名古屋名物・台湾ラーメンは汗だらだらの激辛仕立て
味仙
グルメ
「名古屋にはご当地ラーメンがない」と言う人もいますが、さにあらず。近年の名古屋めしブームで掘り起こされた名古屋のご当地ラーメンが「台湾ラーメン」です。「どうして名古屋なのに台湾ラーメン?」という素朴な質問はさておき、ニンニクのきいた刺激的な激辛風味は、「濃い味好き」な名古屋人のハートをがっしり掴んで離しません。
店内に所狭しと並ぶフィギュアは日々増殖中!
台湾ラーメンの元祖といわれるのが、台湾料理のしにせ「味仙」です。名古屋市千種区の今池本店を筆頭に、名古屋市内や中部国際空港にも店を構えています。
名古屋駅エリアにも数店舗があり、そのうちの1軒が「名古屋駅前店」。駅前といっても駅からは少し離れていて、柳橋中央市場に近い下町感覚あふれる雰囲気は、どこか穴場的。黄色いネオンに吸い寄せられるように入店すると、店内はいつも多くの客で賑やか。調理する香ばしいにおいが、いつも店内に漂っています。
これは辛い! でも食べるほどにクセになるのが台湾ラーメンの醍醐味
当初は、従業員のまかない料理だったという台湾ラーメン。その味が客の間でも評判になり、店の看板メニューに成長したといいます。
スープそのものは鶏ガラベースのあっさり醤油味。しかし麺の上にどっさりトッピングされている肉ミンチから、辛みエキスがじわじわと染み出し、刺激的な味わいを満喫できます。ミンチはニンニクと醤油ダレで長時間煮込まれ、辛さに加えてコクも満点。少し甘めな麺との相性が抜群のこの一品は600円で提供されます。
ちなみに丼は小ぶりですが、麺の量は十分1人前あるのでご安心を。辛さ控えめにすると「アメリカン」、プラス100円でより激辛な「イタリアン」という遊び心のあるネーミングも気が利いています。
ほかに名物料理が多数。味仙ワールドを満喫しよう!
味仙の人気メニューは、台湾ラーメンばかりではありません。あんかけではない台湾風の酢豚、手羽先唐揚げならぬ手羽先煮込みなど、どれもピリ辛。
そんななかでも、味仙に来たなら必ず食べておきたい料理が青菜炒めです。高温の中華鍋で一気に炒められたホウレンソウはアツアツのシャキシャキ。ニンニクがきいた後を引くおいしさで、スープまで飲みほしたいほど。辛くないので誰でも食べられます。
ビールが進む味わいばかりで、名古屋に来たら必ず立ち寄りたくなってしまう磁力を持つ店です。
味仙の基本情報
住所 | 愛知県名古屋市中村区名駅4-17-4 |
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アクセス | 市営地下鉄桜通線「国際センター」駅4番出口より徒歩2分 JR各線、私鉄各線「名古屋」駅より徒歩6分 |
お問い合わせ | 052-551-4748 |
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NAVITIME Travel編集部
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