2016.7.12更新

日本料理の確かな技が生み出す、こだわりの鯨料理

どおぞの

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日本人が古来より食してきた鯨肉。かつて給食で出されていた時期もありましたが、近年は目にする機会も少なくなりました。しかし、ここ大阪には鯨肉料理の人気店が! 北新地にある「どおぞの」では、「鯨はりしゃぶ鍋」(商標登録)をはじめ、板前の確かな技で調理された刺身やユッケ、ステーキ、カツなど、数々の鯨料理がいただけます。

上質な鯨肉のみを使った鯨料理。まずは刺身で召し上がれ

どおぞの

鯨肉は、捕獲後の処理の仕方が異なるため、輸入ものと日本の調査捕鯨船が捕獲したものでは味が違います。「どおぞの」では生臭さが少なく、格段に味がいい、日本の調査捕鯨船が獲ってきた鯨肉のみを使用しています。
さらに、鯨肉とひと言でいっても、鯨の種類や部位によって食感や味はさまざま。この店では、クセが少なく食べやすいヒゲクジラのなかでも、主にミンク、イワシ、ニタリ鯨の肉を扱っています。その日の仕入れによってどれが食べられるか変わるので、違いを楽しむ常連さんも多いとのこと。
鯨肉の部位ごとの違いを楽しむには、やはり刺身が最適。5種盛りでは、赤身や尾の身、鹿の子(下あごの付け根)、さえずり(舌)、本皮が味わえます。

鯨の旨味を余すところなく堪能する「鯨はりしゃぶ鍋」

どおぞの

名物は、なんといっても「鯨はりしゃぶ鍋」です。大阪で鯨の鍋といえば、水菜と鯨肉を煮たはりはり鍋が知られていますが、こちらの鍋は、水菜と鯨肉のしゃぶしゃぶです。
カツオと昆布、そして隠し味の生姜のしぼり汁が効いた出汁に、まず本皮を入れます。本皮には旨味たっぷりの脂があり、出汁の風味がさらに豊かになります。ちなみに、本皮から脂を取ったものがコロと呼ばれます。脂が出てきたら、水菜や赤身、鹿の子をサッと出汁にくぐらせ、山椒が効いた特製の七味でいただきます。
上質の鯨肉は臭みがなく、マグロとも牛とも違う独特の強い旨味があります。しゃぶしゃぶはさっと火を通すだけなので、鯨肉の素材の味が堪能できますよ。

どおぞのの基本情報

住所 大阪府大阪市北区曾根崎新地1-5-6 新地VIPビル1F
アクセス JR東西線「北新地」駅より徒歩1分 
JR大阪環状線「大阪」駅より徒歩5分 
地下鉄四つ橋線「西梅田」駅より徒歩3分 
地下鉄御堂筋線「梅田」駅より徒歩5分
各線「淀屋橋」駅より徒歩8分
お問い合わせ 06-6345-5221

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