日本料理の確かな技が生み出す、こだわりの鯨料理
どおぞの
定番
グルメ
日本人が古来より食してきた鯨肉。かつて給食で出されていた時期もありましたが、近年は目にする機会も少なくなりました。しかし、ここ大阪には鯨肉料理の人気店が! 北新地にある「どおぞの」では、「鯨はりしゃぶ鍋」(商標登録)をはじめ、板前の確かな技で調理された刺身やユッケ、ステーキ、カツなど、数々の鯨料理がいただけます。
上質な鯨肉のみを使った鯨料理。まずは刺身で召し上がれ
鯨肉は、捕獲後の処理の仕方が異なるため、輸入ものと日本の調査捕鯨船が捕獲したものでは味が違います。「どおぞの」では生臭さが少なく、格段に味がいい、日本の調査捕鯨船が獲ってきた鯨肉のみを使用しています。
さらに、鯨肉とひと言でいっても、鯨の種類や部位によって食感や味はさまざま。この店では、クセが少なく食べやすいヒゲクジラのなかでも、主にミンク、イワシ、ニタリ鯨の肉を扱っています。その日の仕入れによってどれが食べられるか変わるので、違いを楽しむ常連さんも多いとのこと。
鯨肉の部位ごとの違いを楽しむには、やはり刺身が最適。5種盛りでは、赤身や尾の身、鹿の子(下あごの付け根)、さえずり(舌)、本皮が味わえます。
鯨の旨味を余すところなく堪能する「鯨はりしゃぶ鍋」
名物は、なんといっても「鯨はりしゃぶ鍋」です。大阪で鯨の鍋といえば、水菜と鯨肉を煮たはりはり鍋が知られていますが、こちらの鍋は、水菜と鯨肉のしゃぶしゃぶです。
カツオと昆布、そして隠し味の生姜のしぼり汁が効いた出汁に、まず本皮を入れます。本皮には旨味たっぷりの脂があり、出汁の風味がさらに豊かになります。ちなみに、本皮から脂を取ったものがコロと呼ばれます。脂が出てきたら、水菜や赤身、鹿の子をサッと出汁にくぐらせ、山椒が効いた特製の七味でいただきます。
上質の鯨肉は臭みがなく、マグロとも牛とも違う独特の強い旨味があります。しゃぶしゃぶはさっと火を通すだけなので、鯨肉の素材の味が堪能できますよ。
どおぞのの基本情報
住所 | 大阪府大阪市北区曾根崎新地1-5-6 新地VIPビル1F |
---|---|
アクセス | JR東西線「北新地」駅より徒歩1分 JR大阪環状線「大阪」駅より徒歩5分 地下鉄四つ橋線「西梅田」駅より徒歩3分 地下鉄御堂筋線「梅田」駅より徒歩5分 各線「淀屋橋」駅より徒歩8分 |
お問い合わせ | 06-6345-5221 |
この記事を紹介した人
NAVITIME Travel編集部
こんにちは。NAVITIME Travel編集部では、定番の観光スポットからちょっとニッチな穴場・隠れ家まで、旅行・出張のついでに立ち寄りたいおすすめスポット情報をみなさんに幅広くお届けします。
観光でも仕事でも、おでかけ前に記事をチェックしてもらえれば意外な発見があるかもしれませんよ。
NAVITIME Travel編集部 の他の記事
- 【2020年】ご利益別!東京の神社13選をご紹介
- 渋谷駅近ながら座席多めで電源、Wi-Fi完備。使い勝手抜群の穴場カフェ
- おいしく食べて、おいしく飲んで、迫力の試合を観戦しよう!
- ランチやお茶休憩に利用しやすい京セラドーム周辺の開放的なカフェ
- コンセプトは医食同源。薬膳餃子を中心に拉麺や各種の健康料理を提供
- シンプルイズベスト、これぞ王道! 餃子本来のウマさに誰もが納得
- 500mにわたってアーケードが延びる宇都宮最大の元気な商店街
- 宇都宮城の歴史と文化が学べ、人々の憩いの場としても人気
- 迫力の名瀑。一度は見ておきたい日本を代表する絶景のひとつ!
- 本格的な装備は不要! 気軽に茶臼岳登山や雄大な景色が楽しめる