ー羽田(HND) 宮古(MMY)ー成田(NRT) 全日空(ANA) 12:00 → 14:35 なし 毎日1便 全日空(ANA) 16:10 → 18:45 なし 毎日1便 【メリット】
・時間ロスが少なく楽に移動できる
・受託手荷物や事前座席指定などの機内サービスに追加代金がかからない
・ANA/JALのマイレージを貯められる
【デメリット】
・就航本数3便と少ないためスケジュールが固定される
・3便のうち、2便は早朝発のため公共交通機関でアクセスできない場合がある
・乗り継ぎ便よりも航空券代金が高い
早朝便を避けたい場合▼
日本航空(ANA)利用がおすすめ!
一番長く現地に滞在したい場合▼
往復日本航空(JAL)利用がおすすめ!
しかし始発電車では国内線の空港チェックイン時間に間に合わない可能性があるため、注意が必要です。ANA JAL チェックイン 20分前 - 手荷物預け 20分前 - 保安検査場 15分前 15分前 搭乗口 10分前 10分前
※JAL/ANA各カウンターの締め切り時間
GWや夏休みなどの繁忙期は空港チェックインカウンターが非常に混むため2時間前迄、通常時期でも50分前までには到着しておきましょう。『スーパーバリュー75』の料金例
【早割がオトク!】
通常時期は39,000円前後(1名)の価格設定ですが、『スーパーバリュー75(早割)』を利用すれば2万円を切る価格で購入可能!
直前で購入するよりも半額近く安い金額で購入することができます。
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②東京から乗り継ぎ便で行く場合|JAL・ANA・LCCなど利用
東京(羽田・成田)から乗り継ぎで宮古島へ向かうには、那覇空港・新石垣島空港・関西空港を経由する方法があります。
一番スタンダードな那覇空港経由は、羽田・成田どちらの空港からもアクセス可能です。
▶「羽田空港」-「那覇空港」-「宮古空港」
▶「成田国際空港」-「那覇空港」-「宮古空港」
航空会社:JAL/JTA/ANA/SKY/SNAなど
所要時間:約5時間~東京(羽田・成田)から那覇間は毎日30本以上(早朝6時半から夕刻20時以降発)と数多くの便が就航!
那覇から宮古島(宮古)までは15本就航。およそ50分であっという間に到着します。
往路は直行便、復路は乗り継ぎ便、LCCと大手航空会社などの組み合わせも可能です。
【メリット】
・LCCと大手航空会社との組み合わせが可能
・直行便より安くで、繁忙期でもリーズナブルに旅行できる
・羽田・成田どちらの空港からも就航しているためアクセスしやすい方を選択できる
・出発時間の幅・便数が豊富なのでスケジュールが自由自在
・各乗り継ぎ地で観光できるためお得感がある
【デメリット】
・直行便よりも移動時間がかかる(目安プラス2時間~)
・最低乗り継ぎ時間※を考えてスケジュールを組む必要がある
※同一日内の乗り継ぎには、空港や航空会社によって必要な最低乗り継ぎ時間が定められてます※
→「NAVITIME Travel」なら最低乗り継ぎ時間を満たした便&最短での乗り継ぎ便を一括で表示&予約できるため安心!【注意事項】
乗り継ぎ地点で預けた荷物が必要となる場合には、出発地点での手続きの際に事前に伝えておきましょう。
系列航空会社利用の場合は、基本的に経由地での返却はなく、最終目的地までの預かりとなります。
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③東京から直行便+陸路で行く場合|LCC利用
東京(羽田・成田)から直行便+陸路で行く場合には、宮古島第2の空港「下地島空港」を利用します。
下地島空港へは羽田・成田から各1便ずつ、LCCが就航しています。
▶「羽田空港」-「下地島空港」
航空会社:スカイマーク(SKY)1便
所要時間:2時間50分航空会社 経路 便数 羽田(HND)-下地島(SHI) 成田(NRT)-下地島(SHI) スカイマーク(SKY) 11:05 → 14:35 なし 毎日1便 ジェットスター(JJP) なし 08:30 → 12:15 ※
※11月以降週3便(水金日のみ)/ 3月20日より毎日運航
※運航スケジュールは2021/10/31〜2022/3/26の場合
▶「成田国際空港」-「下地島空港」
航空会社:ジェットスター(JJP)
※11月以降週3便(水金日のみ)・3月20日以降は毎日運航
所要時間:3時間10分航空会社 経路 便数 下地島(SHI)ー羽田(HND) 下地島(SHI)ー成田(NRT) スカイマーク(SKY) 18:45 → 21:25 なし 毎日1便 ジェットスター(JJP) なし 12:00 → 14:35 ※
※11月以降週3便(水金日のみ)/ 3月20日より毎日運航
※運航スケジュールは2021/10/31〜2022/3/26の場合
JAL/ANAと比べると半額近い金額で利用できるLCC。最安値は1万円を切る価格で購入可能です!「NAVITIME Travel」で検索した場合の「羽田空港」-「下地島空港」料金 一例
【メリット】
・就航キャリアがLCCのため航空券代金が割安
・下地島空港は、宮古空港と比べてマイナーな空港のため、宮古空港までの直行便がない場合にも空いている場合がある
【デメリット】
・就航本数が少ないためスケジュールが固定される(毎日2便)
・受託手荷物や事前座席指定など機内サービスに追加代金がかかる
・大手航空会社と比べて座席間隔が狭い
・到着空港から宮古島市街地までが遠い(車で30分程度)
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宮古島アクセスのまとめ
宮古島へのアクセス解説はいかがでしたでしょうか?
上記で述べたように、直行便と乗継便、利用する航空会社によってそれぞれ逆のメリット・デメリットがあります。
できるだけ時間を短縮したいという方には最短経路で飛ぶ「直行便」が人気です。ビジネスでの利用などはサービスが充実している大手航空会社の直行便を選ぶ方が多いでしょう。
一方「乗り継ぎ便」は、現地までの時間はかかるものの、航空券の値段がお安く抑えられることが最大のメリットです。1日の就航便数が多いため時間の自由もききます。
《おすすめパターン》
・効率重視・ビジネス利用=直行便、大手航空会社
・価格重視・時間がある=乗継便、LCC
予算やスケジュールなどを考慮して自分にあった航空券を見つけましょう。
また、宮古島内の移動にはレンタカーがおススメです!
シーズンになると観光に来る人でいっぱいとなるので、早めに予約しておくと安心です。
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